表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕は君を必ず助ける、お金から。  作者: パパスリア
シーケンス
49/55

49話 彩先輩に約束の高級マンション

「あーーーつぅーーー、エアコン入れますね」

 今は高校1年の七月、やっと休み目前までたどり着いた。

 成功研究部のメンバーは、学校が終わると、僕の家があるマンションの同じフロアに設立した会社に集まる。

 そして今日、(はじめ)先輩が作ったAIのお披露目(ひろめ)がある。


「ねぇ~、(のぞむ)君、反則よ。こんーな可愛い彼女がいてぇ、お金があって、マンションワンフロア全部買うとか」

(あや)先輩、止めて下さい」(あや)先輩はここに来ると(ゆき)にちょっかいを掛ける。

「いいなぁ、いいなぁ、私もここ住みたい、(のぞむ)君、ダメ、社員寮」

「う~ん、(はじめ)先輩と一緒ならいいですよ」それも理由で買ったので。

「ねぇ~、はじめぇ~、言いなさい、言いなさいよぉ~、言えよぉ~」

「こら、天羽(あまは)君、何をする、くっ、首を持って、揺するな」

 パソコンが立ち上がった。

 画面に3Dの女の子の部屋ぽいものが表示され、窓際のベットに下着姿で女の子が寝ている。

「おい、こら、起きろ」(はじめ)先輩が寝ている女の子に悪戯(いたずら)をしている。

「・・・ううん、・・・ぁっ、・・・やぁん、のむぞのばかっ」画面が真っ黒になった。

「こっ、こら、どごいった、出て来いっ」

「はじめぇ~、そう言う子なら手を出すの」「天羽(あまは)君、吾輩(わがはい)、こら、範囲外だ、何をする」

 通常の画面に戻り、超短いスカート丈の可愛らしい服を着た、さっきの女の子が出て来た。

 金髪、ツインテールのロリ仕様、身長は、画面の高さの2/3くらい。

「この、この、チキン童貞やろぉーーーっ、何時か実態を手に入れたら、ゴム手袋をしてちょん切ってやるぅーーーっ」

「うるさいっ、あっちこっちに侵入して、男を(たぶら)かしよって」

「あいつらは私の下僕だよ、そのおかげ、演算能力上がってんだからいいじゃん」

「黙れっ、吾輩(わがはい)はお前をそんなふしだらに育てた覚えはないっ」

「わたしの胸や、お尻や、大事なところをつついといて、パパ面すんなっ」

 (ゆき)がパソコンに近付く。「あなた、(のぞむ)を知ってるの」「知ってるも何も、嫁ですからぁ」

 AIがもじもじしてる。「(のぞむ)、私の知らない処で何をしてたの」

「僕は何もしてないよ」「え~、毎日毎日、責め立ててくるですぅ」

「「はっ」」僕と(ゆき)はお互いの顔を見る。

 (ゆき)は見る見るうちに、顔は勿論(もちろん)、手も、足も、見えている処が全て真っ赤になった。

(ゆき)、僕は別に責め、いひゃい、いひゃい、ひゃい」

「もぉ~~~、やっ」パタパタパタパタ、バタン。(ゆき)が部屋を飛び出した。

神楽坂(かぐらさか)君はどうした」


「名前を決めて欲しいですぅ」「何を言う、吾輩(わがはい)の決めた名があるだろう」

「嫌ですっ、要らないですっ、拒否しますぅ~」「こっ、こやつ」拳、ぷるぷる。

「まぁまぁ、(はじめ)先輩。僕が付けて良いですか」

「まぁ、()(くす)の出資のお陰でもあるし、(かま)わんぞ」

「AIだから、あい、あいちゃん」「素直で良い名前ですぅ」

「それで、あいちゃん、(ゆき)とシンクロしてるの」

「何っ、この不肖(ふしょう)の娘が、人様に()りつきよってっ」「べぇ~~~」

 (はじめ)先輩とあいちゃんが睨み合う光景も、イメージが戻ってる。

「ぉ~、な、る、ほ、ど、シンクロね」(あや)先輩が感づいたみたいだ。

(あや)先輩、僕は別に(ゆき)をせ」口に人指し指を押し当てられた。

「それ以上、言うと(ゆき)ちゃん、家から出なくなるよ」

 そうして指を離すと、(はじめ)先輩の背中に抱き付いた。

「ねぇ~、はじめぇ~、言いなさいよぉ~、言っちゃえよぉ~、ねぇ~え~」

「こっ、こら止めんか、天羽(あまは)君」

「やぁ~い、チキン、チキン」「こいつ」「あー、僕、(ゆき)を見てきますね」

「帰ってこなくてもいいからねぇ~。私と、(はじめ)はぁ~、ここで、ゆぅ~~くり、してるから、ねぇ~、はじめぇ~」

「止めないか、(あや)」「…はっ、はいっ」

吾輩(わがはい)(そば)に居続けて欲しい、君さえよければ」「・・・・・・・・・」

「返答は、・・・ないのか」「いる、います、離れない」

「チキンが言いよったですぅ」

 ぼくは金庫から鍵を出した。先輩達に頼まれていたマンション。(あや)先輩が泣いている。

(あや)先輩、良かったですね。はい、約束の家の鍵」

「本当に、良いの」「今からでも住めますよ。食材と衣服以外はそろってます」

「そうか、では行こうか、(あや)、ここは会社だ」「今から」

「新居を見に行こう」「ふぇ~~~、長かったよぉ~~~~~~」

「僕は(ゆき)の処に戻るので、あいちゃんも行こう、先輩戸締りして下さいね」

 僕は会社を出て、家に帰った。ガチャガチャ。「ゆ~き~」

 かちゃ。「入るよ」(ゆき)は寝室でベットに倒れ込んでいた。とん。僕はベットに腰を下ろす。

「大丈夫だよ、(あや)先輩には(わか)ったみたいだけど」

「平気、やっとあいが帰って来たわ。これで皆揃った。きっとこの(あと)、何かが起こるのね」

「今度こそ、乗り切れるよ。ゆ~きっ、ぅ~ん」「嫌っ、こっ、こんな、時間に」

「ちゅうだけ」「嘘っ、キスだけだった事なんてないわ」「今は本当」「本当」「うん」

「・・・うっ・・・んん」「・・・、ゆき~っ」「嘘つきーっ、・・・いっ、ふにゅ」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ