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俺の行方

トラックにひかれて異世界に転生などのよくありそうなことが起こった、普通の会社員・和田利治 チートを使って、女神と異世界を旅することになった。旅する中で色々な問題を抱えてる仲間達も増えた、

旅するごとに分かる、様々な『問題』ー町のヒーローになったり、悪人になったりで、帰りたいなども思う利治

ー俺は絶対に%#$&#$を守って、日本に帰るんだ!

俺の名は、和田わだ 利治としはるだ。

俺の職業は、普通?の会社員だ。家では、オンラインゲームばっか、やっている・・・というか、やり始めて1か月、操作がいまだに分かんない、だからまだ弱い、いつか本当の異世界に行ってみたい、馬鹿っぽいけど、それが子供の時からの『夢』だ。


キキィードン!


―あれ、俺どうなったんだ?落ち着くんだ・・・まず、状況を把握しよう 俺が持ってんのは、服・・・アレ?スマホも、かばんもない

 ここも、うす暗くてどんな感じなのかわかんないしなんだよこのぽわぽわして光っているのは! 


「おはようございます、利治様」


「・・・はぁー!?お、俺どうなってんの!」

焦りながら、頭を抱えた。


「まぁ、当然嘘に感じますが、あなたは、トラックにぶつかり、今は、記憶が飛んでいる状態です。あなたに2つの、選択を出します。」

少女は、そんなやつを見ても冷静に発した。


―ん?ま、マジで!というか、誰だよ!

 ・・・初対面で、こんなに可愛い子にきつい言い方しちゃったかな?


「・・・早く、お願いします。」

・・・少女も冷静では、無かった。

俺は、何を?と思い、悩んだ。が、少女は何も言わずにずっとみてくるだけだった。


「あの…何をですか?」


「あれ?言いませんでしたっけ?」

少女はキョトンとした顔で、聞き返した。

それに対し、俺は頷いた。


「すみません、え、えっと、

 1つ目は、今の世界にいく、でも、記憶は、無いです。

 2つ目は、異世界?まあ、今の記憶をそのまんまで、違う世界に行くことになります。」

何かのマニュアルを見ながら、焦っていた。


―・・・い、異世界!よっしゃ!夢がかなう!


「じゃあ、俺は異世界に行きます。」

目の前にいる少女は、びっくりしていた。


「異世界でいいんですか?命の危険的にはやばいですよ?」


ー今まで異世界に行くと言った人はいなかったのか?

俺が、考えていると霧から何か出てきたようだった。

そして、少し話していた。


「すみません」

少女はしょんぼりした暗い表情をして、こちらへ向かってきた。


「え、どうしたんですか?」


「こちらのミスで、向こう側の人が起こそうとして失敗してしまい、こちらに、来てしまったそうです。」


「えっ・・・別にいいです。異世界に行くんで」


「よかった、あっ、ありがとうございます。

 お詫びに、好きなものを何でも、持って行っていいですよ。」

少女は、微笑みを取り戻した。


―どうしようかな?俺、剣とか慣れてしな・・・

 あっそうだ、アレにしよう


「”なんでも”って言いましたよね」


「えっ、はいそうですけど。」


「では、お金、魔力をください。」


―よっしゃ!これで、どんな敵でも倒せる!

 もしかしたら、いろんな所に写真が貼られて、人気者になるかも。

 たのしみだな!


「・・しはる様、利治様!」


「えっ!!!、あっすみません。」


「すみません、1個だけにしてもらえますか。」

ちょっと焦った様子で、利治に話した。


「じゃあ、なんでもではないんですね・・・」

俺がしょんぼりした感じに言うと、少女は困り顔をした。


「えっ・・あ~もういいです。お金と、魔法の力をあげます!」

少女は、諦めた様子でほぼ放棄した。


「いいんですか?」


「いいです、もともと私の責任ですし。

だけど、ひとつ注意です。魔力が多いからと言って、最初から飛ばしすぎると、制御しきれなくなって下手したら死にます。」


―死ぬ…のか…。まぁ、最初からなんでも出来るって訳ではないだろうから、大丈夫だと思いたいな。

そうだ!この少女も、連れて行けるのかな?

「ちょっと待って」


「・・・はい」

疲れ気味の返事をした。


「君も、連れていく」

イケボ風の声で指をさした。


「あ~、分かりました、では、行きます

 『和田利治よ、あなたに、無敵 お金 魔法の力 女神のシャイト・グローリを渡す  

では、いけ勇者よ二度とここには来るな』

・・・てっアレ、わ、私!?ちょ、ちょっとまってよ!ほら!後輩ちゃん!止めて!」

知能レベルを少し上げたように言った。が、言い終わった後で行っていることに気づき、焦った。


「すみません、シャイトさんこれは、要望なので!では!」

違う女神が出てきて、シャイトに手を振っていた。

シャイトと利治は徐々に空中に浮いていった。

手を振っていた女神は光で見えなかったが、”ポニーテール”だった。


―やったーこれで仲間が出来たー

 よしバンバン行くか!簡単♪簡単♪

 おっ、町が見えてきた!

 よし、到着したか!


ドン!!!!!


「いった!え、え、本当に来ちゃったの!」


「お~こんな感じか」


いかにも、異世界というような風情の噴水前に来ていた。獣人や冒険者という格好をしている人をみて、俺は感動していた。そして、ポケットのほうに手をやると多くの硬貨らしきものがあった。

俺は、少女も感動してるのかな?と横を見ると涙目になっていた。


―ん?

 あ、あれ、この子泣きそう、えっえっえっ、ちょっと待って!


俺は、どうすればいいか迷い、オロオロしていた。


「うっ、うぇーん、何で連れてきたの」


「いや、ご、ごめん」


―こんなに泣くとは・・・

 なんか、本当申し訳ないな・・・


「ど、どうにか戻れないの?」


「戻れるわけないじゃない!」


「本当ご、ごめん」


「…しょうがないわね、起こってしまったら後戻り出来ないし」

涙を拭き、切り替えた。


―本当優しいな・・・

 それに比べて、俺は・・・


「まあ、自己紹介をするわね。私は、光の女神シャイト・グローリーまあ、私の事は、シャイトって言ってよろしく」

シャイトは、手を伸ばした。


―シャイトか・・・可愛い名前だな。

しかし、あの白い空間にいた時よりフレンドリーな様子で話しやすいな〜


 ぐぅー・・・


「あ、お腹空いた?」


「うん・・」

顔を赤めながらうなずいた。


―可愛いな


「じゃあ、食べに行こうか」


―ここっぽいな!何がある・・・?

 あ、あれ!?シャ、シャイト!


俺たちは、食堂っぽい店に入った。

メニュー表のようなものを広げ、何があるのかを見ていると、シャイトは店員さんを呼んで次々と注文していた。


「私は、これと、これとこれあれも」

余裕の表情で、次々と指をさしていく。


―お、多いな。沢山食べ過ぎじゃないか?

 ・・・お金大丈夫かな?


「ありがとうございます!お会計は1万ドです。」

店員が明るい笑顔で言うと利治の顔は、死んでいた。


「え!」


―"ド"ってなんだよ円のことか?そしたら、日本円で1万円って考えでいいのかな?

 どうしよう、このまんまにしたら、お金が無くなる!!!


「あ、あのさぁ」

恐る恐る、シャイトに話しかける。


「ん?」


「お、俺たちのお金、無くなってしまうから、もう少し、抑えてくれない・・・」


「無くなるわけないじゃん?だって、お金欲しいって言ったし。」


「もしかして、この袋から出せばいくらでも手に入るのか?」


シャイトが食べながら頷いた。


[[緊急事態発生、手の空いている冒険者様はすぐに行ってください]]


―ここ冒険者ギルドだったの?

利治の目に輝きが宿った。

「よし!行くぞ!」


「どうして、そんなに張り切ってるの?」


「あ、あのお客様」

恐れながら、話をかけてきた。


―美人の受付っぽい格好をしたお姉さんが、この世界にもいるんだな~


「はい」

今日一番かもしれないほどのイケボで返事をした。


「冒険者カードを持っていますか?」


「い、いえどうやって、作るんですか?」


「こちらの、水晶玉に、手を当ててください」


「はい」


「え、スキル100越えだし、レベルも850、失礼しました!撃退をぜひお願いします!」


「え、あっ、はい。シャイト、なんて言えばいい?」

魔法のことがわかってないのでシャイトに聞いてみた。


「レクリルエーションって言ってみ。そのくらいだったら死なないから。」


俺は、シャイトに言われた通りに爆発を想像して言った。

「レクリルエーション!!」

ゴゴゴゴゴドーン


「こ、これは、あの最上級魔法レルだ!」


「あの黄龍も倒せたぞ!」


「ど、どうやって、お、お前初心者だよな」

周りが騒ぎ出した。


「はい、そうですけど」

焦りながら、冷静に答えた。


[[[[え~っ~!]]]]


「あ、あの!魔力大丈夫ですか!?」


さっきのお姉さんが話しかけてきた。

俺は、マジマジと見られて緊張し、ただただ頷いた。


「はぁ〜」

俺は、一気に疲れが溜まって大きなため息を着いた。

するとシャイトがこちらを睨んできた。


「…ごめん、イラついた?」


「いいよ、べつに怒って無いし」

膨れ顔で、利治を睨んだ。


「えっ、そうなの」


「で、どうしたの?」

利治のキョトン振りにシャイトはイラつき、きつく言った。


「さっき、レルってやつを、使っただろどうして使えたのかなって?」


「あ~、あれさ、まだまだ序の口だよ」


「えっでもさ、最上級魔法って言っていただろ」


「あっ、こっちの世界じゃまだ、広まってないんだ」


「えっそれってなに?」

興味深々で聞いた。


「エミーナコンチェルスって言って。あっでも、今はやめてね」


―ふ~んどのくらいの強さなんだろう?

 楽しみだなぁ

 きっと、強いんだろうな・・・


「ねぇ何、ぼーとしてんのよ、まずは、私も冒険者カード作んないと

 それに、寝どころも確保しないと、どうするの?」

冷静にシャイトは、利治に伝えた。


―そういえば、この子の冒険者カードも、作らないと・・・

 この子の言っている通り寝どころも、必要だな〜


「よし!行くぞ!」

シャイトの手を引っ張って、受付らしきところに行った。


「手をこの水晶玉にあててください」


―な、なんか周りに、人がいるんだけど恥ずかしいな・・・


ポォワーン

水晶玉は、優しい光を放った。


「えっ・・・」


「どうよ私の力は」

シャイトは、自慢げに言った。


「お、おいシャイト、レベル1だしスキルも1だぞ・・・」


―えーこの子こんなに弱いの・・・

 どうしよう?この子可愛いのに、まぁ、可愛いほど弱いからその通りだなきっとこれから、高くなっていくだろう

 きっと・・・多分

 あ、アレ、やっぱ泣くだろうな


「・・客様、お客様!職業は、何にしますか?

 失礼ですが冒険者は無理ですね」


「え~じゃあ、どうするのよ、私!もうー」


「とりあえず、お前は農民になれ!」


「・・・分かったわ」

諦めて、農民になることにした。


「えっと、では、農民でよろしいでしょうか」


「はい・・・アレ、でも利治はどうするのよ?」

にやにやしながら、聞いた。


「あ~、俺は冒険者として、誰かと組むわ・・・

 俺と組みたい人!」


みんなが一斉言う。


「俺が」 「私と」 「僕と」


―すげーな、俺

 こんなにいるとは、どうしようかな

 じゃあ


「レべル20の人、これでも多いな50の人、まだいる

 100の人、あっ君だけ?そっかじゃあ、組んでくれるかい」

徐々にレベルを上げていった。


―お願いお願い


「・・・はい」

びっくりした様子で、一拍おきに言った。


「ありがとう!」


「あ、あの私の事はエクス・ミャートなのでエクスとでも呼んでください」


「うん、よろしくエクス」

手を握り、フレンドリーに接した。


「あ、あのあなたの名前は?」


「あ、俺は利治だ」


「よ、よろしくお願いします。利治さん」


「利治で、いいから」


「はい、利治」


―わ、笑った可愛い

 可愛いし、きれいだし、強いなんて言う完ぺきだ



初めての作品第一話!ここまで、読んで下さりありがとうございます。

まだまだ、分からないことがありますので感想なども書いていただくと幸いです。

毎週水曜日の8時ごろに更新をさせていただいてます。

宜しくお願いします。

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