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永劫の勇者  作者: 竹羽あづま
第4部オルフェウスの挽歌
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第67話:適者生存

「な、な、何で!?あんた、私が見えるのよ!?ま、まさか邪神の手先!?ぶっ飛ばすわよ!?」

「ぶっ飛ばすか否かの判断は後に置いて欲しい。それよりも、貴方がここまで我々に害をなさずに、見えもしないのにあたかも仲間の様に大人しく同行して来たのは、今回被害に遭った者に思うところがあったからと思って相違ないな?」

「……アオイを感じられない、それが不安で、不可解だから、確認したかったのよ」

「つまり、肯定という事で良いな?」


 これまでの動向を見ている限り、それを隠す様な相手ではない事は確かであるから、リンドもあえて否定はしない。それを否定したら、自分がここまでまた訪れた目的を達成するチャンスもなくしてしまうから。

 無論、それで突如として現れた自分が見える人間というものに納得出来るものではない。アダムもそれは承知の上なのだろう。


「……私は、邪神と呼ばれるモノの類はむしろ嫌悪すべき対象と認識している。地球にいた頃から世話になったものでな」

「地球にいた頃から……?」

「つまらない話だ。だが、それを知るだけで手を貸してもらえるのならば、安いものだ。話せる時にでも幾らでも話そう。今は、アレを何とかしなければいけない」


 周囲の人間は奇妙な様子を見る目だが、クロエやヴィルガは葵の時にも似た光景を見た事があった。どこかの方に向かって真剣に話しかけていることも、頭がやられたからではなく、他人には見えない何かがいる可能性もこの世界だから有り得ると思ってはいた。しかし、その本人にのみ存在するものである限り、そこに幻影との境は存在していない。つまり、ただの幻影ではないとも言い切れない。

 だが、使徒に続いてアダムも同じ事をしているのであれば、やはりそこには何かがあるらしい。そして、それが大きな役割を持っているであろうことも、間違いないらしい。


「……良いわ。貴方は知らないけど、他の顔ぶれは知ってるし、アオイを助けてくれた人達だから信じてあげる」

「協力感謝する。貴方にやってもらいたいのは、奴を一旦帰らせる術なんだが、出来るな?」

「アイツ等がいない方が正常な状態である事の認知は、アオイの記憶から理解は深めてるわ。ええ、出来る。それに、アイツは完全な復活は遂げられないし、遂げていない。今出ている部分はあくまでほんの一部よ」

「この世界自体が邪神が形成した物ならば、そこに介入する似た気配の存在は、恐らくその眷属。奴等の主が受けている縛りは例外なく降りかかる」

「その通り。でも、術の完成に時間がかかる上に、一度の魔力の消耗が多く、相手を視認してる必要がある。そして、改めてここに来て分かった事だけれどアレはこの瓦礫を越えられないのではなく、今は待ってくれてるだけ、つまり襲いかかって来る事は避けられない。完遂までの時間を稼げる自信はあるの?」

「──ブラン、この瓦礫が崩されるまでそう時間は要さないらしい」

「分かった。予定通り、私達は術を完成させる。アダム、クロエ、ヴィルガ、お前達は時間稼ぎを何としてもやり遂げてくれ。どのみち相手が相手だ、長期での戦闘は望めやしないわけだがな」

「任せろ、本体相手じゃないならばやりようはある」

「了解です。腹は括ってますから」

「コイツぁ面白くなってきたじゃねぇか!任せな」

「という事だ、改めて貴方の力を貸してもらう」

「ええ、分かったわ。アンタ達全員に言っておくけど、簡単に命なんて賭けないでよね。今日はもう……どこかの馬鹿のせいでそういうのお腹いっぱいなんだから」

「命の賭けどきを間違える者ならば、ここまで生き延びてはいない。心配するな」

「何の話かまでは分かりかねるが、私達には地球の帰還という目的があるからな。死にに行く程余裕はないな」

「生きるって忙しい、でもそれが良いですからね」


 皆が生き延びる意思を見せる理由は、無論死にたくないが1番なのだろうが、地球に帰るという目的もそこにはあるだろう。生きて帰る為に、生き延びる。生きる事を当たり前に持っている。

 そんな彼等に対する安心感を抱くと同時に、彼等を生かす為の成り立ちがある事の強みを実感し、自分がいまだに取り戻せていない事の弱さを感じた。そして、その成り立ちを持っているはずの葵からは何故そこの安心感を得られないのか、この時には関係のない事かもしれないが、何となくとても気になってしまった。彼の死を感じてしまったせいだろうか、と考えて。


 だが、そこに思考のリソースを割く余裕がない事もまた事実だった。階段の狭い幅の中で、リンドを中心に据えながらブラン達が彼女の周囲で杖を床に立てる。見えない術者、居るかすら定かではない協力者。


(だがな、ここぞという時に確実であった事などこの世界でどれだけあったと言うんだ?不確実な法則、あるいはないかもしれない法則の中で、今日までは生き延びてきた。ならば、今更それを恐れる様では明日を考える事すら出来ない)


 ブランは意識を研ぎ澄ませる。自分の背に誰かが触れている感触、そこから魔力の流れを感じた時が始まりになる。クロエが想撃砲を構え、瓦礫を破壊する準備を整えている。ヴィルガとアダムはいつでも動ける様にクロエの側で待機している状態だ。

 リンドは目を閉じ、意識を集中させる。この瓦礫の先にあるものが、ここにあるべきではない異物という認識を強める為に。


「星は行進せず、星は揃わず、星は並ばず、星は届かず。見下ろせ、我等を這わせる大いなる物は何か──」

「!始まったぞ、最後まで気を抜くなよぞ弟子ども!!」

「はい!!」

「では、我々も開始します!ファイヤ!!」


 想撃砲の爆音が響き、爆風と瓦礫が吹き飛ぶ際の衝撃で生じた土煙が辺りを覆う。瓦礫を吹き飛ばしてこちらが先手を打つ、その意図の通りに進みはしたが──


「っ!!」


 触手はその隙を縫ってクロエの方へと真っ直ぐ突き進んでくる。それも一本だけではない、太い棘の様にまとまった触手がゴーグルごと彼女の顔を貫かんと伸ばされた。


「ふっ!!」


 間に入ったアダムが武器を下から滑らせ、触手は微かに逸れて壁に突き刺さり、ヴィルガはその隙に大剣を担ぎながら地下室に飛び込む。

 陣から這い出てる触手、その奥の口と目が捕食対象を見つめてくる。細い触手が血管の様に部屋中に伸びている図もあって、ヴィルガであっても流石に動揺は隠せなかった。


「直視はするな!あくまで一部であったとしても精神的な負荷が大きい!!」

「……見ないで戦うのは、無理だなぁ」


 しかし、動揺しているゆとりすら与えず、鞭のようにしなる触手に誘導されるように回避を続けながら、回避した先で今度は針のように触手が突き立てられる。

 片足を軸に身を翻し、僅かな動作でそれを避け、側面から大剣を振り回し、束の内の数本の触手を切り裂く。が──


「あ゛ぁ!?」


 斬られた部位の断面から瞬く間に新たな肉が生成され、そのダメージはなかった事にされる。理不尽な相手である事、これと戦うぐらいならば使徒の方が何倍も優しい相手である事は分かっていたが、時間稼ぎの難易度を痛感させられる瞬間だ。

 階段から室内に転がり込んで来たクロエは、それと同時にヴィルガを狙う方の触手に照準を定める。


「すぐに治るのは、ズルくないですか?なら、凍結、装填、ファイヤ!!」

「!成る程な、うらああぁぁ!!」


 着弾する前にもう一度斬り裂き、その切断面に凍結の砲を当てる事で、停止とまではいかずとも再生の遅延には繋がるはずと考えての一撃。

 そして、その目論見は成功する。先程よりも再生のテンポは遅れる。


「っし!……て、あぁ!?」

「それでもさっきと少し違う程度ですねっ!でも、時間稼ぎには良いでしょう!」


 そう、氷を割いて触手はまた新たに生え変わり、その過程で既に触手はクロエやヴィルガに襲いかかっていた。部屋に張り巡らされていた触手も一斉に串刺しにするように鋭くなりながら。


「っ!!」

「クロエ!!」


 ヴィルガは大剣を背負い、背で上方からの触手を受け流し、足元の触手の先端を蹴って他の攻撃を躱す。だが、クロエは避けきれず致命傷を避ける様に飛び退いてる最中に刺突以外の目的、殴打の為に振るわれた触手が横っ腹に入る。


「ッが、はぁっ!!」


 その勢いのままに吹き飛ばされたクロエの身体は無防備で、その行き先に置かれた触手が彼女を貫かんとして──


「すまない、遅くなった」


 だが、アダムが思い通りにさせない。クロエの身体を片腕で支えつつ、近くの触手に斬り込み、剣についた鎖、そこについた短剣をヴィルガ側の触手に突き刺す。

 短剣が命中した感触を覚えたと同時に、突き立てた剣により力を入れて地面に叩きつけ、短剣の刺さっている側の触手に鎖の繋がりから来る反動で跳ね上げ、地下室の天井にそれは叩きつけられた。


「いだだ……お手数、おかけします」

「その為に仲間がいる」

「心強い言葉を使ってくれますねぇ…ブランさんの周辺の安全は?」

「大丈夫だ。接近してきた触手の対処をしているうちに、私の方が目障りになったらしい。注意を引けた以上はこちらに来た方が好都合と思ってな」


 説明を受けながらアダムに降ろしてもらうが、ゆっくり話す時間は与えられず、2人の手足を絡めとらんとそれは伸ばされる。

 クロエは血の塊を吐き捨てながら、砲についたブレードで斬り払う。アダムもまた、自身の持つ剣で側面を切り裂きながら触手を1箇所にまとめる様に払う。


「さっきの、天井にドーンってやつ。有効打ですか?」

「あまり有効ではない。アレら相手に出来るのは一時凌ぎだ。だが、強いていうならただの物理的な攻撃は中でも効きづらいという事だ。心器ならともかく、そうでないなら最低限魔力を介する必要があるだろう」


 当のアダムの武器である剣も、邪神やそれに近い存在に攻撃が通るように細工がされていた。この世界の魔物たちを斬り殺し続け、彼らの血で刃をコーティングする事で近い種同士による接触のしやすさを利用して攻撃が通る様にしていた。

 無論、それは鎖と短剣にも同じ事が言える。普通の生物相手ならば切れ味が悪いが、この世界に普通の生物は少なく、いたとしてもこれでつけられた傷は身体を確実に蝕む。そういう代物だった。


「なら、せめて魔力を介する想撃砲に頼らねばですね」

「そういう事だ。気を抜くな」

「悪りぃな、アダム!だが、こっからは左側はガッツリ受け持つぜ!!ちょっとは目が慣れてきた!!」

「ヴィルガ、朗報をやろう。こうして半端ながら姿を現した以上、想定通りのダメージにならずとも物理的な接触による反動は与えられる、押せば箱が動く様に」

「了解!!そんなら空振りさせまくってやらぁ!!」


 そんなやり取りの間にも突き立て、横薙ぎに振るわれ、3人ともはギリギリの回避を要求されていた。武器を先に奪わんと伸ばされる1本と、その回避行動に使用するルートから生やされたトゲ、その両方の対処に各々追われる。

 そして、その隙に階段の方へ鋭い一撃が向けられる。


「させん!!」


 その一撃はアダムが剣で斬り上げて逸らす。その間にもアダムに迫った触手達は一部はヴィルガやクロエが横から打撃を加えて受け流しつつ、それ以外はもう片手に持った短剣部分の切先で矛先をずらし、鎖で殴り、自由を取り戻した剣で裂いて、背後の方には攻撃が向かない様にし続けていた。


「ぶ、ブラン様……ッ」

「狼狽えるな!!貴様の動揺による乱れが、今最も危険な場所で戦うアイツらの努力を無駄にする!!黙って、ただ信じて、自分の役割を果たせ」


 彼等の不安もまた、無理もない話である。触手はここまで届き、その先で串刺しにされるだけではなく捕食されるかもしれない。ましてや、異形より悍ましく、魔物よりも狡猾で恐ろしい、生物がいるのだ。本来、人間界と交わるべきではない何かと相対している、これの親分と戦わなければいけないという事実に竦むのもまた、仕方のない事だった。加えて、アレが暴れる程に地下室の破壊は進み、全滅の危険性は高まる。


(周囲の不安、対象からの拒絶、それらに対して糸を通すように、解すように魔力を注ぎ続ける……気を抜くと、確かに頭がやられそうだ)


 息を小さく、細く吐く。この時に使うのはひたすらに頭だ。頭を演算する為だけの機械の様に酷使しながらも、魔力という生物を邪神の眷属という生物相手にぶつける為に感覚的な操作を続ける。彼らを叱咤したブランもまた、見た目ほどに余裕があるわけではない。

 それでなお、一切怯えず、怯まず、ただ集中するのは並大抵の精神力では出来ない事だ。もっとも、それ自体がこの世界の術師に求められる能力でもあるわけだが。


「遠くより出づる放浪者、我等の目覚めにはまだ早い。悠久の旅路の終着点、我等の星はここに在らず。次なる旅に向かわんが為、暫しの眠りを。目覚めの囀りはより遅く、至高の目覚めの為により永く──」


 リンドもまた、己の内の世界に集中する事を強いられていた。思い出すのは、いつしか覗いた誰かさんの記憶だ。

 桜の花、それが絨毯の様に広がるコンクリートの地面。踏み締める人々。明日自分達はどんな風に生きているか、そんな事を考える必要もないくらいに平穏に生きてる人々。アレが、沢山の人の普通。


──我々が侵そうとする限り、この星の異物である事は決して変わらない事実


 この世界は彼女の定義する我々の為の世界かもしれない。だが、それは許可されていない他者の庭に家を建てているだけの様な物。そこに真実はなく、夢で見たあの世界こそが本当なのだ。


──なら、異物は除かないといけない。そうでないと、この戦いの先で私の望みは叶わない。


 辺りが揺れ、石の崩れる音が響く。ブランの祈りが、彼女の弟子達の緊張が感じられる。ヴィルガの雄叫びが、クロエの砲の音が、アダムの剣の音が。聞こえて来る。彼等をそうさせるのは何か。この戦いは何か。

 狙いを、より正確にする為に彼女の心はより深くへと潜る。


──そうよ、私も異物。地球を知らない。人でもない。なんなら、記憶もない。


 彼女は不安だった。何故ここに居るのか、本当は何の役割でここに居るのか、本当は対しているアレと同じ様に人類に、地球に敵対する為の存在なのではないかという不安。記憶が戻らないと得られない答えがあるのに、記憶が戻れば自分は葵達の敵になるかもしれないという不安。


──きっと、似た存在。貴方達もあの青い星への憧憬が、あるいは羨望があったのでしょう。でも、その心もまた、この星のものではないから成り立つもの。だって、当たり前じゃない。貴方も、私も


 故に、異物。今彼女の術で取り除こうとしている物そのもの。それは自分もそうではないのか?

 桜の景色、あの中にいる自分は想像はつかないのだ。だから、退散を受けるのは誰なのか?何なのか、何を追い払おうとしているのか。

 リンドは考え、考えて──


──だけど、それがどうした!!


 しかし、彼女は導の女神。葵の為の至高の鍵である事を選んだ存在。不安は消せなくても、可能性はあっても、彼女は開き直るのだ。


──邪魔なのは、アンタ達だけよ!アオイに代わって、アオイの分も泣かせてやる!!


 殊勝な理由なんて結局はなく。彼女の中にある葛藤や迷いは付き纏う物だとしても、目覚めた時から変わらないじゃないか。明確な自分の望みがあって、それを邪魔する者をぶっ飛ばす。望みを諦めるつもりもなければ、それを叶える為に葵と出会って、葵を選んだ。

 ここで哲学に浸って今この時も、これからも無為にするのはあまりに惜しい。リンドはそういうものだった。


「深き夢に帰り、おやすみなさい。“深淵の回廊へ”」


 そう詠み終えた瞬間辺りを猛烈な風、あるいは流れと言うべきか。それがここを支配し始めたのだ。


「うおぉっ!?」


 これまで猛威を奮っていた触手達は陣のある位置に開いた穴へと吸い込まれる様に消えていく。


「ちょ、と、飛ばれますがっ!?怪我で踏ん張りが!!」

「掴まれ!!」

「アタイら2人で掴んでりゃ余裕だって!!」

「ぶ、ブラン様!!我々が支えます!!」

「情けない所これ以上見せられません!!」

「それでアンタ達が飛ばされて死にでもしたらタダじゃおかないよ!!」


 壁や床や天井に張り巡らされた触手達も剥がされ、その存在だけをこの空間から排除する為に用意された排水溝の様な穴は勢いを増し──


 そして、訪れる静寂。先程までの騒動が嘘だったかの様に、当事者達を置いてけぼりにする様に、地下室はようやく元の姿を取り戻した。

 この静寂に思考が追いついてなかったり、本物である確証を得られなかったりで、この場にいた大半の者は目を丸くしていた。動き出したのは、しばらく経ってからだ。


「なんとか、なりましたね」

「調査は今からだってのに、大仕事の後の気分だな。こりゃあ」


 腹部を押さえながら片膝をつくクロエ、武器を腰のホルダーに戻しながら息を吐くアダム、術の補助と魔力補助による疲労でその場に座り込むブラン達。


「全く、こんなのが何度も出て来るかもしれないなどと、正気の沙汰ではないな」

「同感ね、ブラン。でもね、それを止める為に私達はここに調査に来たんじゃない」

「ウンザリしちまってるところに朗報だ、こんな物を拾ったんだぜ」

「うん?それは、日記だな……もしや、今回の被害者の物か?」

「そんなとこだろうな。そうじゃなくとも、ここにあったんなら必ず手掛かりはあるはずだぜ」

「それ以外はもう粉砕されててダメですね」

「それだけでも残ってたのが幸いだろうな……だが──」


 アダムはそう口にしながら、地下室に降りて来たリンドの方に視線を送る。


「……アオイが、いない」


 葵の回収。その目的が最悪の相手によって妨害されたとは、彼等はまだ知らない。

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