25話 ジルコニアの指輪
更に時間が過ぎて。「ゆ~き~、おめでとう」「私、頑張った、望せぇーんぱい」
許が僕の腕を取って、微笑みかける。「許、写真撮ろう」
僕は許の肩を抱いて、スマホで写真を撮る。
「もうちょっと上にするですぅ、はあ~い、チーズですぅ~」カシャ。
成功研究部に許と、許の友達になった二人が入ってくれた。
許は男子は勿論、女の子からも人気が高い。
これに反比例して僕は最悪だ。何故なら許は僕の彼女だから。
これは周知の事実をして、校内に知れ渡っていた。
そして許はコンビニでバイトを始めた。
僕と同じ所にしようと言ったら、『仕事にならなくなるから駄目よ』と断られた。
迎えに行くよって言うと、『恥ずかしいから、来ちゃダメ』ってこれも断られた。
一年前の約束通り、許のお母さんに挨拶をされ、僕等の仲は正式に公認となった。
一日中共にいて、賑やかで温かい一年が過ぎ、僕は卒業した。
「望先輩、卒業おめでとう」「有難う、許、僕も大学だ。時間的に融通が利くから、少しずつでもお金を貯めて、出来るだけ早く、・・・まずはお金を貯めよう」
「最後まで言わないのね」「ふふん、楽しみにしてて」「もぉぅ」ちゅっ。「おめでとう」
「あいちゃん、許を頼むよ」「任せてぇ~」
「よぉ~、お二人さん、何時までたっても冷めないねぇ~」
「隆先輩は彩音先輩に告白、しないんですか」
「そうだよ隆、きっと待ってるよ。あれから一度も彼氏はいないんだから」
「なんか、びびちゃってな。もう少し考えるよ。そのうち、どっかで集まろうぜ。じゃな」
僕の通う大学は距離がある為、暫くは許に会えない。
バイトと大学と家を行き来するのに時間を費やす。でも、やっとこの年が来た。
今日はバイトが早く終わった。許のバイトの終りに間に合いそうだ。
「あいちゃん、許に電話してくれない」「良いですけど、許を迎えに行くですかぁ」
「うん、そうだよう」「早く帰って、休んだ方が良くないですか」
「あいちゃん、シンクロしてるんでしょう」「してますけど、それが何かぁ」
「僕は許をぎゅ~~っとしたい、と言う事はおのずとあいちゃんを」「直ぐに繋ぐですぅ」
ぶるるるるっ、ぶるるるるっ。「ひゃぁ」
「許ちゃんどうかした」「御免なさい、携帯が鳴って驚いただけですから」
「それならいいけど、電話でないの」「すみません、少しだけレジお願いします」
「いっといで、いっといで」「有難う御座います」
「あい、言いなさいよ」「だぁ~てぇ~、許のこの反応が癖になったですぅ」
「悪趣味な子、はい、望、え~、いえ、私は大丈夫だから。あいもいるし、望は早く帰って体を休めて。ちっ、違う。まだ赤ちゃんいないから。とにかく私は大丈夫だから。恥ずかしぃ~し、迎えに来なくていいわ。じゃぁ、気を付けてね」
「迎えに来てもらえばいいのにぃ~」「何を企んでいるのかしら」
「ぎゅ~~っとしてもらおうとしただけですぅ」「そう、それは残念ねぇ~」
「許、もっと早い時間にバイトを引き上げて帰った方が良いですぅ。今日は望が迎えに来てくれるって言ってたのにぃ」
「大丈夫よ。この道、街灯もあるし、人が全く通らない訳でもないし」
「望も働いてるしぃ、許だけの体じゃないですぅ」
「えっ、望の赤ちゃ」「残念ですけどちがいますぅ。私ですぅ」
「もぉ~ぅ、ぬか喜びさせないでちょうだい」「望の赤ちゃん出来ると嬉しいえすかぁ」
「嬉しい、ええ、嬉しいわ。望はきっと迎えに来てくれる」
「それはそうですけど、少し怖いですぅ」「ねぇ、私が赤ちゃん産むと、あいも産むの」
「う~ん、望の情報がないから、難しいですぅ。はっ、許走るですっ」
「どうして」「早く走ってっ。早くっ。後ろからワンボックスが来ますっ」
「えっ、あいっ、警察に通報してっ」「今してるから、早くっ」
ぶーん。ざぁー。ごとん。ざぁーーー。「おいっ」「何っ、うぅーーーーーーーーっ」
「早くしろよ」「うぅっー、うっー、うっ、うぅっー、うぅーーーーっ」
「おらっ、入れろっ」「お前も引っ張れ」「たくよおっ」
ざぁーーー。ごとん。「よぉー、ここでやっちまおう、まちきれねぇーっ」
「うっ、うっ、うっ、うぅーっ」「いっでっ」「放しなさいっ、放してっ」
ばっちん。「うっせっ、黙れっ、噛みやがってっ」「口に何か噛ませろ」
「いっ、いや、いやあーーーーーっ」
ばっちん、ばっちん。「いいからよ、早くパンツ脱がせよっ」
「お前もこっち来て足、押さえろ。切った方がはえ~」
「いやぁぁぁあああーーーー、うっ、うっ、うぅーっ」
「おっい~ぃ、口、塞いだぞ。パンツまだかよ」「うっせ、乳でも揉んでろっ」
「うーーーーーーーーっ、うぅーっ、うぅーっ、うーーーーーーーー」
「おーっ、俺、初めて見た。毛無しじゃん。いいね」
「今日は俺からでいいんだよなっ」「あ~、お前直ぐに出すじゃねぇか」
「まぁ、順番だからよ。させてやれよ」「せめて、一巡するまで中に出すなよ」
「うーーーっ、うーーーっ、うーーーーーーーーーーーーーーーっ」
「お~、吸い込みやがった。・・・なんに」
「うっ、うっ、うっ、うっ、うっ、うっ、うっ、うっ、うぅーーーーーーっ」
「・・・おっ、・・・おっ」「うーーー、うぅー、うぅー」
「くっそ、おっまえ、いきなり出しやがって」
「すっげぇーは、この女。たまんねえー」「くそがっ、またお前の後かよっ」
「うっ、うっ、うっ、うぅーっ、うぅうぅうぅーっ」「…いや、俺、もっかい、けるわぁ」
「はぁ~、何ぼけてんだよ。お前、いつも一回出したら終わりじゃねぇか」
「うっそじゃねぇ~って、こいつの中、めっちゃ具合いいぞ。昨日のなんかまじ便器だわ」
「二回目を出されてたまるかよ、替われ」「うぅうぅうぅー、うぅうぅうぅーっ、うーーー」
「ああったよ」「なんだそれ、びんびんじゃねぇか」
「だから言ったじゃねぇか、まじ気持ちいいから」
「うぅうぅうぅー、うーーー、うぅうぅうぅーーーーっ」
「今度、俺な」「うっ、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ」
「・・・おーーー、絡む、吸い出されるぞ」
「うっ、うっ、うっ、うっ、うっ、うっ、うーーーーーーーーーーーーーっ」
お母さん、妹の恋ちゃん承認の僕は、許がOKしてくれれば何の問題もなく結婚できる。
本物を買うのは無理だけど、指輪を買った。
5千円のジルコニア。今の僕に買えるのはこのぐらい。いつか必ず本物を。
部活のOB訪問に恰好付けて、これを渡す。許を迎えに行く。




