洞窟への冒険(中)
な、なんだ?ルランが帰ってきたのか?だったら、良いんだが・・・いや、さすがにそんなことがないと、予想して俺は、さすがに剣でも用意しとくか!火風剣っていう名前の、剣技も試してみたいし!
「はぁ~! ’火風剣’ 」
ボャァ!
す、すごい!剣に、火がついてる!しかも、その周りに、台風みたいな、小さな風が、巻き付いてる!
これで、ここにいる魔物を!
「ふぁ~」
「わ~!」
「!?・・・ナットタイン!」
カキッ~ン!カキッ~ン!カキッ~ン!
児玉が、うる・・・ってる、ルラン!
・・・どうやって、止めたんだ?いや、その前に、謝んないと!
「ルラン、すまん!」
「・・・いいよ、俺も防げたし」
優しい、でも 目つき!あれ、絶対恨んでる!まぁ、当たり前なんだけど
「あっ、何やってんの?」
「ん?ただ、探索してただけだよ。ナイトちゃん。」
「ふぅ~ん、そっか、二人だけでみんなを置いて行ったんだ?」
「・・・う、うん、ごめんね?」
「別にいいよ?僕たちは、いんないってことでしょ?」
「そうゆう事じゃ・・・」
「それより、さっきすごい音なってたけど?どうしたの?
大丈夫?」
「あ~、大丈夫だ!」
「そう、なの?なら、よかった!」
「おう、心配してくれてありがとな!」
「そんなの、当然じゃない。」
やっさし!
やっぱ、シャイトは、たまに、優しいな・・・
「・・・たまに?」
「たまにじゃなくて!」
「まぁいいわ」
よかった!
怒ってないんだな、ふぅ~。
「とりあえず、奥へ行ってみようぜ。」
「うん、そうだな、ナイトちゃん、今日も前に、行く?」
「うん!昨日楽しかったし!」
「そうか、じゃあ俺と前いくか!」
「うんん、今日は、エクスと前に行きたい!」
「えっ!わ、私?」
「うん!エクスと、一緒に行きたい!」
「エクス、言ってやれ。」
「うん、分かった。でも、私で大丈夫かな?」
「エクスは、強いんだから、大丈夫だろ!」
「じゃあ、ルラン行くか!」
「分かってる、」
?なんか、ルランの気が悪いような気がする・・・?
ただの、気まぐれか?
でも、さっき、悪いことしちゃってしな・・・怒って当然か。
バサッバサッ・・・・カキッ
「ふぅ・・・・・たいへんだね!」
「うん、大丈夫?ナイト」
「大丈夫だよ!もっと、奥に行こうか!」
「・・・」
後ろの方は、全然喋れね~・・・・
前の列は、結構喋ってるけど・・・仲いいな~、あっ、じゃあ、シャイトと喋ればいいんだ、後ろの方で、黙ってるから、忘れてた。
「シャイト、大丈夫か?」
「大丈夫じゃないわよ!後ろから、モンスターが湧くんだもの!」
「えっ?」
ホントだ!湧いてる、湧くもんなんだな!
あっ、じゃあ、この機会に俺が後ろに行けば、良いんだ!
「シャイト、じゃあ俺も、後ろに行けばいいんじゃないか?」
「えっ!ま、まぁそっちの方が嬉しいけど・・・」
「俺は、大丈夫だし、お二人さんで仲良く狩ってれば?」
「ほら、ルランも、こういってるわけだし・・・な?」
「じゃあ・・・」
「ていうか、よくこの量を、一人だ倒してたな」
「そんなの、余裕よ!私を、誰だと思ってんのよ!」
「えっ??」
「な・・・私は、光の女神 シャイト・グローリよ!」
「あ~、はいはい、そうだったね。」
「そうだったね、じゃないわよ」
「フフッ」
「ちょっと、何笑ってんのよ?」
「いや~なんか、シャイトを見てると、面白くて」
いや~シャイトは、やっぱ面白いな~前に現実のことをエクス兼美香のおかげで、思い出したけど、昔と変わらないんだよな~
まぁ、美香もだけど、思い出すだけで、ちょっと笑っちゃうわ~
「そ、そう?面白いのかしら?」
「何話してんの?後ろ、大変なことになってるよ?」
「え?・・・わ~ほんとだ!」
ヤバい、話過ぎててきずかなかった
って!なんだこれ、ん?剣が浮いてる!
「な、なんだこれ?」
「あ~そいつ?透明な・・・その大きさからいうと、ゴブリンかな?」
「あ~ゴブリン・・・って剣持ってんじゃん!」
「うん、ゴブリンだって、剣くらい持つよ?」
「あっ、そうなんだ」
危ない気もすっけど、こっちは、魔法使えるから別にいいや
・・・まぁ、ちょっと強いかも。これで、魔法が使えるゴブリンが出てきたらヤバいかもな。
「まさかだけど、魔法の使えるゴブリンとかいないよな?」
「ああ、いないよていうか、いたら瞬殺だぜ?」
「確かに、そうだな」
ふぁ~、そろそろ眠くなってきた。
もう、夜なのかな?
そうだ、勝手に身についた、謎スキル”クスライダ”を使うか、説明書でわ、’心で強く思って目を開く・・・’としか、書いてないんだよな~
やってみるか、’ク ス ラ イ ダ’・・・
わっ!スゲ~、見たいところが、よく透けて見える!
なるほど、こうゆ―スキルか、で、今は、夜か~
「みんな、今は、夜だからそろそろ寝よ!」
「うん!」
「で、あの~今日のご飯いる?」
「ぼっくは~だいじょうぶ~!」
「俺も、あんまお腹減ってないな・・・」
「私も、大丈夫!」
「一日くらい大丈夫よ!」
「よかった、じゃあ無しで、お休み~」
はぁ、明日はちょっと豪華にしてみようかな?
あと、レベルとかスキルも確認しよ