スキル作成?
がたっ!
な、何の音だ?
「ま、まだなんかあんのか?」
「な、無いはず・・・」
1、2、3、4、で、じぶんをあわせると5人と、モフフンと、リクリンもいるから、全員いるはずなのに・・・
ま、まさか今度は、本物!?・・・
い、いや、そんなことないはず・・・
「ナイト、夜感知してくれ。」
「いや、それは無理。」
「な、何でだ?」
「もう朝だよ?僕の効果は、夜しかできないの」
「じゃあ、どうしよう・・・」
「ちょっ、ちょっと待ってよ!私がいるじゃないの!」
「あ~そっか、シャイトも光感知出来るもんな!」
「忘れてたの?」
「と、とりあえず、玄関の方に使ってくれ!」
「分かった、分かったわよ!・・・ン?あ、アイツは!」
ガチャ!わっ!・・・だ、誰?きれいな、女性に見えるけど?でも、格好からすると、ま、魔術師?
「ちょっといいですか?」
「ダメよ!あんたみたいなビターララには、浄化するしないわ!」
「お、おいシャイトちょっと待て!びたーらら?ってなんだ?」
「何?そんなことも知らないの?この世の、一番とも言っていいほどの、ビター・クラクトの手下の手下の事よ!」
「ち、違います!わ、私は、そう思われてるだけです!信じてください!」
「?・・・まぁ、シャイト落ち着け!」
「だ、だめよ!私が作った境界も壊されてる!」
「えっ?境界なんてありました?」
「ほら、やっぱり駄目だよ!」
「いや、いや、本人も悪気はないんだから!」
「・・・わかった、今日は、許してあげる!じゃあ、帰りなさい!そしてここに来ないでよ!」
「はい・・・」
「ねぇ、ちょっと!用事あったから来たんじゃないんのかな?」
あっ、確かにいいのかな?
「・・・良いです。」
「で、でも、もうこいつのせいで、来られなくなるから?」
「でも、忘れちゃたから・・・」
「そっか、じゃあ・・・シャイトがいないときに来な?」
「いいんですか!はい!」
あの子、意外とテンション高いな・・・
「ねぇ、ボク、エクスの事で、すご~く気になってることがあるんだ!」
「ん、なぁに?ナイト?」
「改めて思うけど、エクスは、一応姫?なんだよね?」
「違うぞ?エクスは、女王なんだ!」
「でも、そこで気になることは、あるじゃない?」
「まぁ、確かに・・」
「えっ?気になる事って何?」
「エクスは、どうやって女王になったかだよ!」
「えっ?」
「あ~確かに、それは、僕も聞きたい!」
「俺も、聞きたいし、ナイトちゃんも言ってるんだし、話してあげたら?」
・・・おれ、結構、エクス・・・いや、美香のこと知ってたつもりだったけど、聞いたことなかったや、どうやって女王になったか・・・
「えっと、簡単に言うと、王の子供がいて、その子が消えて、私と似てて
”私は違いますよ”
って言ったら、
”分かっている、しかし住むところもないのであろうここに、住んでくれ!”
って言われたの、だから、子供として住んでたら、女王から
”これからは、あなたが女王よ美香・・・いや今日から、エクス・ミャートよ”
って言われちゃって」
悲しい話なのか?エクスの表情が悲しそうだぞ、俺だったら喜ぶけどな?
「へ~、エクスもそんなことがあったんだな」
大変だったんだろうな~
「まぁ~、そんな話は置いといてね?今日は、寝よ?」
「うん、お休み~」
~ 次の日~
「おはよ~」
「おはよう!ねぇねぇ今日さ、洞窟行きたい!」
ナイトは、きょうも、元気だな~!
「ど、洞窟?何でだ?ナイト、用事でもあるのか?」
「ううん、ただ、冒険者ぽいところ行きたい!」
「う~ん、まぁ、みんなを起こして、まずは、ご飯だ!」
「うん!僕起こしてくるよ!」
「じゃあ、作るか!」
トントンじゅ~
よし!できた!
「じゃあ、いただきま~す」
「ねぇ、みんな僕今日ね!洞窟行きたい!」
「俺は、ナイトちゃんが、言うんだったら、良いと思うけど?」
う~ん?はぁ・・・
「じゃあ、行くぞ!洞窟に」
「でも、どこの?」
「あ~・・・俺も、分からないからな~?ルランとか、ナイトとかは、知らないのか?」
「あ~僕は、なかなか外に出てなかったから分からないや」
「俺も、仕事がずっとあったから分からない・・」
う~ん、そっか、どこかに聞けば、分かるか?
でも、何処に?
「今日は、洞窟じゃなくて探検するか!」
「うん!それも、楽しそう!」
「よし、それという事で、早く行くぞ」
「うん!」
しかし、どんな、冒険になるんだろ?
めんどくさくなったら、どうしよ?空飛べる奴なんていないか・・・
いや、一応聞いとくか?
「なぁ、スキルで空とか飛べるか?」
「飛べるわけないでしょ!」
「そうか・・・」
「それがどうしたの?」
「いや、迷子になったらどうしようって」
「「「「・・・・」」」」
な、何で、こんなに急に静かになるんだよ!
お、俺が、恥ずかしいじゃねぇかよ?
「ムーン、凄く顔赤いよ?大丈夫?」
「だ、大丈夫だよ!」
「ほんとに?」
「シャ、シャイトなんだよ!にやけて!」
「ん?なんでも~♪」
「で、どうすんだよ!探検!」
「じゃあ、とりあえずいこ?」
心配だな~、まぁ、ちょっと楽しそうだからいいか!探検は、何があるか分からないもんな!最悪、野宿かな?
「ほら早く早く!」
ナイト楽しそうだな!ん?エクス?
「エクスどうかしたか?」
ラりナート
「いや、私千里眼持ってるよ?」
「ラリナート?」
「あっちの世界でいうと、千里眼みたいな感じだよ?」
へ―なるほど!しかし、最近は、モンスターが出ても、俺活躍しないんだよな~はぁ~チームワークよすぎだろ・・・
いや、良いんだけどな~俺も、活躍したいな~
「なるほど、お任せをフフ」
だ、誰だ!だ、誰もいない?
「ムーン!ぼぅーてっしないでよ!」
「ああ、ごめんごめん!」
まぁ、こいつらと離れるわけが・・・
ガタッ
「えっ?・・・」
「どうしたの?エクス?」
「ごめん、今日いけない」
「はぁ?とりあえず、訳を話せ!」
「ごめん」
「待てって!言うまで離さないからな!」
「ムーン・・・、お、王様が倒れたって・・・行かないと、私以外にいないから・・・」
「分かった、今日は、冒険は、やめようここにいるから、大変だったときは、呼んでくれ!」
「そうだぞ★いつでも呼んでいいよ!体調良くなったら冒険いこ!」
「そうだぞエクスさん!いつでも頼ってくれ、仲間なんだし!」
まさか、戻ってこないなんてないだろうし、大丈夫だろ!
「あっ、シャイト!今日は、点検の日だよ!」
「そうだ、行かないと!じゃあ、早く行かないといけないからムーン、ルランよろしく!」
あ~あ、行っちゃった・・・ま、まさか・・・
「な、なんだよムーン!」
「い、いや」
そ、そんなことないよな!
「あっ、電話だ!はい、はい、大丈夫です。ムーン、ごめん」
「な、なんだ!」
「いや、森の事で、大変なことが起きて、行かなきゃ!」