表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/37

お人形 《ナイト》

「・・・・・・・・ヤッタ~ボクイイコダ~オネエサンダイスキ~」


「あっ!・・・まぁ、ちょっとは予想できたけど、ま、まさか本当になるって・・・!」


「ワァーナイトダー」


「ヤッホームーン~アイタカッタヨ~」


「フフッ、あら双子ちゃんなのになぜ、そっちの男の子は来ないのかしら?」


「お前のところなんか行くか!」


「そうよ!ルランまでも、そっちに行かせるわけないじゃない!」


「さぁ、クリアさんわたくしたちのお仲間のムーンとナイトを返しなさい」


ナイト!ナイト!も、もう・・・何でこっちに来てしまったのだろう。

でも、あとの3人は、大丈夫そうだし、もし、クリアが1人で解決してくれたら良いんだが、俺とナイトは操られている状態だから下手したら、俺らがシャイト達の敵になってしまうかも・・・


「フフッ・・・いやよ。」


「何、笑っているの?」


「いや、そうやって仲間を助けようとしている姿おもしろいな~って思って。」


「はぁ!俺らは、ムーンとナイトちゃんを助けるために頑張ってんだよ!」


「・・・何?あんたは、人と戦いたいの?」


「フフッ、私はムーンさんが欲しいだけ。」


「何で?」


「えっ?だって、異世界から来てるのよ?あっ、そっかエクスもシャイトも一緒のとこから来ているもんね?でも、良いのムーンさんだけで。」


「な、何で、それを知っている?」


「えっ?だって急にあなたたちが、落ちてきたの見てたもの。それから、あなたたちの方に、情報屋をたまに入れて、エクスも異世界から来たって知ったの。」


あっ、そうだったんだ・・・

ていうか、俺ら落ちてきたように見えてたんだ。あまりにも、周りの人の反応が弱かったから、最初は見えないようになってんだとすっかり思ってた。

そしたら、他にも俺らが落ちてきたのを見て居た人もいるのか?

あっ、クリアの俺の魔法がちょっとゆるくなった・・・

これだったら、心に語るとこが出来るかも。


「”今だったらいけるかも!”」


「ム、ムーン!?あっ!」


「あら、ムーンさん?いきなり何やっているのでしょうか?」


うっ!ま、また、きつくなった。ナイトの方は大丈夫なのか?

・・・ナイトもきつくなってしまったぽいな。

まぁ、ルランもまだナイトとそう変わらない年齢だしな。

間違えてもしょうがないけど、ナイトもきつくなったのはかわいそうだな・・」


「もう、めんどくさいわ。いつまで、立ち話をするの?疲れたわ。私は、向こうに行くわ。2人を連れてね。こっちには、来ないでくださいね?」


「な、ちょっと!何やってんの!」


「こちらには、来ないでください。」


「はぁ!何言ってんのよ!ちょっと、どいてもらうわよ!」


「??????」

バンッ!


ん?なんか、おかしい言葉言ってカードを出した。

しかも、結構硬そうで、広い。

うっ!?・・・あっ、そうだ俺は、ナイトと一緒にクリアにつり出されてるんだった!うっ!さすがに、シャイトやエクス達から離れるのは、危険かも、でもどうやってクリアから離れれば・・・・

・・・あ、あれ?ナイトは、妙に落ち着いてる。まぁ、魔法のせいっていうのもあるかもしれな・・・かったけど・・・。

それは、なさそうだな。

ナイトは、もしかして最初からクリアの作戦に気づいてた?

そして、それでクリアを利用した?

だってあいつも、魔法されてるはずなのに、今はすっかり隠し笑いしているしな。


「クリアサマ、チョッとマッてクダサい。」


「・・・どうしたの?ムーンさん?」


「サイラントクラッシュ。」

バーン


「ちょ!ど、どうなってるの!?」


「ナイト!」


「・・・しょうがない、

”神よ、闇よ、暗よ、今こそ誰が王か知るがいい、さぁ、我が使えるがよい こい 我が使えし者どもよ”」


「”私達は、我が身を捧げ、ナイト様をお守りします”」

    

「な、何で起きてるの!?」


やっぱり、クリアは俺に力を使いすぎてナイトの方は弱かったのか。

うっ・・・でも、やっぱり俺の方は、強くなったか。

・・・ヤバい、の、乗っ取られる!

・・・・・・

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ