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妖精族に転生した元男の私は勇者達からスキルを回収する  作者:
1章 ポンコツ気味の女神からの信託と勇者一行
21/58

王女との話し合いとこれから

更新が遅くなり誠に申し訳ありませんでした…


そして家の事情で、更新速度が遅くなってしまいそうです…


スミマセンm(_ _)m


訂正点 召喚された勇者の数 36→20人に変更

私は外の風景を見ながらボーッとしているとドアがノックされた


「はい、どちら様?」


ドアを開けるとメルナと、ベルが立っていた


「お姉様お話があります」


「ちょっと気になった事があるの」


私はメルナ、ベルを部屋に招き入れ、椅子に座らせた


「…それで気になった事って何?」


私がそう聞くと、ベルは少しいいずらそうに


「…私の仮説なんだけど、もしかすると今回の召喚ってイザン帝国の後ろに他の国か、誰か居たんじゃないのかなって」


「それ、どういう事?教えて」


「だってさ、異世界から人を召喚するのは、誰も禁止していないけど、暗黙のルールみたいなので禁止されているけど、それをイザン帝国はやった

そして、イザン帝国は財政が悪化しているの

まぁそれを悟られないように、豪華なパーティーをしているらしいんだけど、村の農民達はとても貧乏な生活をしていたの」


私はその仮説をセシリにしてみる事にした

しかし、私はメルナ、ベルに問いただしたい事があった


「…でも、何であなた達は農民達が貧乏な生活をしているという事を知っているの?

しかも、その話方だとまるで行ったような言い方ねぇ」


私はメルナ、ベルを威圧し聞き出そうとした

その威圧感に耐えられなかったのか


「ごめんなさい!

無断で勝手に他の国に行って!」


「無断で勝手に行って申し訳ありませんでした、お姉様」





















「そんな事、私はわかっていたわよ」


私はセシリにその事を話したが、セシリはわかっていたようだ


「なぁんだ予想ついていたんだ…」


ベルが後ろでそんな事をボソっと言った


「…それでクロノスはそんな事を言いに来たの?」


「いや、あと1つ質問と、話あいたい事が1つ、そして任せたい事があるの

1つ目の要件ははイザン帝国が同盟を組んでいる国

そして話あいたい事は、どの国が黒幕なのかを話あいたいの

あと任せたい事は…ここでは言えないわ」


その事を聞いたセシリは、椅子から立ち上がり左側にある部屋で立ち止まり扉を開け、私達に手招きをした


それに従い私達は部屋に入った

部屋は窓が無く大きなテーブルと、椅子が5つ置いてあった


「…この部屋は防音の結界が張ってあるから声は漏れないわ

そして私もあんまり時間が無いから、まず1つ目の質問

同盟国はレウーラ公国、クラット王国、ガルタ王国、カイラム帝国ね

それで、話し合いたい事って何?」


「とりあえず1つ目が、黒幕の個人…は、あり得ないから、国が予想でいいから教えてくれない?」


セシリは少し考えこんでいるのか、少し間があいた


「どの国にも当てはまりそうだし、もしかすると同盟国意外の国がやったのかもしれないわね

あと多分、渡された?勇者は同盟国意外の、国にもいる可能性が十分にあるわね」


「教えてくれてありがとうね、セシリ

そして、そうと分かればとりあえず私達は、一番近くの国で探して来るわね

最後に任せたい事は、私達が連れてきた勇者の面倒と、他の国から連れてくる、勇者の面倒と監視をよろしくね」


「えっ…どういう事?…」


セシリはいきなりの事に呆気にとられていた


「そのままの意味よ、私が連れてきた…名前じゃなくて職業で呼んでいたけど、勇者、聖騎士、聖女、をこの国で雇ってもらいたいの

そして、これから連れて来る転移者の監視を任せるのあなた…いや、あなたの国で。

ちなみに、勇者達のスキルは奪っておくから心配しないで。」


その事を聞いたセシリは目を見開き、大声で


「ちょっとそれどういう事!

勇者達って20人もいるのよ!それを監視するなんて無理に決まっているじゃない!

そしてスキルを奪うってどういう事!説明しなさい!」


セシリは椅子から立ち上がりそう言った


「そんな大声出さないでよ、今から説明してあげるから

とりあえずスキルを奪う方法は、女神からこの指輪を渡させたの」


私は魔法収納袋からオパールのような丸い宝石が付いている指輪を見せた


「これがその魔法道具なの?」


「ちなみにこの指輪、私達がこの国に着くまでだいたい2週間

毎日のように解析しようとしたけど、材料や、エンチャント、さらに魔法道具か否かさえ解らなかった指輪よ」


「…まぁ女神が渡した物何だから解るはず無いわね

そして本題に入るわね

勇者達の監視の方法よ」


私は指輪の事で話が反れないかなと思っていたが、話は反れずに勇者達の事になった


「…とりあえず勇者は、一括して監視したいからこの国に連れて行くのは決定事項で

この国で働きたい人は働かせて、何か犯罪のような事をやった人は強力な結界が張ってある部屋に閉じ込めておきたいんだけど…」


その私の案を聞いたセシリはため息をついてこう言った


「あのねぇ、その働きたい人が裏切ったり、反乱を起こしたらどうするの?」


「えぇっと…それは…

そうだ!『契約』乗せられた魔法を使えば良いのよ!

そして、犯罪のような事をやった人も、そうすれば良いのよ!」


その案を聞いたセシリはしぶしぶながらも


「わかったわ…そうしましょう」


了承してくれたようだ


「ありがとうねセシリ」













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