あらすじ
ある日、地球が異世界と融合してしまった。
主人公である一色契躱は、そんな世界で自由に生きようとする少年。
一色は、所謂ゲーム廃人であり、その日もゲームをやりこんでいた。
そんなとあるゲームのRTA中に、突然視界がホワイトアウトする。
目の前に現れたのは、まさかの神様だった。
神は「力を与えよう」――と、一色へと持ち掛けたのだ。
しかし、力を得る為には、試練を乗り越える必要がある。
ゲームのような提案に、心を躍動させ、一色は試練に挑む。
無事に試練を乗り越え、彼が得た力は「フレーム回避」だった。
地面に足を着いてから、一秒間敵からの攻撃がすり抜けると言う、破格の力だった。
力を得た主人公は、異世界との融合により各地に出現した魔物を狩る様子を、配信サイトに投稿することにした。
そう、主人公は「魔物狩人系配信者」となったのだ。
そこから、主人公の人生の歯車が、急速に回転し始める
彼の前に現れる少女。彼女は、ただの人間ではなく――…。
少女は、世界を魔物の脅威から守る組織”shell”から狙われていた。
善人集団であるはずの彼らが、何故か少女の命を狙うのだ。
主人公は、世界丸ごと敵に回す覚悟で、少女を守るために立ち上がる。
この物語は、ゲームのような現実世界で、一色契躱が躍動する配信譚である。