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4話 vs魔族

 「ふんっ」

 「くっ」


 戦闘開始と共に魔族の拳が俺に直撃した。

 動きが早すぎてとっさにガードするので精一杯だ。

 にしても強いな、両腕でガードしたのに内臓まで振動が届く。

 すぐさま俺はヒールアップを使い、ダメージを治した。

 俺の来ている白いこの服もSレアアイテム、巫女の礼装と呼ばれるもので、大抵のダメージは軽減してくれるが、それでもこれだけのダメージが通るとはな。

 やはり魔族は強い。


 「やるな攻略者、今ので大体のやつは肉片になるんだぞ」

 「はは、そうなんですね、まぁでも俺程度を肉片にできないなら貴方も大したはなさそうですけどね」

 「言うなぁ攻略者、なら次はこれでいくぞ、スキル発動、黒点」


 魔族がそう言うと、指先に黒いエネルギーのようなものが集まってきた。

 なんだあれは、スキル発動、アナライズ。

 なになにスキル黒点、消費ポイント1000、威力4000だと。

 あれはまずいな、相殺しないと。


 「スキル発動、魔弾」

 「ほぉなんだ相殺するつもりか、やってみろ!食らえ!」

 『カッ』


 放たれた黒点と俺の魔弾はぶつかり、黄色い閃光を放ち爆発した。

 スキル魔弾、消費ポイント100、威力550。

 ただ、新王の指輪により威力は底上げされている。


 「クハハ、やるな攻略者、少しダメージを受けたぞ」


 みると魔族の腕が少し欠損していた。

 直撃ではないにしろ俺の魔弾であの程度か、これは長期戦になるとしんどいな。

 でもこんな低級ダンジョンで支給されたスキルポイントも少なめだし、大技なんて撃てない、仕方ないアレを使うか。


 「……ふぅ、全力でいく」

 「お!なんだ今までは全力ではなかったのか?楽しみだ」

 「ダンジョンアイテム、覇王の耳飾り発動」

 「む、な、なんだこの力は」


 SSSレアアイテム覇王の耳飾り。

 発動する事により、スキルポイントの上限、総量を大幅に増幅させ、普段は使用不可のアルティメットスキルの使用を解禁させることができる。

 ただ使用時間に制限があり一日30分。

 俺の奥の手である。


 「さてと、時間もないし1発で決めさせてもらう、アルティメットスキル発動、霊王ーー」

 『ガシャン』

 「あっ、まずい……」


 音のする方を見ると、さっき逃げたはずのパーティーの一人がそこにいた。

 確か名前は國枝さん……だっけか?

 てかまずいな。


 「おー!なんだまだ攻略者がいたのか!こっちは弱そうだな、ならお前から行くか」

 

 そいって魔族は何やら大きな球体を両の手で作り始めた。

 絶対人にぶつけてはいけないものだよなあれ。

 アナライズで確認するか?いや必要ないな。

 あれを相殺しないと俺もあの子もやられる。

 止めなければ。


 「アルティメットスキル発動、大輪玉」


 俺は回転する輪っかのようなものを右手で作った。

 アルティメットスキル大輪玉、消費ポイント3000、威力15000。 

 俺が使えるスキルの中で、最強の手札である。

 ちなみにアルティメットスキルにも新王の指輪の効果は乗るが、倍率はかなり下がり。

 通常スキルが10倍増しだったのに対し、アルティメットスキルでは2倍増しにしかならない。

 だがそれで充分である。


 「ほほう、強き攻略者よ、素晴らしい良き力だ」

 「今ならまだ間に合う、早くそのスキルを解いてどこか遠くに消えてくれ、さもなければ」

 「はは、今さらそんな脅しに屈するとでも思っているのか、やるしかないのだよ」


 そう言って魔族はその禍々しい球を俺の方へと向けた。

 

 「まぁそうなるよな」

 「さらばだ、強き攻略者よ、これで終わりだ、エンドスキル発動、隔絶球!」

 「……仕留める、いくぞ大輪玉!」


 そうして二つのスキルが放たれ、凄まじい轟音とともに当たりは爆発に包まれていった。



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