表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
280/349

第280話:カミングアウト大会実施中


※明日の投稿はお休みとなります。第281話は、2/1公開です。

※話数と投稿日を合致させないと、予約日時の確認がやりにくいのですw

※カクヨムみたいに、カレンダ形式で予約できるようにしてほしぃいいいっ。



 雪枝さんと、美里さんのカミングアウト。


 女性同士の、って。


 ふわぁ……。


 LGBTQ、だっけ。


 あたしの事もあって、学校でも倫理の時間に、さらっとそういった内容の説明が、あった。


 あたしの事は、棚に上げるとして。


 範疇としては、レイちゃんも、そうだよね。


 それに、雪枝さんと美里さん。


 なんだか、意外と、身の回りに、って感じもしなくは、無い。


「そうだったんですね……確かに、わたしも少し男性には苦手意識ありますし、うぅん、でも、女性ですか……」


 母さんも、思うところはあるよね、きっと。


「そうねぇ、沙綾さんのお話も、少しお聞かせいただけるかしらぁ~」


「あ、はい。えっと……お恥ずかしながら……」


 雪枝さんと、母さんの会話を。


 あたしと、雪人さん、美里さんで見守る形に。


 この人たちに、なら。


 母さんの話をしても、問題無い、よね。


 母さん自身も、その判断で。


 語るは、母さんの、昔話。


 と、言うか、あたしの出生秘話……。


 そして、絡んで来る、母さんの、元の家。


 母さんを、追い出した、家。


 そっか、母さんの旧姓は、九重(ここのえ)なんだ……。


「何、なに? なんの話~?」


 うわ。


 アカネさんを囲んで話をしていた女性陣が。


 ひと区切りついたのか、こちらに興味を持たれたらしく。


 アカネさんも含めて、皆さんやってこられて。


 つられるように、男子チームも。


「わたしとぉ、美里の話をしたから~、今度はぁ、沙綾さんのお話、聞かせてもらうところ~」


「あ~、ウチらもアカネさんから雪江さんと美里さんの話、聞かせてもらったよー。真綾ママの話って……あ、例の話かー」


 金髪子先輩に、他の女性陣も、うんうん、と。


 ただ、レイちゃんとミツキさんは、きょとん。


 なので、ミツキさんが。


「何の話?」


「あぁ、真綾ちゃん出生秘話?」


 そう来ましたか、金髪子先輩……。


「ほぅほぅ、詳しくっ」


 そして食いついて来られますね、ミツキさん、それにレイちゃんも……。



 ちらっと見ると、男子チームは、少し遠巻きに、見てる感じ?


「うっ……さっきの事もあるし、では……」


 母さんも、覚悟を決めて


 語られますは、母さんの、東雲女子(しの女)時代からの、お話。


 大学生と合コンして、お持ち帰りされて、あたしが、って。


 その後、実家を追い出されて、今の園田の家に引き取られた、と。


 皆さんの、驚きの合いの手をはさみつつ。


 母さんの語りが、終わり。


「なるほど、自業自得の部分もなきにしも非ずだけど、ずいぶんとご苦労なさったのね」


「まさかぁ、好きになった男性(ひと)がぁ、元の家の関係者、だったなんてぇ……」


 運命は、過酷よね。


 雪枝さんは、そう結ぶ。


「それにしても、男性が苦手なわりに、あのホンダってヒトにはぞっこんだったみたいだけど?」


 美里さんの、疑問に、母さんは。


「本多さんって、なんとなく、男性っぽくない感じがするって言うか、話していても、同性みたいな感じで気軽に話せたんですよね、だから惹かれたのかしら?」


 いや、母さん。それって。


「それって、つまり、女性でもオッケーな感じじゃないです?」


「あ……」


 母さんも、何かに気付かれたご様子で。


「うーん、どうかしら。本当の女性ともまた違うし……あぁ、でも」


 母さんは、さらにまた別の何かに気付かれた模様。


「雪人さんや真綾(うちの子)みたいな男性なら、とっつきやすいかも、ですね」


 あぁ……。


 なるほど。


 そう来ましたか。










※これ書こうとして、既出の整合確認したら、沙綾の昔話が、二回出てて、整合取れてなかった事に気付いてしまい、54話と171話を少し修正しています(自滅

※54話:母さんが先輩たちに自分の過去話をして注意喚起(大学時代→高校時代に修正)

※171話:母さんが真綾に過去話を再度(真綾が初めて聞いた風になってたを修正)


あはは……プロット無しのいきあたりばったりで書いてるから、過去話を忘れているとこういう事態になりかねず(自滅)


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ