88話 5位の執念
「さぁて……いくかな」
『シュッ』
そう言ってサタンはまた消えた。
『まずい、拓真よ私から離れるなよ、真結界【形態変化】球』
『キュイン』
新王はサタンが消えるとすぐに俺を守るため、真結界を球状に変化させた。
「ほほう、球体の結界か、凄いなまぁでも関係ないがな、エンドスキル破撃!」
『ズドォン』
「くっ、結界が」
サタンの一撃により真結界が崩壊した。
『隙を作る、拓真よ合わせろ、真結界【形態変化】結界龍』
「またそれかぁ、芸がないのぉ」
『一芸を極めるのも味があるぞ、行け結界龍よ』
『グォォオ』
そうして新王の作った結界龍がサタンへと命中する。
「ぬおおお、相変わらずの高威力」
そう言ってまたサタンはぶっ飛んでいく。
「ありがとう新王、アルティメットスキル発動、いけ炎帝の沙羅曼蛇」
『ブォォォ』
その隙を逃さぬように俺はサタンへアルティメットスキル、炎帝の沙羅曼蛇を放った。
「くっ、龍に蛇だとこれはさすがにキツイな」
サタンは沙羅曼蛇を見て弱音を吐く。
あいつも弱音とか吐くんだな。
『ブォオオ』
「き、きたか」
『ドゴォン』
そうしえサタンへ沙羅曼蛇は命中し、派手に爆発した。
『いい連携だったな拓真よ』
「ああそうだな、でもまだだ、まだあいつは動いてくるだろう、アルティメットスキル発動、【最大解放】覇王の聖弓」
アルティメットスキル、覇王の聖弓。
威力40,000。
そして最大開放により80,000となっている。
『いけるのか、拓真よ』
「さぁね、だけどやらなきゃ倒せないし、やるしかない」
『ギュウウン』
俺は弓を限界まで引いた。
「消し飛べ魔族よ、貫け聖弓!」
『ギュンッ』
聖弓はサタンへとまっすぐに飛んでいった。
「ん?ほほう、これはまずいな」
爆風の中から出てきたサタンは、聖弓を見て諦めたようにそう呟く。
『ズドォン』
そうして聖弓はサタンを貫いた。




