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永劫の勇者  作者: 竹羽あづま
第4部オルフェウスの挽歌
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第57話:選ばれし存在

 くちゃ、くちゃ、と粘ついた咀嚼音が鳴る。ゴム状のブヨブヨした皮膚に、鋭い爪に、人間よりも噛む事を得意とする牙を持つ二足歩行の化け物は食べながら新たな餌を探して視線を巡らせていた。

 化け物の食しているその肉は、決して地球にいた頃ならば肉としては一般的に見ない物だっただろう。


 犠牲となった者は既に骸となっているから苦しみはそこにないが、苦しみの跡がその刻まれた死に顔にはあった。苦痛、恐怖、絶望、顔の穴という穴から垂れ流された体液達はもう新たに流れる事はない。食べやすくする為に乱暴に開かれた身体は随分と軽くなってしまい、その過程で起きた事の恐ろしさを物語る。

 そして、新たな餌となりそうな者はすぐ近くに──


「うああぁぁん!!」

「だ、だめだよ!泣いちゃダメ!化け物に見つかっちゃうよ!」

「お家帰りたい!ママー!!パパー!!」

「しーっ、お願い静かにしてったら!」


 岩陰で幼い男の子を守る様に抱きしめている少女もまた、幼かった。化け物が恐ろしくて泣き出したいのは少女も同じだった。化け物に見つかろうものなら、それだけで成す術もなく殺される。その事を少女もよく理解しているからか、歯を鳴らしながらも叫ぶ事を堪えている。それを理解出来ない方がいっそ、精神的には楽だったかもしれない。


「ひっ……!」


 その方が、今みたいに背後から近付いてくる足音に緊張感を持続させる必要はないのだから。

 化け物が機敏ではない事が更に2人の恐怖感を増幅させる。一歩、また一歩と引きずる様に歩くのはいっそ挑発じみてすらいた。まだ見つかっていないはずだという僅かな希望に縋らせるのだから。


 もっとも──


「ぁ……」


 そんな希望を砕く事ぐらい、化け物にとってあまりに容易い。

 岩陰から顔を覗かせた化け物と目が合ってしまった2人は、悲鳴を上げる事すら出来ずに硬直し、化け物は口から先程まで喰らっていた肉を歯に絡みつかせながら血液混じりの涎を垂れ流していた。ただここにあるのは、喰う者と喰われる者の図式のみだ。


 もう我慢出来ないと言わんばかりにその化け物は、すかさず2人に向かって爪を振り下ろす様に飛び込み──


「伏せて」


 その一言は化け物には発せない、明確な声で確かに聞こえ、少女は少年ごと身体を地面に押し付けて指示通りに伏せる。

 それと同時に舞った鮮血は、先程までは太刀打ち出来ない存在として君臨していた化け物の首から噴水の様に放たれていた。頭を失った化け物はそのまま地面にその身を投げ出し、数度の痙攣の後に動かなくなる。子供が見ればショッキングな場面だが、幸いな事に2人は目を瞑りながら伏せていた為、見られてはいない。


「もう大丈夫だよ、怖い化け物は俺がやっつけたから」


 優しくかけられた声で、2人はようやく恐る恐る身体を起こして声の主の方に視線を向ける。


「怪我はない?痛いところがあったらお兄ちゃんが痛くなくなる魔法をかけてあげるよ」


 子供と会話する為にしゃがみながら微笑んでいるその人物は、2人ほど小さくはないがまだ子供と言える年齢ではあった。

 首から下ぐらいの短い長さの黒い髪に、上下共に黒の制服を着た、一瞬女性と間違える様な顔立ちの男性だ。顔や身体に返り血がついているから、最初こそ子供を怯えさせはしたが、悪い人ではない事はその姿形と態度で理解してもらえたらしい。


「どこも、痛くない……」

「そっか、良かった。2人ともよくこんな見知らぬ場所で2人きりで頑張ったね。偉い!」


 2人の頭をわしわしと撫で、そうされている内に少し落ち着いたのか、ようやく2人の顔に僅かながら笑顔が戻ってくる。


「お、お兄ちゃん助けてくれてありがとう!」

「ありがとー!」

「いえいえ、でもここはまだ危険な場所だから、安全な所まで行こうか。おいで、抱っこしてあげるよ、疲れたろう?」

「ぼくあるける!」

「わたしも歩けるよ?」

「ふっふっふ、お兄ちゃんは乗り物みたいに走れるんだ」

「でんしゃみたいに!?」

「そ!ビューンって!風を切っちゃうんだぞ!」

「すごいすごい!お兄ちゃんヒーローみたい!」


 その方が2人を連れて徒歩で移動するよりは、安全に連れて行けるというのが大きいが、彼の言い回しで興味を持ってもらえたらしく、歩けるという意地は好奇心が上回った事で穏便に抑える事が出来たらしい。

 内心、これでダメなら次はなんて言って分かってもらおうかと考えていたなどと、2人にはとても言えない。


「というわけで、おいで。そしてしっかり掴まるんだよ、危ないからね」

「はーい!」

「あ、あの、お兄ちゃん。お名前を聞いていーい?」


 突如として自分の前に現れたヒーローを相手に、先程までとはまた異なる緊張を持ちながら、少女はおずおずと尋ねる。

 2人を抱き上げながら、そのヒーローは少し得意げな笑顔を浮かべる。


「滝沢葵、皆の勇者さ」


 それはこの異世界の勇者であり、地球の救済者。かの勇者の名は滝沢葵。邪神滅殺、地球救済を掲げた男子高校生は、異世界の勇者となった。


 かの者は人々の前から去った。しかし、彼の夢も、目的も変わる事はない。決して変わらない。

 故に、告げた。必ず皆の前に勇者はまた現れるだろう、と。



 ノア、先代勇者の作り出した希望の船。尽きない動力、多くの人を乗せられる船そのものの規模、中でもある程度の生活が回せる様に整えられた施設、勇者やそれに連なる人々の残した資料。

 それはまるで、邪神という人の手ではどうしようもない災害を相手に、人々が対抗する為に与えられた奇跡の様だった。その舟の名前に準ずるものであれば、もう少し用途は違ったかもしれないが、その名を借りて船を作り出した者の意図を知る者は、ここにはいない。故に、残るのは人々にとって大きな救いであるという事実のみだ。


 そして、先代勇者の遺物はノアのみではない。彼の志を知る者達の存在、そして勇者の帰還の予言そのものがそうだっただろう。

 使徒達が再始動したのは問題かもしれないが、それと同時に勇者が帰還した。それによって使徒はまず1体の撃破に成功し、人類はようやく邪神に対して攻勢を仕掛ける段階に進む事が出来た。

 そこまで保てたのも、勇者という希望。戦う力を持つ者、持たざる者、どちらであったとしても生死をかけた戦いという異常な状況下の只中において、かなりの精神的な安心感を与えるものだ。ゴールが見えているか否か、達成が可能か否か、何かを殺し傷付ける事の大義があるか否か、人々が異世界の環境に我慢し続ける為にはその全てが問題だったが、その救世主の実在性のみで解決出来る問題だ。


 あともう1つの問題、これは大きな問題だったかもしれない。現勇者である滝沢葵の人格と命の取り合いの向き不向きだ。

 彼の中で、人の死に対して当事者でなければどこまでも人は無関心になるものだという諦観じみた価値観がある。それも、自分も含めたものとして。その価値観を持った彼は、無関心でいたくないという思いも抱いたからか、生物が傷付く様子や、死ぬ様子に対して敏感なところがあった。羽や足が千切れても生きようと歩く虫、捌かれる魚、そして種族として凡そ同一と言える言語や思考を持つ人間がそれを操れなくなる死。それ等を自分や周りの人間に置き換えて想像をし、恐怖を覚える。それが彼だ。


 誰かを傷付けるぐらいなら、自分が傷付く方が良いと考える彼に、積極的に戦いに赴いてもらわなければならなかった。彼の思想を置くとしても、ただの高校生には割り切れるだけの経験などあるはずもなく、そこが最も高いハードルだったと言えるだろう。

 しかし、彼の中でそれが変わらなくとも、戦えた経験が出来て、殺せた経験が出来て、それもこれも必要な事だったのだとも思える様になっていた。そう思わなければ、全てが無駄死にになる。

 そんな滝沢葵という人間の思考回路は、勇者としての第一条件である、皆の為に戦うという部分をクリア出来たのだった。


 次代の勇者の事も含めて、先代勇者はどれだけの奇跡を残していった事だろう。それこそ、先代は邪神と戦う為に与えられた神の使いなのではないか、そう考える者もいたほどだった──


「魔王の使徒、魔王、そして邪神。その言葉は、この異世界に至るまではフィクションの為の物だった事だろう。だが、そうではないと我々は理解しなければならない」


 現在、ノアは人魚達の移住の為に集落に向かっていた。使徒クライルの一件からまだ数日しか経過しておらず、葵達の傷も癒えていない中ではあったが、魔王の使徒を倒したという情報が新鮮な間だからこそやるべきことがあった。と言うよりも、これは葵自身の提案だった。

 民間人に現状を理解してもらいつつ、その上で彼等の不安を取り除く事だった。彼等も異世界に来た以上はこの邪神による騒動の部外者ではいられない。それならば、この機会に先代がそうした様に希望を持ってもらう事にしたのだ。


 真似事であっても構わない、先代と接した事のある者の方が少ないからこの受け売りの鮮度は落ちていないのだから。何より、この名を継ぐ者として、葵自身がそうするべきだと思ったのだから。


「実際に被害は色々出てるけど、本当に魔王とかっているのかしら」

「なんかゲームみたいだよなぁ」

「邪神ってのもどんなのだろ、やっぱ闇っぽいのかね?」

「変な世界だからな、ありうる」


 故に、民間人の皆に集まってもらうのではなく、自分から居住区に赴いたのだった。ここだけが切り離された1つの世界にならない様に。ノアの一部である様に。


「思い出してほしい、我々がこの異世界に呼ばれる前の地球での日々の事を。皆の生まれや育ち方で当たり前の形は違ったかもしれないが、各々の日常を侵す何かを感じた事はあったのではないだろうか?」


 集められた民間人がそれぞれ思い当たる節がある様に考え込む。滅亡の予言が広まるという事態そのものは、別に珍しいことではない。その予言を信じる者が現れるのもよくあることだ。

 しかし、それによって現れたカルトの団体、突如として昏睡状態に陥る人の急増、それもこれも本当に邪神という存在による侵食の影響だったのだと異世界で言われたら、皆も納得せざるを得ない。これまでも皆それを分かった上で保護されていたが、保護されている内に対岸の火事に思えていた者も多い。勇者という存在への尊敬も、あくまで有名人に対する尊敬の念に近いものだっただろう。


「我々の日常を侵す災害は、既に起きているものであり、既に数多の同胞の犠牲者を出している。貴方達の中にも、この件で身内を亡くした事がある人はいるだろう……この場を借りて言わせて欲しい。亡くなった人々に哀悼の意を表すとともに、俺の力不足によって失わせてしまった事、心よりお詫び申し上げる」


 そう言い、深く頭を下げる葵に民間人は各々で戸惑いを見せる。


「勇者様が殺したわけではないもの、ねぇ?」

「……いやぁ、でも。なんかこう、思い当たる所もあるっつーか」

「でも──」


 純粋に彼が謝る理由が分からない者や、恨みとまではいかずとも確かに彼なら助けられたかもしれないと、どこかで思っていた事を自覚した者、その理由こそ様々だが彼の謝罪に怒りを向ける者はいない。だが、微かな騒めきが生まれたのは確かだ。

 そうして、頭を上げた葵は「だからこそ」と口にする。


「俺はこの命に変えても、新たな犠牲者を出さない為に、この戦いを終わらせ、皆を地球に帰還させると約束しよう。例え、相手が魔王であろうとも、神であろうとも、何が相手であったとしても俺は勝利を必ず持ち帰ろう。勇者の称号を戴いた者として、勇ましくある事、皆の嘆きも苦しみも、いつか全てを笑い話に変えられる様な結末を勝ち取る日まで俺は決して止まらない」


 以前、葵の同級生である義樹が皆に広めた彼の地球での活躍の話や、洞窟での救出任務の件や、使徒撃破という実績、それ等を含めた上での葵の今の話は、この世界の特殊な環境下と自分達が保護される側である事から、相手が子供であろうとも皆の耳に与太話として聞こえることはない。


「俺の名は滝沢葵、勇者の名を継ぐ者。皆という明日への希望がある限り、俺は戦い続ける!俺は死なない、この世界を、皆の笑顔を取り戻す日まで決して死なない!皆が俺の希望である様に、俺は皆の希望であり続ける為に不滅だ!!だから、信じて待て!信じて生きろ!俺が必ず今日の絶望を夜明けの光で塗り潰す!」


 しばらくの静寂の後、次にはゆっくりと拍手の音が続き、それは徐々に波の様に大きくなっていく。

 実際に彼が戦う様子を見た者こそ少ないが、だからこそ結果のみが人々に伝わり、それをどんな形であれ実感に繋げられたらその信用は誇大化し、勇者という存在と、それを要するノアへの信頼によって、民間人の気持ちも維持出来るだろう。


 その為にも、葵は多少人々から唐突だと思われようがこのタイミングという一押しを逃さない様にした。自分より上の立場になる相手の不安や弱気はそれより力を持たない人々にも容易く伝播する。

 葵は気の強い人間ではないからこそ、雄々しい勇者の自分というものによって自分自身を鼓舞しなければならない。それを他者からも認められる事で、本当にしてしまえばそれで完成される。自分という物に対する希薄さにはこうした利用価値があるのだと、彼は理解した。

 人魚の街で散々気持ちを揺さぶられた事に対する反省の意味合いも、大きいのかもしれない。


 最後に皆の時間をもらった事への感謝を述べながら一礼をし、居住区の外へと出る。


「お疲れ様です、タキザワさん」

「アオイにしちゃあ雄々しすぎやしないか?」


 居住区の入り口の傍にいたらしく、クロエは小さく手を上げながら、ライは肩をすくめながら、声を掛けてくる。民間人の皆には聞こえない様に歩きながら話そうかと促しつつ、葵は照れ隠しのように後ろ頭を掻いていた。


「クロエさんもライも聞いていたの?」

「はい、艦内でも流れていたので生で聞いておこうかと思い馳せ参じました。暇でしたし」

「え゛っっ艦内で?俺聞いてないよ?」

「勇者の宣誓みたいなもんだからな。皆の士気向上にも繋がるし、使徒倒して気分上がってるところにはピッタリだろ?だから、お前がコレをするってなった時点でエレンとファイナでこっそりと艦内で流れるように色々してたってわけ」

「そ、そうと分かってたら……」

「分かってたら?」

「あがり症だから色々と終わってたところだった」

「そりゃ秘密裏に進められてて良かったな……」

「あがり症ってマジですか?あの人数でもあがり症なら、普通は魂が抜けるとクロエちゃんアナライズが言っておりますが」

「言わないで!!そう言われると恥ずかしくなって今すぐ飛び立ちたくなるから!!」

「飛び立つな、地に足つけろ」


 さっきまで皆の前で演説をしていた彼とは別人のような情けなさだが、事実として以前の彼ならばあの内容を胸を張って口には出来なかっただろう。2人からすれば、何か変化する予兆があったのかと不思議な気分でさえいる。

 ライの目から見れば、勝利こそ得たものの、精神的な負担の大きかった人魚の街の一件の影響、あるいは後遺症なのかとも思っているが──


「お、俺なりにさ。先代勇者と同じ名前だし、先代の功績を汚したくもないし、比較されて恥ずかしくない人のもなりたいとは思ってるわけで……」


 同じ名前、と言っているが。無論それだけと葵は思っていない。夢で見た子供達を助けた髪の短い滝沢葵と名乗る勇者、アレは確かに自分と同じ顔だった。あの夜ミアからはそれ以上を自分から聞かなかったが、あれ以来葵の知らない滝沢葵との繋がりを意識する事が増えている。

 故に、どうすれば彼らしくなるのかが、なんとなく分かるようになっている気がしたのだ。今回のことも、人魚の街の一件もさながら、先代について知ったのも大きな理由だろう。


「でもまぁ、実際問題タキザワさんにしか出来ない邪神への道を開くという役割だったり、貴方はどこか特別な感じありますよね。勇者、なるべくしてなったというか」

「確かになぁ、お前である事に不満はないし、自分じゃなくてホッとするぐらいだが、どんな因果でお前になったんだろうな?」

「それはそう思う。勇者ってさ、ゲームとかだと主役じゃん?決して負けない主役。この世界はゲームじゃないけど、役割だけ見ればそんな主役の立場を何で俺が持ってるんだろうって思いはするよ」


 自分以外にも向いてる人間なんて幾らでもいるはずで、勇気、強さ、不屈、そのどれもが誰かと比べると劣っているのは分かっているだけに、自分は何故この立場なのかという疑問はある。


「じゃあ、自分じゃない方が良かったですか?」

「はは、まさか」

「意外に即答だな」


 彼の人柄を考えれば、自分以外の方が良かったはずだと言いそうだっただけに、返事の中身そのものがライには意外に感じられた。

 葵自身も、そう思われている事は分かっているのか苦笑を浮かべる。


「俺じゃないって道があるなら、多分既に俺じゃない人がとっくに選ばれてると思うんだ。でもこうなってる以上は流石に俺以外の方が、なんてさ。腹括れてないみたいで格好悪いから」

「むむ、それはそうですね。一本取られました、お詫びにその一本を差し上げます」

「名称不明の一本をもらってしまったけど俺はこれをどうすれば……」

「ま、勇者になっちまったもんはなっちまったもんとして受け入れるっきゃないわな」

「それで疲れる様ならクロエちゃん達だっていますし、気負うのだけはナシですよ。お姉さんとの約束です」

「ありがとう、それだけで心強いよ」


 重く捉えない様にあえて言葉を選んでいる2人に対して、口にしている以上に感謝をしていた。

 帰る場所はあれど、帰るための身がない葵にとって、この役割がある限りはまだ命が続いてる様に思えているだけに、ここにいる事を当たり前としてくれている2人の言い回しや接し方に、救われている面があった。


 使徒を、魔王を、邪神を倒すまで。この魂に安らぎという名の眠りが訪れない事を心から彼は願っていた。


『本船は間もなく、集落に到着いたします。乗組員の皆さんは──』


 そして、そんな彼の願いに応える様に、次なる使徒との戦いの予兆は、既に始まっていたのだった──

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