表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
永劫の勇者  作者: 竹羽あづま
第3部泡沫アクアリウム
56/77

第55話:希望達の足跡

 ヴィルガがこの世界で最初に目にした光景は、魔物の食事の様子だった。だが、魔物が死肉を食い漁る光景は、自然界だからと済ませられる様な代物ではなく、むしろ悍ましさを感じさせた。その生物の同胞もを食い散らかしているのみならず、ぐちゃぐちゃと微かな粘りの混じった咀嚼音を立てながら魔物が食べてるのは、人間だった。

 突然そんな様子を見せられて、動揺しないわけがない。野生動物同士の捕食だって生では見た事ないほどだったのに、その餌の中に人間も含まれているのだから尚更だ。


 だから彼女はその魔物を武器もないまま撲殺した。


 彼女の中で、動揺という大きな危険信号を発する時は余程の時であるという証左でもあった。やるか、やられるか。それならば、先に動いた方が有利であり、相手が化け物だとしても食事を欲する生物ならば、殴ればいずれは殺せると判断した。日頃から生物を殺していたわけでもなければ、


 多少喧嘩好きなだけの女性だったのに、あっさりとそれが出来たのは、おかしな才能の開花だったのやもしれない。この世界で生きていく上では、とても有利な才能だっただろう。


 そんな彼女は立ち塞がる化け物を薙ぎ倒していく様になった。殺して、殺して、それ以外にやれる事もやる事もない世界において、生きている実感はその血の臭いだけだった。

 帰る方法も行き先も、目的も何もなかった。目的は帰ることだったが、寝て、覚めて、寝て、覚めて、その度にそれを何とかする手段を持てる人間ではないのだと実感させられるだけだった。


 多分、いつか誰ともつかない血の池の真ん中で、武器を片手に自分は死ぬんだろうという漠然とした感覚に襲われながらも、ただ死体を増やす事しか出来なかった。

 空から穴が空いて肉片が雨の様に落ちて来ようが、頭だけやけに軽くなった死体も、狂気の表情を貼り付けたまま動かなくなった人間を見ても、運が悪かっただけなんだろうとしか思わなくなる。多分、自分達を殺す為に出来た世界で、それが悪意でも殺意でも特別な感情が入っていないのであろう事も理解出来た。


 そんな中、自分以外にも血で全身を濡らした男性を見かけたのが、1度目の驚きの出会いだった。

 首元までの黒い髪に制服姿。格好だけ見れば普通の子供だったが、おびただしい返り血の量と、積まれた死体の山が、この世界に慣れ始めたヴィルガにも異様さを感じさせた。


 だから、何となく声をかけたのだ。楽しいか?なんて、自分自身に問いかける様に。


「俺が皆殺しに出来たら良いとは思っている」


 雑に袖で返り血を拭いながら背を向ける少年。それは返事になっているのだろうか、という思いと、自分以上のジャンキーかもしれない発見に憐憫すら感じていたかもしれない。だが──


「俺は……勇者は、人々の地球への帰還を必ず果たす。それまで貴方も死んではならない、貴方もまたその皆の1つなのだから」


 少年は去り際に彼女の側に1本の大剣を投げ、その少年の姿は、蜃気楼の様に見えなくなった。これまで非常識な体験は何度もこの世界でして来たが、ただの子供はそれでもなお異質な存在に思えた。

 地球への帰還、勇者、彼の放った言葉のどれもが荒唐無稽そのものだった。勇者らしさもなく、その証明もなく、ただ彼がそう名乗っているだけだとしか思えなかった。


 だが、初めて自分以外の戦士を見たからなのか、地球への帰還を信じている者を見たからなのか、この美しいとは言い難い光景がやけに瞳の中に焼き付いていた。

 何より、その光景が幻ではないのだと証明する様に、見かけた生存者達から勇者が地球へ帰してくれるらしいという話を聞いた。何より、この世界の側である存在、魔王の使徒討伐の噂をその中で聞く様になった。


 ヴィルガの奥底にある帰りたいという望みが湧いて来る気がしたのだ。自分達を死に追い込む現象とも言えるこの異世界、非常識が起きるこの世界、それならば地球人達にとって都合の良い存在が現れてもおかしくないと思えた──



「でも、勇者は突如として消息を絶った……でしょ?」

「ああ、そうだ。そう言う不安を煽る為の噂とかなら良かったんだがな。パタリと勇者の噂を聞かなくなった」


 ヴィルガにとっての異世界での日々が元に戻っただけとも言えるが、何もなかった頃と、一度見えかけた希望の糸が切れてからでは、全く違った。

 それで戦う事をやめるわけでも、自棄になるわけでもないが、見えなくなったゴールによって、帰る事について考える機会は大幅に減った。

 勇者が存在していたと言う証の大剣が手の中にあっても、ただ戦いに明け暮れる日々は彼の目指した物を風化させていく。何故なら彼の抱いていた大志を引き継ぐと言える様な人間ではなかったから、ただそれだけだった。


「ま、そんな風に腐っていたからか、年貢の納め時ってやつが来てな。深傷を負っちまった」


 脇腹を抉られ、身体が自分の物ではないみたいに重く感じていき、片目を貫かれ、視界が赤黒く染まっていき、全身がもう動くべきではないと悲鳴を上げていた。

 それでもなお、彼女は次の敵を求めて彷徨っていた。儚い死に方をするぐらいなら壮絶な最期の方が似合うだろう、と。だから、目についたものを叩き斬ってやろうとした、実際そうした。


 その結果、1人の人魚を魔物から助けた事になった。


「それがエリアだったんだ」


 まだ、歌の制御が完璧ではなかった彼女は、魔物相手に練習をしに行ったら、逆に餌にされかけていたらしい。そんな事情も知らないヴィルガは殺気だったまま彼女を見下ろして怯えさせたりもしたが、そのまま意識を失った。


 そんな彼女が次に目覚めた場所は、清潔なベッドの上だった。傷はある程度の治療が施され、窓の外から漏れる青い光や、雑談を交わす人々の声から、都合の良い夢を見ているのだと思った。死ぬ前ぐらいは神様もサービスしてくれるんだと考える程に、それが不思議に感じられた。

 もっとも、ベッドの側で彼女の目覚めに驚いていたエリアのお陰で、意識を失う前と後とで地続きであるとすぐに理解出来たが。


「本来ならクライルのお眼鏡に適わねぇ奴は街に入ったらダメで、エリアもそれをよく分かってた。あの野郎の計画に手を貸すぐらいだから、割り切れる奴でもあったが……」


 何故助けたのかとその時に聞いた、それは不信の混じった物だったが、今でも聞いたかもしれない、それはそんな彼女の気質を知ったからこそ。だが、答えは変わらなかったかもしれない。


『わたくし、話相手が欲しかったのかもしれませんね』


 自分を助けてくれた相手だったから、というのも理由に含まれてはいただろう。だが、計画に乗ってからここまで時間は経っていない段階の彼女には、慣れていないからこその疲れを感じた。

 染まっていない外の人間、そして強そうな人間、人魚にはならないであろう人間、たまたまだったとはいえ、彼女にとってヴィルガはリスクを負っても良いほどの、丁度良い存在だったのかもしれない。自分の裏の顔も含めた話相手として。


「普通に見れば勝手な話さ。覚悟もなく、そんな道を選んだ様なもんなんだから。でも、エリアはエリアで助けを求めていたのかもしれねぇと思ったんだ」


 傷の様子を見に来て、熱心に通い詰めて、その最中に好き勝手に自分の話をする少女は、普通の女の子に見えた。全然歌を聴いてもらえないだとか、勇者ってどんな人だったかとか、この街の写真が撮れないのが残念だとか、それだけでエリアは楽しそうだった。

 それが戦う事以外に見出せる物がなかったヴィルガに、武器を握らなくて良い時間を教えてくれた。


「ま、そろそろ休んでも良いかって、そんな風に思ったんだ。そんで、アタイはエリアに助けてもらった借りを返すために、クライルの野郎の所に自ら乗り込んだんだよ。せめて、休める場所を守るぐらいの大義名分を持って武器を握らせろってな」


 要するに、ヴィルガは疲れていた事に気付いたのだ。アテもなく旅をして、旅の醍醐味なんてありもしない、楽しみもなく、ただ魔物を狩るだけの日々に。

 エリアにとって、秘密の共有相手が偶然ヴィルガであった様に、ヴィルガにとってのエリアも、偶然彼女に出会って、偶然彼女と日々の中でその考えに至ったに過ぎない。そんな自分の弱さに呆れはしても、失望はしなかった。自分の強さに慢心はしていなかっただけに、弱さに気付けた事をむしろ悪くない結果だと思った。


「それで、あの街で起きてる事を知った上で門番を……」

「ああ、それが悪い事であるのも、ひでぇ事なのも分かってたさ。だが、縁が出来ちまったし、エリアの中にあった諦めも妙に分かっちまった」


 だから、契約、洗脳、そんな物もなく、ただヴィルガの中の積み重なりが、彼女にその選択をさせた。

 力を持つなら、人々を助ける為に必ず力を使うべきだとはエレンも言わないが、その選択が賢明だったとは思えなかった。それはヴィルガ自身理解している事だからか、それに対してあえて否定する事もない。互いに揉め事や言い合いを目的としているわけでもなければ、なにより──


「じゃあ、どうして手を貸してくれたの?」


 彼女の中に生まれた小さな望みであるエリアの手助けに反する事なのが気になった。


「エリア自身が、外に助けを求めに行ったからさ。アイツがこんな状況を終わらせたいって思ってたんなら、アタイもそうする」


 そして、その助けを求めに行った相手が勇者と呼ばれている存在であった事、その姿が焼きついたあの勇者の姿にかぶって見えた事、彼がクライルと戦うつもりで来ている事、それも決定打と言えた。

 それをあえて、ロマンチックに語るならば──


「運命を感じたんだよ、生まれて初めてな」


 彼女の望みを叶える為にヴィルガも動く事にした。諦めに満ちた日々の中に落とされた、勇者の再来という一滴。その一滴を垂らしたのがエリア自身であったのだから尚更だった。

 その末に、エリアを失ったわけではあるが、それで立ち止まっていては、彼女をキッカケにまた動き出した時が無駄になると思った。何より、それはヴィルガらしくないとエリアに笑われると思ったからだ。


「……良くも、悪くも、これがアタイにとっちゃあ全てだ。後は、アンタ自身がそれを聞いてどうするかってだけだ」


 エレンは少しの間を置いてから深呼吸をし、天を仰ぐ。

 武器もまともに持っていない頃から魔物を倒し、クライルからも門番を任せられる様な力を持つ人間も、その根底で勇者に希望を見出し、帰還を望んでいるというのだから、それを寝返る可能性のある人間だと簡単に切り捨てられるものではない。


 不安要素だと思っていた部分は、彼女が同胞たる地球人である事をただ補強しただけの事だったのだ。何より、言葉にしているよりも大きな存在だったであろうエリアを亡くしてなお、地球の帰還への希望が勇者の存在で勝っているのならば、ノアのリーダーとしてそれを信じさせられなければ意味がない。

 故に、エレンは指を組み直し、首を横に振ってから苦笑を浮かべるのだ。


「私からの返事は、これだけよ。大事な話を聞かせてくれて、ありがとう」


 彼女の返事に少し意外そうな顔を浮かべる。疑心が裏に感じられない表情を向けられているのだから、そんな絆されやすくて大丈夫か?なんて口にしそうにもなる。

 しかし、やめた。そんな無粋な真似をする時でもなければ、そんな気分にもなれない。このタイミングでは、それは妙に負け惜しみっぽくて格好が悪いから。


「人魚達を助けてもらう事と比べりゃあ、安いもんさ」


 そう言いながら肩をすくめるのだって、少しの照れ隠しが入ってたかもしれない。だが、互いに勇者に希望を持つ者同士であると認め合った瞬間でもあっただろう。



 そして、2人に気付かれない様に、扉の前から立ち去る人影があった。


「ヴィルガが、勇者を、エリアをそんなに──」


 その人影は葵だった。

 あれから、話し終えたリンドは少しだけ休むと葵の中で眠り始め、葵も傷を少しでも早く治す為に寝直そうとしたが、考えが巡ってしまうからか寝直せずに居た。

 ならば、リンドから聞いた限りまだエレンは起きている様だからと、彼女の所に顔を出す事にした。船に帰還する時に意識がなかった影響で、まだエレンに何の報告も出来ていなかった事も気になっていたから。人魚の街での出来事の報告自体はミアが既にやってくれていた様だが、葵からも話す事は沢山ある。主に使徒についてだ。


 その為にもエレンの部屋の前まで来ていたのだが、そのタイミングで2人の話し声が聞こえて思わず扉を開ける手を止めた。立ち聞きをするつもりなど無論なく、2人の話が終わるのを待った方が良いかと思っていただけだった。

 しかし、その話を聞いた葵はエレンの部屋の前から離れ、1人歩いていた。


「……希望、か」


 自分より前にいた勇者や、ヴィルガにとってのエリア、自分はそんな希望になれるのかと己に問いかける。何より、エリアとの敵対を選択し、死なせる結果になり、勇者を名乗る事で前勇者への期待を悪い意味で上塗りにするかもしれない不安がよぎった。

 強い人に見えたヴィルガで帰還を諦めていた程なのだから、葵が地球帰還への旗印である事に対して縋る思いの人はきっと多い。少なくとも、船の中にいる多くの人はそうだろう。それこそ、ヴィルガの希望になっていたエリアもまた、勇者という希望に縋っていたのだから。


 そんな大きな存在に、戦士としての強さを持つ人間に望みを託される程の存在に、なれるのか。

 自分に想いを寄せてくれた少女1人救えず、看取る事すら出来なかったのに。自分の手という小さい物からも零れてしまう、大きくも儚い生命というもの。それを抱く地球を、こんな手で、ちゃんと守る為に強くなれるのだろうか。


──不安だ、覚悟はしても不安で仕方がない。


 前勇者という葵から見れば強者の側の存在でさえ、突然姿を消してしまった。それを、自分は完遂出来るのか。そんな不安という名の弱気さが人々に見えてはならないのだという事実もまた、彼への重圧となっていた。

 何度も、何度も、触れた死について考えている。


──いつだって死ぬって事は虚しい。当事者にしかその悲しみも、苦しみも、100%は伝わらない。自分を置き去りにして、死は多くの人にとって歩いて通り過ぎる様な物になる


 だからこそ、自分もまた連理に殺された仲間を見て怒りこそしても、その悲しみの純度の低さに自己嫌悪を覚えるのだ。今こうして悩む程に。


「死んでは、いけない……」


 前勇者がヴィルガに伝えた言葉、単純なようだが、今の葵はそれに深く共感を覚えていた。

 死んではいけない、皆は救うべき人々だから。その救済が成る日まで、決して死んではいけない。生きていなければ、それすらも受けられないのだから、と。共感出来る分、前勇者もまた同じ思いを抱いていたのかもしれない、などと考える。


「普通、そうだもんね。勇者も俺みたいな人だったのかな、本当は普通の人だったのかもなぁ」


 勝手な解釈であったかもしれない。だが、今はそれが少しでも少年である滝沢葵の慰めになるだろう。


「いけない、俺またこんな風になってる」


 会った事もない前勇者との比較に悩み始めた自分を、物理的に落ち着かせる様に、冷たい手を首に当てる。そうして、足元に向いていた視線を前に向け──


「……あれ?ここどこ?」


 当てもなく艦内を歩き回っていた結果が目の前の光景として広がっていた。

 ノアの船内は広い。戦闘員も、非戦闘員も等しくこの中で生活をしている上に、装備の開発に使う部屋や道具、食料等の倉庫や、あらゆる必需品を格納出来るだけの大きさがある。それ故に、目立つという難点を持つ空飛ぶ方舟だが、何よりその中身を覚えるまではこのような事態を招くのが難点だろう。


 加えて、遅い時間だからか人の気配もしない。


「…………や、ヤバい」


 これでまた当てもなく歩き回り続けたら、更に自分だけでは病室に帰る方法が分からなくなるのは間違いない。地図を描く習慣も持たなかったことを今強く後悔していた。そもそも地図を貰っていなかった事を強く後悔していた。そして、渡してもらえていなかった事に微かな不満を覚えた。


(知らない場所でこれは、心細い!!なんかこの辺り薄暗くて不気味だし!!絶対映画とかなら何か出てくる!お化けとかあっち系が!!この世界なら出てきかねない!!霊感とかないからこそ、相手の出方が分からなくて怨霊とかはすごく怖い!!っていうか、怨霊っていつも不意打ちしてくる印象あるけど、不意打ちなんて卑怯じゃないか!?出るなら正々堂々と来て欲しい!!)


 孤独感(?)と恐怖心を誤魔化す様に心の中で捲し立てていた時、ふと葵の耳に音が届く。


『──ぁ、マ、ゃ』

「ぎゃああああぁぁ!!!俺も同胞みたいな物だから許してくれええぇぇ!!」


 けたたましい悲鳴をあげたが、その声をよく聞いてみると違う印象を受けた。


『──ま、ゆ……しゃ、さま』


 それは誰かを呼んでいる声だった。心細くなった子供が親を呼ぶかの様な、不安げな声。


「……勇者、様。もしかして、俺を呼んているのか?」


 聞くほどに、葵の中の恐怖心は、その声の主に対する好奇心に変わっていった。先程は取り乱していたとはいえ、ノアの中で罠が張られてるとも考え難い。それなら、その呼び掛けに応じても問題はないはずだ、と。


 その声を頼りにまた歩き始め、声という目印があったからか、拍子抜けするほどに真っ直ぐ目的地へと辿り着く事が出来た。

 その場所の名前は──


「機関室……?」


 声の主がいる様な場所とは思えなかったが、先程よりも鮮明に、隣で囁かれている様に近くに声を感じられる様になっていた。ここで間違いないという確信があった。

 扉をそろりと開け、中の様子を伺う様に顔を出す。


「!!」


 そして、その先に広がる光景。白い花々が咲き乱れる部屋の中に佇む蒼い魔石で構成された大樹、そしてその大樹の中心で蔦に抱きしめられる様に眠っている美しい女性の姿があった。長い金髪、白い肌、年齢は葵と同じくらいだろう。

 葵の驚愕は、自分の目に飛び込んで来たその不思議な光景によるものが大半だったが──


「……何故、お前がこんな所にいる」


 その女性の側にはミハエルが居たのだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ