『曲解の視点について』
『曲解の視点について』
㈠
丁度、六十部までは、書き上げた『曲解』であるが、百部までが、現在の目標である。今のところ、の話ではあるが。『曲解』の視点は、自分にはすごく、適している。だから、どんどん、書いて行けるのだろう。言ってしまえば、頭のネジを曲げた状態で、執筆する方法論である。
㈡
この、ネジの視点は、一つには、小林秀雄の『一つの脳髄』からアイデアを借りている。視点だけを、借りている。内容は、様々な方法論だが、自己流であることは、述べておきたい。『曲解』は、困難と言う言葉よりは、浄化と言う言葉のほうが、似合っている気がする。
㈢
視点を見定めたら、一言一句として、放り出さない。打ち続けた言葉が、『曲解』の全てである。何れ、完成したら、注釈も書いておきたい、そう言う筆構えである。『曲解』の受容力は、半端ないものです。自分で言うのもなんですが、『曲解』は、親みたいなものです。