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30代からはじめるダンジョン攻略!脱サラ男によるダンジョン攻略術。  作者: 神崎あら
関東第4ダンジョン編

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81話 死闘



 「さぁて侮れない奴よ、血湧き肉躍る闘いをしようじゃないか」


 サタンは満面の笑みを浮かべ、えらい物騒な事を言った。

 おいおい、なんだよ血湧き肉躍るってそんな闘いしたくないよ、まったく。

 でも闘いをするからには勝ちにいこう、というか勝たないとダメだ。


 「そんな死闘みたいな事したくは無いけど、負ける気はないよ、アルティメットスキル発動、大輪玉」

 『シュンッ』


 俺はサタンに向けて得意技である大輪玉を放つ。


 「ほぉ、飛び道具か面白いな、だが弱い」

 『バシュッ』


 そう言ってサタンは大輪玉を俺の方へと跳ね返す。

 

 「うわっ、あぶねっ!」


 跳ね返った大輪玉を俺は紙一重で躱した。

 今までも大輪玉を跳ね返されることは何度かあったけど、まさか俺の方に返してくるとは、伊達に神宮寺と引き分けてないってことね。


 「ふははは、ナイス躱し!」


 そう言ってサタンは俺へグッジョブしてきた。

 完全に遊ばれてるな、ここは初めから全力の方が良さそうだ。


 「アルティメットスキル発動、【最大解放】大輪玉!!」

 『ギュオオオ』


 そうして俺は最大出力の大輪玉を作り始める。


 「ほほうそれは危険だな、どれ少し本気を出そうか、むんっ!」


 そう言うとサタンのレベルが一気に膨れ上がった。

 レベル134、蘭方くんの白龍状態とほぼ同じくらいのレベルか。

 少しでそれか、ほんと化け物だな。


 「いくぞ、喰らえ大輪玉!!」

 『ズドン』


 そうして俺はサタンへと【最大解放】の大輪玉を放った。


 「素晴らしい威力!これを躱すのは惜しいな……よし来い」

 『ズドォン』


 そうして大輪玉はサタンへと命中し爆発した。

 あいつ今、避けずに受けたよな……マジかよ……。


 「ふはははは、効いた効いた、結構効いたぞ侮れれない奴よ」


 爆発の煙が晴れるとサタンが笑っていた。

 このままじゃ埒があかないな。

 仕方ない新王を使うか。


 「来てくれ新王」

 『ズォ』


 俺がそう呼ぶと新王が出現した。


 『どうした拓真よ、私を呼ぶとは何事か』

 「結構ヤバくてさ、とりあえずあいつを見てくれ」

 『ん、あいつ?……なるほどなあの化け物か』


 そう伝えると新王は、サタンを見つけて納得した。


 「侮れない奴よそやつは誰だ?」

 「侮らない奴その2ってところかな」

 「ほう、それは楽しみだな」


 そう言ってサタンは不敵に笑った。

 

 



 

 


 


 

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