40話 彩先輩、僕は猛烈に感動している
「ちょっと待って、何か大事な事を忘れている様な気がするわ」
まさに一筋の光明が見え、希望を得た僕と一先輩を、彩先輩が怪訝な面持ちで引き留めた。
僕も一先輩も不安に駆られる。
「シーケンスに問題はないと思うが、…彩、何がおかしい」
「見逃しはない様に思いますが」
「許ちゃんと望君の今に繋がる事、…ん~、・・・・・・えっちよっ。許ちゃんは困窮する家計を支える為、意にそぐわない相手とえっちをしてきたわ」
「彩先輩、許を悪く言うなら怒りますよ」「聞きなさいっ」「はい」彩先輩、怖ぁ~い。
「望君と出会うまで。つまりね。出来るだけ改変を小さくするには、この事実を変えない様にしないと、今に繋がらないと思うの。そうじゃないと二人は出会う事が出来なかった」
「おーーーっ、彩の色香に惑わされ、見落としていたっ。確かに規定事項になっている」
「私、惑わしちゃったぁ~」「う~んむ、実にけしからんなっ、うん」
「のろけるのは後にして下さい。僕は嫌ですよ、許を独り占めしたい」
「そっ、それよ望君っ。許ちゃんの、その、・・・初めてを望君が奪っちゃえばいいのよ。そして今に繋がる様に、えっちし続けるの」
ぼっ、ぼっ、ぼぼぼぼぼっ、僕は、僕は今猛烈に感動している。
「彩先輩、よくぞ気付いてくれましたっ。何て素晴らし事だぁ~、うへへへっ」
「許ちゃん、…こんなえっちな人のどこを好きになったのかしら」
「これは規定事項だから、優先順位が高いな。神楽坂君を探す目的にもなっているが、まず探してからの行為だな」
「そうすると、優先順位が変わりますね」「そうなるわね」
「まず1番は、お金を稼げるだけ稼ぐ、7年前」
「次、2番目はタイムリープで、初めてのセーブポイントまで跳ぶ。かしらね」
「そうだな、跳ばないと稼げないからな」
「次は、3番目、どれだけお金を積んででも、神楽坂 許を探し出す、6年前」
「そしていよいよ待ちかね、4番目。許ちゃんの初めてを奪って、えっちし続けるのよね」
「僕は今、猛烈に感動している。有難う御座います、彩先輩っ」
「なっ、泣くぅ~、・・・どんだけえっちなのよ。許ちゃん、初めてで大丈夫かしら、今から6年前と言うと許ちゃんは、しょう、ごっ」
「きゃっほぉーーー、ゆきぃーーーっ、うへへへ絶対探し出すっ」僕は決意を新たにする。
「ぁ~、…許ちゃん、無事に帰ってきてねぇ~」
「瀬楠、分かってるか。神楽坂君を助けに、行くんだぞ」「僕が許を必ず助けますっ」
「でっ、5番目がぁ~、許ちゃんの進学に合わせて高級マンションを同一フロアで3軒購入、4年前」
「望君、私達の愛の巣、ぜっ、たい忘れないでねっ」「えっ、ぇ~」
「6番目は、成功研究部で起業する、3年前」
「7番目、借金を叩き返して、全員救出、0年6月」
「8番はプロポーズ OK ハッピーエンド、 0年7月、うん、これで良いわ」
「良し、それじゃ明日、朝の10時決行だ」先輩達は、彩先輩の部屋に行った。
僕は一先輩のベットを借りて、眠りについ。「ぁ~ん」「はじめぇ~ぇ」
「彩、今日は寝かさないぞ」「やぁっん」眠れないよぉーーーっ。
枕で頭を押さえた。




