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僕は君を必ず助ける、お金から。  作者: パパスリア
シーケンス
50/55

50話 何回目の卒業だろう

 会社を立ち上げて2年、会社は億単位で純益を上げている。

 学校にも多額の寄付をして、成功研究部は少しだけ発言力を持つようになった。

 しかしこれだけ校内で有名になっても、部員の数はなぜか増えない。

 今年の新入部員は女の子3人。

 僕は部長、傍目(はため)には、プチハーレムだけど、僕の(かたわ)らには必ず(ゆき)が要る。

 僕は3年、今年(ゆき)が一年生で入学して来た。


「部長、離れて」「どうして」「いいから」

(ゆき)、私達の事は気にしないで」「いっ、いえ、そう言う事ではないの」

「私達は、美味しいぃ~、お菓子とお茶があればいいから」

「そうはいかないでしょう。一応ここは支社兼部活なのだから、学校のレポートもいるの。あなた達にも、アルバイトとして、お給与ちゃんとを出しているのだし」

「部長、今度、ケーキを買っても良いですか。経費で落ちます」「落ちません」

「いいよ。(ゆき)の分もちゃんと買ってね」「やったぁー、部長大好きぃー」

「ダメ、ダメよ、(のぞむ)は、…ダメだから」「「はいはい」」

「私にも大金持ちの彼氏、出来ないかなぁー」「だよねぇー」

「部長、えっちだし、寝とっちゃおか」「ふんー、いかも」

「何、ダメ、近付いちゃダメ、ダメだったら」「それぇーーー」「やぁめぇてーーーっ」


 みたいな感じで、あっと言う間に、卒業。

「先輩、第二ボタン貰いに来ましたよ」「ダメ、これは私が予約済みだから」

「分かってるぅ。言ってみただけ、でも今時これをする子いないよねぇ。(ゆき)は古風だなぁ」

「じゃ、先輩。たまにはお土産持って、遊びに来て下さいね」「うん、たまに支社視察に」

(ゆき)は、私達に任せて下さい。虫が付かない様にしますよ」

「だから絶対、美味しいお菓子、持って来て下さいね。じゃ(ゆき)(あと)でね」

「先輩」(ゆき)が胸の前で手を組む。「・・・第二ボタンを下さい」

 (ゆき)は、可愛い、凄く可愛い。「うん、良かったら」

「君たちは何を遊んでいる」

「もおー、はじめぇ、せっかくのシチュエーションが台無しじゃない」

「いやしかし、(あや)」「いいから(はじめ)は黙って、卒業おめでとう。大学も決まったんでしょう」

「お陰様で、先輩と同じ大学はレベルが高くて」

「お金にものを言わせれば」「ダメ、ダメですよ、(あや)先輩」

(ゆき)ちゃんは硬いなぁー」「やっ、止めて下さい」

「そっか、(のぞむ)君はこの硬さなんだねぇ~」「いっ、いやぁ~、止めて下さい」

(あや)先輩、(ゆき)をいじめるのは止めて下さい」

(はじめ)、私もあんな風に言って欲しいぃ~」「()(くす)、会社でお祝いをしよう」「もおー」

「支社の子達も呼んだからねぇ~、準備があるから先に行ってるわ」騒がしい人達だな。

 ぶっち。僕は勢いを付けて、ボタンを引きちぎった。

「はい、受け取って」(ゆき)(うつむ)き気味に受け取ってくれた。

「有難う、お付き合いしてくれますか」

「えっ、僕達一緒に住んで、毎日えっ、いひゃい、いひゃい、いひゃい」

 (ゆき)に両頬を引っ張られた。「ばかぁーっ」


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