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響く音

最近、読んでくれている方が増えててうれしいです!

これからも頑張りますので、ご愛読お願いします!

(ここはどこだ?)そう思いながら、ムーンは周りを見渡していた。周りには、誰もいなく、ムーンはベットの上でしばらく座っていた。


コンコン


部屋のノックが、ムーンしかいない部屋に響きムーンの恐怖心を作った。

部屋は広いが、窓もなくベットが1つとドアが1か所あるだけだった。ムーンはノックに反応せずにクスライダを使った。


・・・クスライダで見ても廊下しか分かんないし、さっきのコンコンというのは何だったんだろう??

とりあえず、外に危険なものまたは危険な人物はいないようだな。シャイト達を捜しに行くか。ここがどこだかもちゃんと調べないようにしないといけないしな。

ガチャ・・・トントントントン・・・


誰もいない、先の見えない廊下にムーンの足音だけが響いた。3部屋くらい見て行ったとき、足音ではないいつも聞いていたような音が、静かな場所を響いていた。


「・・・誰か、いるのか??」


「・・・・」


「いるんだったら、返事をしてくれ!」

さっきより、大きな声で下への階段に叫んだ。


「・・・・」


―いないのか?

・・・でも、なんかこの音を聞いていると安心して落ち着いてきた。

何でだろう・・・

いや、やっぱ少し怖いな・・・


「・・ぅーん、ムーン?」

下の方から、ルランっぽい声が聞こえた。


「!?ルラン、ルランいるのか?」

びくッとするくらい驚いたが、ルランの声にすぐ返答した。


「うるさいわね!!」

すぐ横から、大きな声を出し怒っているような女性の声が聞こえた。

ムーンが、横を見ると寝間着姿のシャイトがいた。


「・・・ムーン!!シャイトも起きてる~??」

やはり、この声はルランでよさそうだ。よし、という顔をしながらゆっくりシャイトの方に顔を向けて、うなずき。


「おーいどっちも起きてるぞー!」

階段の下の方に向かって、思いっきり叫んだ。シャイトは、こっちを睨みながら耳をふさいでた。


「ムーン、うるさい。」


たったったっ

―やはり、この大きな屋敷は自分の家みたいだ。でもやっぱ、ここは広いんだなって今実感した気がする。


「よし、シャイト下に行こう。」

シャイトの方を向いて、階段をさしながら。にっこり言った。

シャイトは、機嫌が悪そうだったのだが、下に行くと聞いてにっこり笑ってくれた。


タッタッタッ

―いやー・・・ご飯作んないといけないのか・・・

めんどくさいな。


「ムーン!シャイト!」

元気に、ナイトがシャイトとムーンに抱き着いてきた。

その横にエクスが来て、ナイトの耳元で何かを囁いた。

そしてナイトは、急ぎながら台所に行った。


「エクス、どうしたんだ?」


「ん、そうよ、ナイトに何言ってたの?」

シャイトが、腕を組みながらエクスを睨むように見た。


「フフッ、それはこっちに来て。」


―な、なんなんだ?さっきから・・・・

ていうか、俺たちってクリアによってここまでいろいろなことがあったんじゃないのか??


エクスに導かれて、俺たちは食堂へと向かって行った。


「エクス!シャイト!おめでとう!!」

シャイトと俺は、一体何があってこうなったかが分からずいた


―ど、どういうことだ?


「・・・ちょっと!ど、どういうこと!?」


「あのね、クリアと戦ったときあったよね?そのことは、覚えてる??」

シャイトと、俺は戸惑いながらうなずいた。

「あのね・・・その時から、4日たったの」

シャイトも俺も混乱してしまった。


「えっ?えっ?」

混乱している俺たちは、ほぼ言葉を発せないくらいびっくりした。


「お、落ち着いて??とりあえず、簡単に説明するとシャイト達は久しぶりに起きたから、おめでとうって事。だから、一回ご飯食べよ?」


「・・・あ、ありがとう、エクス。」

―エクスのやわらかくて暖かい声を聴くとなんか、ほっとする。・・・そっか、4日もかかっていたのか。こういうのなんか、うれしいな。


俺たちは、結局俺とシャイトが寝ているときの事をナイトが精一杯喋っているのを微笑みながら聞いていた。


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