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妖精族に転生した元男の私は勇者達からスキルを回収する  作者:
1章 ポンコツ気味の女神からの信託と勇者一行
5/58

定期連絡

2021年2月 一部文章と、魔族の説明を書きたしました。


2021年7月 一部文章を書き足しました。

 私、湊 祐介は転生して、300年程が経過した。


 この300年の間に何と!大きな戦争等が5回も起きて、その全ての戦争に介入をして早期解決のために奔走し回った……


 まあ戦争を解決すると言っても、基本的に武力を使わないと解決は不可能だったが…

 また私は300年程で見た目は5歳から8歳位になって、身長も15センチ程伸びた。


 他にも300年で私は変わった所が幾つかある。


 まず一つ目は名前である。


 転生して2日ほどたって落ち着いた頃、私はふと“新しい世界に来たのだから、名前を変えてみよう„と思ったのだった。


 数時間ほど悩んだ末に、“クロノス„に決めた。ちなみにクロノスの由来は、前世オタクになるキッカケになったアニメのキャラクターの名前だ。


 二つ目は強さである。


 自分でも言うのはなんだが、元々の肉体のポテンシャルの高さもあって世界最強とまでは言わないが、少なくとも前世で俺を殺した男は多分今だったら、寝ながらでも余裕で倒せる気がする。


 ちなみに他にも、家にあった本等から魔法、錬金術、魔法道具の作り方等、色々な事を学んで新しい魔法を創作したり、武器や、魔法生物、ポーション等を作れるようになって、最近平和な今とても良い趣味になっている。


 三つ目は記憶能力だ。


 今の良い点は、姿が子供に戻ったお陰か記憶力が上がったこと。


 これは幼女になったメリットの一つなのだが、それを差し引いても見逃せない問題もある。


その一つとして、一人称の変化だ。 


 確か転生して数年程は、“俺„を使っていたのだが、いつの間にか“私„になっていたのだ。


 しかも直そうと意識していても、なぜか私を使ってしまう。


 …これはもう一種の呪いだ!


 その他にも心、趣味の問題がある。


 私は時折森の外に出るのだが、その時町で見た人形や、森で見た小動物等を“かわいい„と思ってしまう!


 前世では覚えている限りでは殆どないと言うのに。


 このままでは心まで女の子になってしまう!そう思いながら抵抗しようと思ってたが、打開策が無いためとても困っている。


 そして、最後の変わった点は、新しい“家族„ができた事だ。


 私の家族は二人でどちらも私と同じで人間では無くて魔族と吸血鬼……


 どちらとも、前世だと悪役としての印象が多かったけどとっても良い子!


 ちなみに魔族は、頭に角のような物が付いていて、それが無ければ見た目は、ただの人間だ。


 吸血鬼に至っては、見た目は完全なただの人間で、前世の地球の吸血鬼とは違って、太陽に弱い事や、十字架が苦手とかは無いが、寿命が相当長く、また血を飲むとは言っても、食べる意外の栄養摂取方として、血を飲むだけだ。


 そして何よりも、2人はとってもかわいくて、私の事を色々手伝ってくれているのだ!


 まあ300年程で変わった所はそれくらい。


 そんな事を考えていると、森の奥に来ようとした侵入者を倒しに行ってくれた私の家族が帰って来たようで、表の玄関の扉が開いた音がした。


 「ただいま戻りました、お姉様。」


 堅苦しいような言い方で挨拶をしたのが、見た目が17、8くらいの水色の髪のロングでAカップの魔族の女の子、メルナだ。


「ただいま、お姉ちゃん。」


 メルナとは違って、堅苦しいような言い方では無くて、普通の挨拶をしたのが、黒色の髪でショート、胸はGカップ位ある吸血鬼の女の子、ベルだ。見た目は16、7歳位だ。


 ちなみに、メルナは魔族の村の村長の娘で、ベルは吸血鬼達を束ねていた王の娘で、二人とも戦争で家族が死んでしまったから私が引き取ったのだ。


 実はこの2人は見た目は20歳よりも下だが本当の年齢は今年で255歳というおばあちゃんだ


 かく私も今年で300歳だが…


 「お帰りなさい、メルナも、ベルも怪我して無い?」


 「私は接近戦をしましたが、かすり傷一つ受けていませんので、安心してください」


 「私も、敵から離れて戦ってたから、特にケガはしていないよ。」


「よーし!それを聞いて安心したわ。さて二人が帰って来たことだから夕ご飯にしましょう。」


「「はい!」」


 二人は嬉しそうに返事をすると、私と一緒に食堂に行って晩ご飯を食べ、風呂に入って、それぞれ自分達の部屋に戻って、自由に好きな事を始めた。


















 ベッドに入って、眠りについてどれくらいの時間が経ったのだろう、突然私は床から天井まで全て白い部屋で、目覚めた。


 「久しぶりですねクロノス。」 

 

 目が合ったのは、私を異世界に送り込んだ女神、張本人だ。


 「…女神か…そうだったな定期連絡の時期だったな。」


 私は迷惑そうに言うと女神はいきなり大声で説教みたく話しはじめた。


 「そんな不機嫌そうにならない!」


 「その不機嫌そうになっている原因がお前だよ!」


 私がそう言い返すと女神は拗ねたように唇を尖らせた。


 「別に良いじゃん、性別を変える…は大きな事だけど、自分の事を呼ぶ時、“俺„から、“私„に変えた位だから、たいした問題じゃないでしょ。」


 「私から見たら、たいした問題じゃなくないの!毎回言っているけど、早く戻してくれない!」


 するとそれを聞いた女神は、さっきまでの拗ねた感じの表情から、悪意のある微笑みになった。


 「嫌よ、それの方が面白いじゃない。」


 「…私の口調を戻さないと、あなたの指示聞かないようにするから。」


 「じゃああなたの心をちょっといじって、男の人と絶対に結ばれるようにさせるから。」


 「すみませんでした、それだけはお辞め下さい。」


私が手のひらを返したように謝ると女神は偉そうな態度をとりながら、話す。


 ちくしょう、なんて世の中だ。あんなのに女神させるなんて、人材不足にちがいない。


 「フフン、それで良いのよ。

 まあそんなことよりも、5年が経ったけど地上では大きな争い事とか起きていないよね?」


 「時々私か、2人が森の外にある国に行って、情報収集してるけど戦争とかの類いの噂は聞いていないね。」


 そう言うと女神は安心したようにな表情になった。


「120年前みたいに、私のうっかりミスは無いようね。」


 ちなみにこの女神は、5年後までの未来を見る事が出来るらしいが、

仕事が忙しい?らしく、これまでに2回起きる事を伝え忘れたのだ。


 ただのうっかりだと思うが、いくら何でもやらかし過ぎだ。


 女神なんてクビになってしまえ。


 「じゃあ定期連絡はこれで終わりね、また5年後に。」


 そう言うと私は再度意識を失ったのだった。



































「…完成だ!おいお前、王様を呼んでこい!」


高級そうなローブを着ている男が、近くにいた助手のような男に、そう指示を出した。


「これで我が国は、大陸を統一できるぞ!そして私の出世は確定だ!フハハハ!これほど嬉しい事は無い。」












魔族についての補足

人体能力は人間と大して変わらない

そして人間と決定的に違うところは、頭に角が生えていて、人間より魔法を使うのが上手い、人間の約10倍以上余裕で生き、魔力が高ければ高いほど長生きをする。

そして他の種族とあまり関わらずに特徴がある


だが魔族は奴隷としての価値が高く、270年程前におもに人間達が、魔族の村等を襲って奴隷にする事があった。



吸血鬼についての捕捉

吸血鬼は、他の種族よりも人体能力が高い。そして見た目は人間と変わらない。そして、吸血鬼は魔族のように魔法を使うのが上手いという特徴がある

しかし、吸血鬼は子孫を残すという意識が余り高く無いため、数が他の種族よりも少ない

だが、吸血鬼は魔族同様に奴隷としての価値が高く、270年程前に主に人間達が吸血鬼の村を襲って奴隷にする事があった。また、その時に吸血鬼の国が滅んでしまったという歴史もある


ちなみに、この世界の吸血鬼は地球の伝承のように日の光に弱い、姿が鏡に移らない等の、地球の吸血鬼のような特徴は当てはまらない




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