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思い出は未完成

作者: とある1192

何か短編を書こうとしましたが、うまくいかずヤケになって書きました。

 物語を書くということは楽しいことだと思う。

 けれど、当然楽しいだけではなくて。

 面倒くさい上に自分が考えていた通りに作品が完成するわけでもない。

 文章という型にはめた途端、頭に色鮮やかに在ったはずの世界が歪んでしまう。

 きっと、それは才能の不足という言葉だけで表せてしまうのだろう。

 無論、物書きに人生を賭けてまで物語を書いていた人には非情な言葉だろうけど、自分は人並みよりも努力しない人間だったので、そんな言葉に納得して、うまく書きあがれなかったデータを惜しむわけでもなく作業的にF5した。


 けれどだ。


 それでも自分はある程度の人生経験を重ねたし、牛歩のようではあるが進歩しているはずなのだ。それなのに、大昔に自分が書いた物語が今書いている物語より遥かに輝いて見えたとしたら……


 大抵の作品は未完成で終わるものだと思う。

 熱意の不足、努力の不足、才能の不足。山のように理由はあるかもしれないが、自分は面倒くさがって書かなくなったクチだ(アニメに時間を取られるようになったというのもある)。きっと自分だけではなく誰にでもあることだと思う。

 だが、未完成というのはダブルミーニングだ。作品も未完成で自分も未完成、だということ。

 作品がレベルアップすると自分も、自分がレベルアップすると作品も。お互い引っ張り合って高みへ登っていくはずだ。


 ならばだ。


 中二の頃に書いた中二病丸出しの私小説なのか二次創作なのか分からないあの文章が、今の文章よりも洗練されているということは……


 自分はただただ堕ちていっただけということですかぁぁぁ!


 つまりだ。


 アニメが悪い(当てつけ)


                                終われ(投げやり)

中二の頃に書いた中二病二次創作が今は輝いて見えます。絶対黒歴史になるなと思っていましたが、この駄文の方が黒歴史になると思います。これから更にレベルダウンしてこの駄文すら輝いて見えるとか、そういうのの前振りではないです。絶対に。

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