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30代からはじめるダンジョン攻略!脱サラ男によるダンジョン攻略術。  作者: 神崎あら
関東第4ダンジョン編

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96話 槙島の魔剣


 『シュウウ』

 

 雷撃は槙島へと命中したが、間一髪槙島は魔剣を使う事で雷撃を防いでいた。


 「いやぁ驚いたよ、仙道さん顔だけじゃなくて意外と強いんだね」

 「……全部逆鱗に触れることしか言わないんだねあなた、まぁもう何も期待してないからいいんだけどね」


 槙島のその問いかけに仙道は諦め混じりにそう答える。


 「深淵王の魔剣をさっそく使わざるを得ないとは、さすがは上位攻略者……あ、そういえば僕より順位高いんだっけ?はは、それは流石にやりすぎだよね」

 「うるさすぎるかな、そろそろ黙ってもらいたいかも、固有スキル発動、虎珀雷!!」

 『ズドン』


 仙道は槙島を黙らせるため固有スキルを使用した。

 固有スキル虎珀雷、虎の形をした雷を作り相手へぶつけるスキルである。


 「はは凄いなこれも、魔剣よ頼む」

 『ズオオ』


 槙島の持つ魔剣はまたしても仙道の雷を吸い込んだ。


 『あの剣はだいぶ厄介だな』

 「そうだね、正直、槙島本体よりあの剣の方が厄介かも」


 仙道もまた槙島の逆鱗に触れるように話した。


 「キツイなぁ仙道さん、でもまぁ魔剣頼りってのはあっているよ、なんせ今の僕は片足だからね」

 「片足?」


 仙道がそう問うと、槙島は右足を見せた。

 

 「ほらどうだい醜い義足だろ、君達の仲間にやられたんだ」

 

 槙島の右足には真っ白い義足が付いていた。


 「もしかしてそれ、ダンジョンアイテムなの?」

 「ああそうだよ、昔戦った海外の攻略者のものだったやつでさ、いやぁ取っておいて良かったよ、まさか自分で使うとは思ってなかったけどね」


 SSレアダンジョンアイテム、精霊王の右足。

 装着すると、装着者の寿命を伸ばす代わりに、装着者に悪夢を見せる代物。

 一応、脚力も上昇する。


 「その海外の攻略者もどうせ殺しているのよね」

 「ああ殺したよ、家に首だけあるかな」

 「噂通りのサイコ野郎かも、まぁその方が容赦なくやれるからちょうどいいかもね」

 『ああそうだな遥よ、我の目から見ても此奴のオーラは異常すぎる、おそらくまだ持っているぞ、気をつけろよ』


 白虎はそう話すと守るように、仙道の横についた。


 「SSレアダンジョンアイテム、嶺王の銀双剣解放」

 「ほう近接戦ですか、面白いもう一回お腹に傷をつけてあげますよ」


 槙島はそう話すと不敵にそして楽しそうに笑った。


 

 


 


 

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