『出来るだけ憂鬱になりたくないという、内的衝動』・・・『詩の群れ』から
『出来るだけ憂鬱になりたくないという、内的衝動』・・・『詩の群れ』から
㈠
憂鬱より、楽天的な生き方のほうを、選ぶ選ばないの選択の余地がある。
あるよりは、無いよりも、あるほうが、ありがたい、ゴッド?
㈡
また、自身の水中時計は、巻き使用のため、永久に運動を止めない。
止めないことが、人生を止めないことの様に、俺は死んでも、水中で生き延びる、精神のみか。
㈢
こんな時世なら、憂鬱になったほうが負けだろう、と天から声が聞こえることはない、自分で思い込むだけだ。
水中にまだ居るだって?
それは、魂の精神の、つまり、いやあ、何を言いたいのか分からないなら、死後の俺を水中に葬ってくれ。
㈣
内的衝動は、どこまでも続くのが、楽天的だろう。分かるだろう。