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妖精族に転生した元男の私は勇者達からスキルを回収する  作者:
2章 公都の女剣士と錬金術士
32/58

レウーラ公国10

投稿遅れてすみません……


そして今回は短いですがご容赦ください


タイトルをつけ忘れていました



模擬戦が終わった後、尚樹は練習場を元に戻している様子を座って見ていると失神した人の介護と破損した鎧の申請、武器の片付けが終わった理恵が私の座っている隣に座った


「クロノスちゃん!私の勇姿みた!?

魔法と同じくらい格好よかったでしょ?」


理恵は息を荒くしながら私にそう聞いてきた


「うん!おねーちゃんへいしのひとをかんたんに倒していたね

とっても格好よかったよ!私もおおきくなったらおねーちゃんみたいな、きしさんになりたい!」


理恵は満面の笑みで私の頭を撫でながら


「そうかそうか!じゃあお姉ちゃんが騎士として少し稽古をつけてあげよう!」


理恵は立ち上がり、私の腕を掴み肩車をした


「しゅっぱーつ!」


理恵はそのまま走り出した


テンション高いな…


そんなことを私は肩車されながらそう思った


















「とーちゃく!」


肩車されたまま数分、倉庫と思われる大きな平屋の前で理恵に下ろされた


「おねーちゃん、ここでなにを練習するの?」


「クロノスちゃんは気が早いねぇ。ここにはタダで鎧が使い放題なんだから

折角だから鎧を着けてやりましょう!」


理恵はまた私の腕を掴み平屋に一緒に入った


平屋の中は鎧や剣、槍などがきちんと立て掛けてあったりして、入ると鉄の匂いが若干した


「確か革の鎧がどこかに……」


理恵は平屋の奥にどんどん進んだ


私はそれについて行こうと思ったが、行ったところで邪魔になるだけだから待っていることにした



2分程待っていると、理恵が私を呼んだ


私は理恵の声のした方へ歩いて行くと、理恵が辺りにある鎧より2回りくらい小さい革の鎧と2本の木刀を持っていたを持っていた


「これくらい小さかったらクロノスちゃんでも着れるでしょ?」


理恵はかがんで、私の体に鎧を装着させた


「うん、ぴったり」


私と理恵は平屋から出て練習場に戻って、理恵は私に素振りや簡単な打ち込みを2時間ほどやって帰った


















辺りが完全に暗くなった真夜中


私はひっそりとベッドから出て念のため防音の結界を部屋に張り、理恵の腹に拳を入れた


理恵は苦しそうな顔をして青くなり吐いてしまった


私は魔法収納袋からスキルを回収する指輪を取り出すと、理恵の体が光り出した


(というか瀕死とかそれくらいになるまで弱らせる必要無かったんだ……

申し訳ないことをしたな)


そんな事を考えていると光が収まった


私は理恵を肩に担ぐと部屋を出て廊下を走り出した


理恵を肩に担いでいてもステータスのお陰で結構な速さで走れて、1分もかからずに尚樹の部屋の前に着いた


私は理恵を一旦壁にもたれさせるように置いて、部屋を3回ノックした


少し時間が空いてから部屋の中からこっちに向かって足音が聞こえて扉が開いた


「どちらさ…うぐっ」


目を擦りながら出て来た尚樹に向かって理恵と同様に腹パンをして失神させ、ポケットにある指輪を使ってスキルを回収した










今年中にこの章を終わらせたいと思っています

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