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輪廻転生

しばらくして再び実験マウスが必要となり 

秋山が選ばれた

秋山は諦めていた、そして希望も持っていた

これでネズミから解放されるという

そして、未知のワクチンを打たれて悶え苦しみ逝った

死んだ秋山は神の目の前にいた

そして、秋山は衝撃的な事を言われた

神は「再びネズミとして頑張れ」と一言だけ

秋山は懇願したが、神は鼻で笑いこう言った

「私は国民の為になるよう頑張るように言ったはず、貴殿が打たれた薬は失敗に終わった最低限成功するまで、もしくは孫に祈れ」と 

秋山は絶叫した、そして厚かましく政治家としていかに国民に尽くしていたか嘘100%で神に慈悲を求めるのであった

しかし、それも鼻で笑われて終了した

「なるほど貴殿は、増税をし天下り組織を増設し、飢えた国民よりも世界平和英雄賞を求めて海外支援をし、下らんイベントの誘致に尽力し海外組織のおこぼれを貰い、娘を使い王国建国に尽力したのだな、ご苦労な事だ」

神は呆れながらに言う。

秋山は「天下り組織だって働けない官僚のために、国に尽くした官僚を」と必死で弁解するが、神はこう言った「天を下ると書いて天下りか普段貴殿達が自分をどう思い、国民をどう見てるかこれほど雄弁な言葉もないだろう」

秋山はそこを突かれると思わず絶句した

そして、神に減らず口を叩く「神であるなら人を憎まず罪を憎んでほしい」と

しかし神はこう告げる「その人間がいなければ罪は存在しなかった、人を憎むのは当然の権利である」と

秋山は孫に頼れとはどう意味なのかと、藁に縋る思いで神に尋ねた、神は軽薄な笑みを浮かべ「貴殿がネズミから抜け出せる方法は二つに一つ、一つは貴殿の一族が悔い改め人に尽くす事、もう一つは貴殿の王国が滅ぶこと

幸い貴殿の孫は無能であり、希望を託すなら孫に託すがよい、それとも貴殿の一族は悔い改めるか?」

秋山はすぐに答えを悟る、悔い改める可能性は0であると

秋山は分かっていた、人は生活水準を下げるのは容易ではないと

一般人なら、金の問題等でやむなくと言う話が出てくるが、政治家は違う

税金という打ち出の小槌があるからである

何かにつけて足りないといい増税や、課税を行い自分の生活を守る

それらは、日常茶飯事であり生活を守りたい、それなら可愛げがあるが下手をすると兄弟親子仲が悪いので別邸や渡り廊下を作りたいと言うだけで企業献金を求めたりもした

企業献金なら、一般人は関係ないように思えるが企業からしたら金銭の喪失であり

それを補填するため値上げやステルス値上げを強行するしかないのだ

神は口を開く「でも貴殿は幸運な方だよ、貴殿は無能な孫が王国を崩壊させれば解放されるのだから、君を虐めていたボスネズミ菊中純一は後何年ネズミをやるんだろうね?」

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