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妖精族に転生した元男の私は勇者達からスキルを回収する  作者:
1章 ポンコツ気味の女神からの信託と勇者一行
19/58

王女との謁見

(2018年9月15日土曜日)ブックマーク100件突破!!


読者の皆様ありがとうございます!

次は総合評価1000ptを目指して頑張っていきたいてす!


そしてこれからも“妖精族に転生した元男の私は勇者達からスキルを回収する„を読んでくださると嬉しいです!

その言葉を聞いた勇者達は驚いていた。


「クロノスさん!それはどういう事なんですか?」


「クロノスさんは、その妖精族の王族の人と知り合いなんですか?!」


「そもそもどうやって知り合ったんですか!」


その様子を見た私は勇者達を落ち着かせるときちんと説明をした。

大切な所を抜いて…


「昔この国の事で手伝いをしたときに、少しだけだけど手柄を立てた時にね。

そしてその時に、この国の城に出入りしてもいいって言われたから。」


そう言って私は魔法収納袋から、装飾品が付いていて、とても鋭そうな短剣を見せた。

その短剣にはこの国の王族の紋章が描かれていた。


「これを門番に見せれば、城の中に入れるわ。」


「「!!」」


「…クロノスさんあなたは本当に何者何ですか?」


聖女が小さい声でそう呟いた。















たくさんの人で賑わっている屋台や宿が並ぶ表通り20分程歩くと、高そうな服を着た人、貴族の紋章が彫られている馬車が通り、辺りは大きいくて豪華な屋敷が立ち並んできた。


さらにそこから少し歩いて行くと城の門が見えてきた。

城の門はとても堂々としていた。


「もうそろそろ城の門に着くわね。」


「クロノスさん、ここの国の貴族って人間だけじゃ無いんですか?

それどころか人間よりも、他の種族の方が多いと思うんですが?」


勇者がそう質問をした。


「この国の人間の貴族だいたい2割位しかいなくて、この国は大きな手柄を立てれば、どんな種族でも貴族に成れるわね。

だから、獣人やエルフ、ドワーフでもどんな種族でもなれるわ。」


「そうなんですか!」


「だからあなた達も手柄を上げれば、貴族になれるわよ。」


そんな話をしながら歩いていると城の門の前に着いた。

門番には獣人と人間、ドワーフがそれぞれ3人いた。


「とまれ!」


獣人の1人がこちらに近寄ってきた。

その後ろから人間ともう1人の獣人がついてきた。


「この城に用事があるなら、紹介状を見せてもらおう。」


私は魔法収納袋から王族の紋章が描かれた短剣を見せた。


「「「!!」」」


するとこっちに近寄って来た門番は驚き態度を変え、丁寧な言葉使いになった。


「す、す、すみません!」


「そ、それで本日はどのようなご用件でこちらに…」


「とりあえず今日は王女に用があるから、案内してくれる。

あと後ろにいる5人も一緒に入城したいから。」


「了解しました!」


「では、こちらについてきてください。」


私達はこうして城に入城したのだった。











私達は城の客室で20分程のんびりと出された紅茶とお菓子を食べながら待っていた。


するといきなりノックが部屋に鳴り響きドアが開き、3人の騎士が入って来た。


騎士達は優雅にお辞儀をして、


「失礼いたします。

王女様の準備が終わりましたので、お会いになるそうです。

私達についてきてください。」


「わかったわ。」 


私達は騎士についていき、豪華な作りの高さ3メートル程の扉の前に来た。


「ではお通りください。」


騎士達が扉をゆっくりと扉を開けた。


扉はギギギと言う音をならしながら開いた。


「「「っ!」」」」


その奥には美しいドレスを着た金髪の美しい少女が豪華な椅子に座っていた。


「………久しぶりねセシリ。いやここでは第一王女様と呼んだら良いかしら?」


私は微笑みながら椅子に座っている第一王女に挨拶をした。









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