洞窟探しの旅
ガサガサ
な、なんだ!また、スライムか?
「ぐぉぉぉぉ!」
「・・・え?な、なんだ!」
「ゴブリンよ!」
グサ
「・・・」
「あ、あれ?倒してよかったんだよね?」
「うん」
なんだろう?・・・うん?何かある、ゴブリンが落としたのか?
は?ゴブリンの牙?なにこれ?
「あっ、それって1個あると、受付で100ドーラもらえるやつだ!」
「えっ!そうなの?」
「うん、なかなか持っているゴブリンっていないらしいよ?初めて見たけど、とげとげしいんだね!」
「確かにあぶないな・・・先に当たったら痛そうだな」
「これ、どうやってしまうの?」
「カバンとかに入れるだけだけど、」
あっ、それでいいんだ、破けないようにそっと入れないと、
丁寧に丁寧に、
「どんどん進もう!」
―3時間経過―
結構探してるけど、洞窟なんてなくね?ここら辺をずっとぐるぐるしてるような気もするし、そろそろ限界だな・・・
「・・・ふぅー、さすがに疲れたし、肉とか、お金になるものとか、ゲットできたんだから、帰ろうぜ?」
「・・うん、そうだよまた明日もこよ?」
「えー!でも、帰るのも大変だからさ!今日は、ここで野宿しようよ?」
「だ、だめだよ、ナイトちゃん!風邪ひいたら大変だし、ここら辺危ないし!」
「でも、野宿したじゃん?」
「あの時は、安全だったから。」
「・・・確かに、家に戻るのには、相当時間かかるし、あしたきたとしても、ここまでになる可能性が高いな」
「ちょッ、ムーンまで・・・じゃあ、野宿するか、」
さすがの、ルランも、反対はしてたけど、押しに負けて、ため息つきながらだけど、賛成してくれたか。
やっぱ、優しいな
「やった!野宿だ、野宿だ!」
「ムーン、これで、ナイトが、野宿ばっか好きになったら、ムーンのせいだからね?」
「ナイト?風邪ひかないでね」
「うん、大丈夫!」
はぁ~・・・寝られないなー
そうだ!敵が来ないように、見張ってようかな~
ガサガサ
な、なんだ?・・・・
「ぷはっ~!」
「わ!・・・アリク?こんなところで、何してるんだ?」
「俺は、遊びに来ただけだけど?で、こっちにおもしろいのが、あるって聞いたから、ついでに、来ただけ」
「そ、そうか」
・・・どうしたんだ?ナイトたちの方ばっか見て
「この人たちって?」
「あ~、アリクに、紹介してないっけ?右からシャイト、ナイト、ルラン、エクスだ!シャイトは知ってるだろ?」
「あー、・・・えっ?こっちの人じゃないの?」
「えっ?そっちは、エクスだぜ。」
「へー・・・」
アリクが、エクスの方ばっか見るようになったな~・・・
ま、まさか、惚れた?・・・いや、確かに顔は、小さいし目は、丁度いいくらい、きれいで、スタイルもいいけど・・・っ!?何、考えてんだ!
ー2時間後ー
コケコッコー!
「アリク、付き合ってくれてありがとな!」
「嫌々、お礼なんていいよ?・・・じゃあ、今日も無理って感じで!
じゃーね!」
「じゃ―な!」
はぁ~、しかし、今日は一睡もしてないからな・・・途中で疲れそうだな
ハハッ
「おはよー!ねぇ、早く洞窟行こうよ!」
「おう!ナイトは、元気だな!」
「おはよ~・・・」
「ルラン?」
ねむそうだな~、朝に弱いのか?
「おは~!」
やけに、シャイトが、元気だ・・・アレ、シャイトって朝弱くなかったけ?まぁ、強くなったんだったら、それもそれでいいんだけどな。
「おはよう、ムーン」
「おう、おはよう!エクス!」
「じゃあ、みんな起きたし、行くか?」
「うん、早くいこいこ!」