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【2部開始】30代からはじめるダンジョン攻略!脱サラ男によるダンジョン攻略術。  作者: 神崎あら
【第1部】関東第4ダンジョン編

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90話 異次元の強さ



 「ど、どうだ」

 

 覇王の聖弓は確かに命中していた。

 さすがに倒せたか。


 「ゴフッ、ああ効いた、効いたぞ柴崎ぃぃぃい!」


 吐血したあとサタンは俺の名を叫んだ。

 あ、あれでダメなのか。

 と、とりあえず次の技を。


 『ギュン』

 「なっ!」

 「はは、上がってきたなぁ柴崎ぃぃ!」


 サタンはさっきよりもさらに早い速度で移動して俺の目の間に一瞬で現れ、そのまま拳を俺に叩き込んだ。


 『ドゴンッ』

 「ぐはっ」


 思いっきり左の肺を殴られ、俺の体は3メートルほど浮き上がる。


 『ドサッ』

 『た、拓真よ大丈夫か』

 「あがっ、あ、がっ」


 だ、ダメだ声がでねぇ。

 ていうか息が……できない。


 『アルティメットスキル発動、ハイヒーリング』


 瀕死の俺に新王はハイヒーリングをかけてくれた。


 「ごはっ、はぁはぁ、ありがどな新王」

 『気にするな、それより大丈夫か』

 「はぁはぁ、息すんのもきづい」

 『そ、そうか、なら今度は私が前衛をやる、拓真お前は後衛を頼むぞ』


 そう言って新王は前衛に立とうとしてくれた。

 いやダメだ、新王は元々サポーターだ。

 前衛はやはり俺じゃないといけない、でもこの状態で撃てるスキルなんて……いや、それでもやるんだ、ここで少しでもあいつを、サタンを弱らせる。

 それが今の俺にできる事だ。


 「新王、ざがっでろ俺がやる」

 『た、拓真……わかった、お前に従おう最後まで』

 「おぉ、すごいな柴崎よまだ動けるのか、良い良いぞ柴崎ぃぃぃい!」


 サタンはまた俺の名を叫んだ。

 ちなみにレベルも上がっていて、今は188となっている。

 はは、ほんとにこいつはバケモンだわ。

 神宮寺すげぇなぁ。


 「アルディメッドズギル【最大解放】大輪……」

 『ポシュ』


 アルティメットスキルを使おうとすると、スキルが上手く発動しなかった。

 まずいなポイントが切れたか。

 なら命を使う。


 「新王、ずまんが俺の命をポイントに変換じてもらえないが?」

 『……ああわかった、アルティメットスキル1発なら寿命までは削れないだろうし、手伝おう』


 そう言って新王は俺を支えてくれた。


 「はは、ごべんな」

 『気にするな、それよりもはじめよう』

 「ああやろうが、アルディメットズギル発動【最大解放】大輪玉」

 「ほう、それが最後の技なのだな柴崎よ、よかろうこっちも、最強の技で迎撃つとしようエンドスキル発動、極波撃」


 サタンは黒いオーラを右手に集中させる。


 「いけ!大輪玉!!」


 そうして俺はサタンに向け大輪玉を放った。


 「はっはぁ!こちらも全力だ、吹き飛べ極波撃!!」


 サタンは俺の最大威力の大輪玉に突っ込み、オーラを纏った拳でぶん殴った。

 その瞬間あたりは大きな爆発に包まれる。




 

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