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竜の絆  作者: 孤川 海鈴
1/6

01 プロローグ

落ちる、落ちる、落ちる…。

真っ暗な中、俺は為すすべも無く落ちていく。

きっと遥か上方では、「あいつ」があの下卑た微笑を浮かべているのだろう。

…やめよう。考えていると気分が悪くなってくる。


右手が何かを掴んだ。が、「それ」には俺の体重を支えるほどの強度は無かったらしい。共に落ちていく中、無機質な手触りの「それ」は確かに言った。






















新た な マスター を 承認 しました

プログラム に 従い これ より プロジェクト x-0710 を 始動 します

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