表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
どっちなの?  作者: othello
5/22

盟友との会話

 終業のチャイムが鳴る。あいさつを終えた一同は一斉に対上がり、各々の目的のために動き出す。

 すると、本日掃除当番で掃き掃除をしていた自分の肩を誰かが叩いた。

「平太、じゃあ俺たち部活だから」

「明日から生徒会で今日は幼馴染とデートだろ、頑張ってこい」

 峰山と小高だ。

 二人には赤城姐さんとの関係につて質問指され適当に反して怪しまれているものの、今度身に行く約束をしていた映画代を自分が払うことで、何とか事なきを得た。


「あ、平太。ちょうどよかった」

「トモ!」

 二人と入れ違いに僕に教室に入ってきたトモが僕を見つけると僕の目の前の席の椅子を引いて座る。

「お前、相変わらずだな。花蓮ちゃんや鳳凰院のお嬢さまとは連絡取ってないのか?」

「はは、トモなに言ってんの。僕はもう織田グループから追放された身だよ。連絡を取るどころか話しかける事すらもう駄目じゃないかな?」

 すると、トモは頭を抱えため息をつく。

「い、いや。絶対に喜ぶぞ。っていうか、株見たか?鳳凰院と北条と織田の」

「うん?ああ、一回だけめずらしく0、1パーセント一回落ちたんだっけ?」

「それは知っているのか。情報を集めるのはさすがだな。でな、それ全部お前が織田家抜けたことを知った、北条の双子と鳳凰院のお嬢様と織田家のあの姉妹が一時期業務ほっぽり出したからだぞ」

 そういうトモを平太は笑いで返した。

「なにいってんの、トモ。あ、でも静香が僕を見つける早かったな」

 トモは存在が幻であったかのように織田家の名からその名を消した。

 にもかかわらず引っ越して3日目の来客にトモが出るとそこには静香がいた。

「あいつ、『遊びに来たよ!』って涙目でぼろぼろの服でやってきたんだ。驚いたよ。」

 そのあと、静香を連れて帰るための車が来て彼女の双子の妹も引っ越し祝いを持ってきてくれた。

「あの時もらったお菓子すごくおいしかったんだよね。それと携帯。かなりの高性能のけど変なのがつていたからちょっと改造しちゃったんだよね」

 平太は笑いながらそう言う。

「はぁ、お前は本当にすごいよ。よく取り外せたね。でもそれだけじゃなくてアプリの仲とかにも入ってたんじゃないのか?」

「え?ああ、よく気づいたね。そうなんだよ、なんか元から入っていて消せない奴あったから思い切ってOSから自作のにしようとしたんだけど、全部工房に置きっぱなしにしちゃったから、プログラムいじって何とかしたんだよね。今の自分じゃあそこまでは作れないからなんか壊すのもったいなくてね。」

「はは、じゃあトラップ全部を外すことはできなかったってことか」

「トラップ?何のこと?まあ、花蓮ちゃんもなんで盗聴と盗撮、内部データ干渉のプログラムが入れていたか不思議なんだよね。やっぱりハッキング対策かな?先にクラックしてればされる心配はないからね」

 すると、トモは盛大に笑った。

「ははは、やっぱ面白いよお前は。あ、そうだこれ」

 そう言ってトモは、USBを渡す。

「これ、今のうちに見ておいた方がいいかもよ。1のファイルはあのことだから」

 そういうとトモは手を振りながら教室を出て行った。

 教室にはまだ人が残っている。

 平太はUSBを持つと教室を後にした。



 パソコン室の一角のいつもの高機能PCではなくその準備室そこにある机。

 意見そこにはないもない。

 その机には不思議な点がある。端に穴が開いており、そこにケーブルがとおているところだ。

 後をたどっても壁裏のはいsんだらけの中に入ってしまってどこへつながっているかはわからない。

 そのケーブルの先はiphoneやアンドロイドの充電器の先のような形をしている。

 そこに平太は取り出したタブレットに繋ぐ。

 するとそこに『log in:password』と言う文字列の隣に線が点滅している。

 そして平太は机を一回タップすると、そこにはバーチャルキーボードが映し出された。

 そこにスペースを必あけてエンターキーをタップ。

 すると、『account name』と表示されたところにheliportと入力すると、『welcome to heliport』と表示されて様々なアイコンが表示される。

 机の穴の開いてい売る方と反対側を叩くと2回タップすると机の右前脚でカツンと言う音がする。

 そこには机と同化していたUSB差込口があった。

 そこにトモからもらったUSBを差し込むとファイルを開く。

「ああ、これか」

 そう言って平太は1つ目のファイルを確認した。



 パソコン室を出ると自動販売機の前で飲み物を飲んでいる女の子がいた。

「あ、へいちゃん。やっと見つけた」

 平太がパソコン室が出るころのはすっかり夕日が沈みかけていた。

「あ、すまない。忘れてた。こんな時間まで待ってなくてよかったのに」

「い、いやー、実は私も部活の助っ人の先約忘れていて断りに行こうとしたんだけど、へいちゃん、トモ君と話していたからあ、これは忘れているなと思ってね。今はちょうど部活終わって飲み物買に来たところ」

 そう言った静香の手にはスポーツドリンクが握ってあった。

「そ、それでね。今日ちょっと疲れたから、その・・・」

 平太は静香の頭を2回ポンポンとすると、ため息をつきながら言った。

「動画の話もしたいし、せっかくだからご飯作ってあげるよ。おとなりさん」

「ありがとう!」

 そう言って二人は自転車置き場まで来た。

「あ、でも買い物に付き合ってくれ。アイスかってもいいよ」

「え、やった!」

 そんな楽しそうな会話をする二人を別々の場所から見る4つの影があったことに二人は気が付くのは、明日の生徒会が始まってからだった。





~その日の帰り~

<幼馴染>副会長さんはね…ぺらぺら

<主人公>あとで聴かせてくれといったのに……

~家の前~

<主人公>ついたから後の話は…

<幼馴染>っていうことなんだよ。これで全員についての紹介終了。あれ、もうついてた。タイミングばっちりだね。

<主人公>(結局、集中して聞けなかった……)


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ