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永劫の勇者  作者: 竹羽あづま
第3部泡沫アクアリウム
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第35話:淡い日常・後編

「見て下さいタキザワさん!すっごく高いですよ〜!」

「ちょ、エリア、早っ……ぜぇ、ぜぇ……」


 時計台の中に入る為の扉に鍵はかかっていなかった。と言うよりも、この街の住人は泳いで移動が出来るだけに、鍵をしていたとしても上から入ろうと思えば入れるから意味がないからだろう。

 無論、螺旋階段を水面にでも上がる様にスイスイと泳ぐエリアを葵は走って追いかけるしかなく、頂上に来るまでに体力を使い果たし、生まれたての子羊と化していた。


「大丈夫ですか?」

「じ、持久走とぉ、ぜひっ、比べりゃこ、こ、こんなも……ごめ、ちょっと息整え……」

「良い運動になってしまわれたようです……ほっ、ほら!見て下さい。苦しいかもしれませんが、とても綺麗な景色が見れますよ!」

「け、けしき?」


 手招きするエリアの元に、肩で息をしながら近付く葵には、まだ何かに感動するゆとりがなさそうだったが──


「わぁ……ッ!」


 時計台から見える景色は、この街に向かってる途中の泡の中から見えた物とはまた違って見えた。街の中から見る物は、街の中を知ってから見る景色は、少し違って見えた。

 泳ぐ人魚達もそれぞれが生活をしていて、店も家もその中で生きる彼女達が存在している。幻想的な存在から、彼女達を身近なものに感じられるようになった。それでもなお、泳ぎ舞う彼女達と、その中にあって互いに融合しながら美しくそこに佇む建物は、もっと綺麗に思えた。


「あそこがさっきまで俺達がいた並木道だよね」

「はい!キラキラしてるので分かりやすいですね」

「うん、宝石の木なんて元の世界にあったら人気のデートスポットになりそうだよね」

「デートスポット……タキザワさん、デートスポットみたいな場所にさっきまでわたくし達はいたんですよ?」

「うん?うん…………あっ、いや!!そんな下心で言ったわけじゃなくて!!」

「うふふっ、すみません。少しからかってみただけです」

「し、してやられた……俺は17歳の年頃の男の子なんだから、そんな揶揄い方しちゃいけません!」

「ふふふ、本当にすみません♪」


 言葉に反して申し訳なさそうな様子のない笑顔を浮かべながら、時計台の柵から身を乗り出す。


「わっ!ちょっ!危ない……って、危なくないのか……びっくりしたぁ」

「うふふ、タキザワさんは危ないので真似しちゃいけませんよ」

「真似しない真似しない!怖いもん!」

「本当に真似しません?この世界ならもしかしたら飛べちゃうかもしれませんよ?」

「飛べないよ、俺達人間に羽根はないんだから」

「それはそうですね……でも、ヒレならありますよ。この街でヒレさえあれば街の上だって自由自在です!」

「それすごいもんね……でも、俺には羽根もヒレもないから、やっぱりパスだよ。命が惜しいからね」

「…………命が惜しい……ですか──」

「エリア……?」


 身を乗り出す姿勢から今度は柵の上に腰掛け、葵を見下ろす。当の見下ろされてる側からすれば、おかしな事を言った覚えもないだけに、妙な焦りと緊張感が胸の内で渦巻いてしまう。自分の発言のせいではないのかどうかを確かめる為の言葉を、葵が発する前にエリアが微かに目蓋を伏せ、口を開く。


「わたくしは、本当にダメな子なんです」

「何でさ」

「だって、何やっても人より覚えるのも、出来るって自信持てるようになるのも遅くって……笑われるのが怖いから、人と接する事も難しくて。わたくしは、ダメな子なんです」

「…………」

「普通が人並みに出来ない、皆がどうやって普通をやってるのか分からない。でも、そんなわたくしでも、好きな事に、歌に熱中出来ることだけは、きっとわたくしの中で特別だった」


 彼女の言葉を聞きながら、葵は柵にもたれかかる。自分も覚えのある事だった、掛け算の7の段が全部言えるようになるまで人よりかかったとか、算盤のやり方が分からず立たされたとか、この街の中には合わないようなリアルな記憶の引き出しが開けられる気分だった。


「将来の夢とかも漠然としていて、それでも歌う事が仕事に出来たらきっと楽しく続けられると思っていました。オーディションに応募した事すらなくて、動画を公開とかもした事なかった。それでも、わたくしにもやりたいと思える事があるのなら、人よりスタートがどれだけ遅くても頑張れる気がしていました。まぁ、それすらも病気で上手く出来なくなったのですけどね」

「喉の病気か……巡り合わせとは何でこうなんだろう。それこそ俺辺りにそれが来るなら何も問題なかったのにね」

「でも、起きた事はどうしようもありません。どうしようもないからこそ、わたくし自身がどうしようもない子なんだと理解させられました。それ以外は熱中すら出来ない、頑張れない……」


 非常に気まずい話だ、葵はエリアの方に視線を向けられずにいた。彼女の言葉がまるで自分の事のように突き刺さって、自分自身がどんな顔をしているのか分からなかったから。どんな表情であったとしても、きっとそれは良い顔ではなかった、そんな顔を人に見られるのは嫌だった。不機嫌だと思われたら相手に嫌な思いをさせてしまうだろう。彼女の言葉に苦しさを覚えるように、彼女もまた同じように思っているのだとすれば、彼女もまた顔を今は見られたくないのかもしれない。

 だが、そこで口を噤んだ彼女の方に思わず視線を向けた。向けたが、その横顔は髪に隠れて見えなかった。それに内心安堵したような、不安が増したような、そんな不思議な感情を覚えながら、彼女の代わりに先に口を開く。


「君の中での君の命の立ち位置に何か上手く言う事は、出来ないよ」

「…………はい、分かっています」

「俺の言った、命が惜しいって言葉に引っかかったよね。君にとっては、命よりも大切な物なんだよね。君にとっての歌は」

「そうです」

「以前の君を俺は知らないけれど、何となく思うんだ。君が喉を悪くしてしまう前と変わらず、君の中には夢を思う情熱がまだ灯ってるんじゃないかって」

「……元から、わたくしには過分な夢でしたけれどね」

「遠い物だと思っていても、それでも見続けていられるから、それを目指せるから夢なんだろう?それって、君にとっての歌は何よりも大切な物ってことは歌は君の命でもあるんだろうなって」

「歌が、命……ですか?」

「君にとって、それが生き甲斐で、それがなかったらもうダメだってなって、でもそれがある限り頑張れるっていうのはきっと歌が君の命なんだね」

「……そう、かもしれませんね。だから、もう──」

「君の中の夢は、まだ続いてるのなら、君の命は今もそこにあるよ」

「…………」

「まだ会ったばかりの俺が簡単に励ませるなんて思いはしないけれど、ここにいる君が今も笑う事が出来るのなら、今もその命の灯火は情熱と一緒に元気に燃えているよ。君が歌を諦められない間は、君の命もまたちゃんと二人三脚を出来ているよ」

「……そうですよ、簡単に励ませないですよ」

「うん。だから、たまにで良いけれど、そんな事言ってる人いたなぁって思ってもらえたら良いなって。だって、それだけ言える程の好きな事があるのって本人が思うよりすごい事なんだからさ。俺は応援するよ」

「…………」


 これは、もしかしたら詭弁なのかもしれない。自分にはそこまでの情熱を抱く様な趣味を持った事がないから、それが出来なくなる事、思った様に出来なくなる事、その苦しみはこの言葉ではむしろ傷を抉るだけなのかもしれない。

 だが、彼女の言葉には自分に言い聞かせる意味合いがあった様に思えた。もしもそれが治すのが厳しいものであろうと──


「ごめんね、勝手な事ばかり言ってさ。でも、何となく俺も滅茶苦茶分かるなぁって思うところが沢山あったから」

「…………」


 振り返って葵の方を見ていたエリアは海の色をした瞳を微かに震わせ、少しの間だけ目蓋を閉じた後、また景色の方に視線を向ける。

 そして、彼女の開いた口からはその返事ではなく。彼女の歌、彼女の出す音が空気を優しく震わせる。


「エリア──」


 葵の呼びかける声に少し照れくさそうな笑みだけを浮かべ、その歌は続く。寂しげだが、優しい歌声、聴いたことのない旋律。彼女の愛する歌というこの行為そのものを情熱的に、しかし水のように透き通った歌は時計台から街に送られる。彼女の好きを、彼女の愛する街に届けるように。

 葵は黙ってその音に耳を委ね、柵に深くもたれる。人魚の街、人魚の歌、まるでお伽噺だ。


「──♪」


 接してきた中で、今の彼女は最も幸せそうだった。どれだけ自分自身に失望し続けても、信じられる核が確かに彼女の中にはあるのだと確信出来るほどに。


「──♪」


 目を閉じると、その情報量は耳から入るもののみになって、より深く、深く、その歌に込められた彼女という人を感じられる気がした。

 それは、この街という異世界の象徴めいた場所の中にありながら、彼女の今に至るまでの過程に地球という元の世界の存在は欠かせない。それを彼女は皮肉な話と思うのか、それとも安堵するのか。そこまでは分からない。葵自身が言った通り、まだ会ったばかりでもあれば、会ったばかりではない相手であってもそんな心の内まではきっと分からない。


「…………うん?あれ、エリア?」


 ふと、音すらもなくなって。目を開けてみれば、エリアは歌うことをやめて、時計台の内部に向かうように泳ぎながら葵に手招きをしていた。


「ちょっと早いですけれど、酒場に行きましょう。ここで歌うのも良いのですが、やっぱりもっと色んな人にも聞いてもらいたくなっちゃいました♪」


 周囲を警戒するような、そして少し寂しげな顔をしていた大人しい少女というよりも、年相応に繊細でよく笑う少女の側面が強く思えるようになったのは、そうした面があるから見えるようになったのかもしれない。彼女は友達になれたら良いと言っていたが、それで少しでも友達に近付けたのだろうか──


「……そうだね、俺だけが独占するのは勿体無いもんね。行こう!」



「お酒お待たせしました!」

「はい、これ2番テーブルの分!」


 酒場に来ると、いつもの落ち着いた店内とは少し様子が違っていて、心なしか宴会めいた空気感になっていた。忙しそうに行き来する従業員達、そして店中のほとんどの客が酒を飲んでいる様子に、思わず葵は目を丸くする。


「な、なんか賑やかだね?」

「あらら、多分この場合は……」


 エリアの視線の先を見て、その中心となっている人物はすぐに判明した──


「んぐっんぐっ……っはぁ〜〜!!美味い!!もう一杯寄越しなぁ!!」


 ご機嫌に顔を真っ赤にしながら木製のジョッキを掲げている女性の姿、体格の良い筋肉質な肉体と赤い髪、この街の中でエリアと同じくらいに見知った顔がそこにあった。


「ヴィ、ヴィルガ?」

「おぉ〜アオイじゃんかよ!しかもエリアも一緒かぁ?おいこっち来て酌をしな!」

「おっさんみたいな事言わないでくれよ……」

「おっさんでも何でも良いからよぉ〜可愛い子に酌をしてもらうのは夢じゃねぇのかぁ?えぇ?」

「ねぇ、ヴィルガって酔うといつもこんな感じなの?」

「はい。しかも、あの人は可愛いものに目がないところがあるので、お酒でその辺りタガが外れるんですよ……」

「やばぁ……」

「おいおい!陰口を叩いてないで!エリアもこっち来いよぉ!」

「えぇえ……わたくし歌いに来たんですけど……」

「あ?歌を?ラッキー!!いつもの時間だとほぼ聴けねぇからさぁ!!」


 豪快に笑うヴィルガの声が、この賑わいの中でも響き渡ったからから、エリアの方に視線が向く。当人はその状況に喜ぶよりも先に慌てふためいた末に葵の背の後ろに隠れてしまった。今から彼女の楽しみにしていた舞台にあがれるのだというのに、少し臆病なところは会った当初と変わらないらしい。

 だが、酒場の店長を務めている人魚が葵の頭を超えて、エリアの両肩に手を置いて微笑みかける。


「エリア、お願い出来る?私も貴方の歌を聴けるなら大歓迎だもの」

「あ、あの、その、は、はい!!」

「ふふっ、今更緊張してるの?貴方はウチの看板娘なんだから胸張ってくれないとむしろ困っちゃうわ」

「店長さん……はい!わたくし、歌わせて頂きます!」


 ようやく葵の背中から顔を出し、ステージの方に向かい始めるが、その前に一度だけ葵の方を振り向く。


「わたくしの歌、しっかり沢山聴いてくださいね。タキザワさん」

「勿論!俺も楽しみにしていたんだからさ」

「はい!」


 それを聞けた事に満足したのかステージの方に今度こそ泳いで行く。それを見送ってから、葵はヴィルガの隣に腰掛ける。実際のところ、この忙しそうな中で棒立ちでは周囲の人も動きにくいだろうから、すぐに座れる席を確保する方が良いだろう。ヴィルガもそれに気を良くしたのか、葵の肩に腕をかけて思い切り引き寄せてくる。


「おうおうアオイよぉ、エリアを口説いてきたのかぁ?」

「はい!?何でそんな発想になるのさ!?」

「アイツはよぉ、ちぃとばかし……いんや、かなぁり足りねぇところもあるし、内面はあの年齢らしいガキっぽさがあるけどよぉ」

「俺の意見は全スルーかな!?」

「でもなぁ、頑張り屋っつーか、応援したくなる感じがあるんだよなぁ」

「いや、うん確かにそれは分かるけど……」

「な!分かるだろ!」

「ようやく俺と会話を成立させたね!!」

「わっはっは!若いのに細かい事気にすんなよ!!」

「貴方の細かいの当たり判定どうなってるんすか!?」


 そして、そんなやり取りをしている最中だが、彼女に片腕で拘束されたままの姿勢はそろそろ恥ずかしいので抜け出そうとしていた。しかし、彼女の腕の力が葵の予想以上に強く、締め上げられないぐらいの程良い加減でがっちりと捕まって動けなかった。

 そうして、途方に暮れている時に──


「お待たせしました!」


 ヴィルガの席にエビのアヒージョと麦酒の瓶を持ってきたミアが丁度良いタイミングで現れた事で生まれた一瞬の隙をついて虫のように這い出て脱出を成功させた。この様子を見たミアの笑顔は引きつっていた、眉間にも微かに皺が寄っている。卓のヴィルガと葵の間になる位置に料理と酒を置いた事に気付いたヴィルガは、玩具を見つけたかのような笑みを浮かべていた。


「ほっほぉ?そっかぁ〜成る程なぁ〜」

「何がですか!んもぅ!葵さんを困らせたらダメなんですからね!ごゆっくりどうぞ!」

「どうもね〜かわい子ちゃん♪」

「そこの酔っ払い。ウチの新入りをナンパするんじゃないわよ!」

「そんな法律はこの街になけりゃ、アタイはこの街の法の側なんだなぁ」


 ミアが現在忙しいのまた事実。1つの席に対して牽制をかけ続けるわけにもいかないから、こうやって釘を刺す以外出来ない事に悔しさを感じながらも、通りがかった店長の作ってくれた隙をついて盆を両手で抱えながら立ち去ろうと──


「ちょちょ!ミア、待って!」

「はい!?」


 しかし、まさかのタイミングで当の葵に呼び止められ、声をひっくり返しながらもすぐに振り返ったのだった。


「ちょっと個人的に渡したい物があるから、仕事終わった後にまた部屋で」

「渡したい物……?」

「う、うん……人前じゃアレだから、後で、後でね」

「え、えっと、その……はい」


 何の事なのかは無論見当がつくわけではないから目を丸くこそしていたものの、葵も照れくさそうにしながら言っている事から、期待をしても許されるかと思ったミアは小さな声で「また、後で」と笑みと共に告げてから仕事に戻ったのだった。

 彼女の背に向けて笑顔で手を振っていたヴィルガは、彼女の姿が見えなくなってから酒で喉を潤して唇を指で拭ってから口を開く。


「……どうだい、この街は平和だろ」

「早々に事件はあったけれどね」

「まぁな、でも平和なもんだよ。外に比べりゃあ圧倒的にな」

「そもそも街なんて物がこの世界で成立してる時点ですごいよ。この平和な街を構築している物が、この世界の多くに広げられるなら良いものだけれど」

「はははっ!そりゃあ違いねぇ」


 そう話している最中に、エリアの歌が始まる。ステージのライトが水中のように深くも優しい青色に染めながら、エリアが口を開く。時計台で歌っていた歌と違って、希望と喜びに満ちたような太陽のような歌だ。


「エリアの歌よ!」

「やっぱりコレがないとって感じよねぇ」

「すっかり自信もついたお陰か上手くなったわよね」

「最初は声も小さかったからね、成長したのかしら」

「そうかどうかは分からないけど、楽しい歌じゃない!」


 盛り上がり酒場の様子、ステージに立つエリアに視線を2人で向ける。歌う者も聴く者も笑顔に満ちていた。思い思いの気持ちを合いの手のように言葉にして、互いに勇気付けられていく。

 その様子を見ながらヴィルガは口を開く。


「アンタ等の目的はあん時のやり取りでおおよそ見当はついてるし、黙認もする、必要なら手も貸す」

「う、うん。実際すごく助かってるし、ヴィルガにも感謝してもしきれないよ」

「じゃあ、感謝ついで分かって欲しい事がある。クライルと対する立場になるんならよ、覚悟を決めた方が良いぜ」

「……立場的にも力的にも強いからって事?」

「いんや……」


 エリアが楽しそうに歌い、それを聴いて笑顔を浮かべる人魚、忙しそうにしながらも充実した顔をする人魚達、美味しそうに酒や食事を楽しむ人魚達、そこにある描かれた平穏と日常──


「この光景に見慣れていく程、この光景に情が移るほど、アンタには覚悟が必要になる。いずれアンタが通る道だとしてもな」


 そこで言葉を終わらせ、ヴィルガはそれ以上は語らない。先程までと同じように酒を豪快に呷っている。

 だが、葵はこの光景を目に焼き付けながら、考える事をあえて避けていた事柄に拳を強く握った。

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