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寝落ち転移~寝落ちして起きたらマイキャラで異世界にいたんだが!~  作者: 水菜
第1章 異世界へ、そして運命の出会い
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第20話 初めての激闘と覚悟

 突如現れたゴリラのような大型の魔物を倒した俺達は村に帰ろうと話していた。

 その時、真っ二つになった死体の真下に魔法陣が浮かび上がる。

 それに気づいた俺達は慌てて魔物の死体の方に向き直り、警戒する。

 

「……!? なんだ……?」

「あれ……、魔法陣でしょうか? この世界にもあるのですね」

 

 俺達は突如出現した魔法陣を警戒しながら様子を窺うと、魔法陣から突如黒い煙のようなものが上がり始めた。

 

「なんでしょう、あの煙……」

「俺にもわからん。だが、嫌な予感がしてる」

 

 俺達は警戒を強めながら、様子を窺い続ける。

 魔法陣から発生している黒い煙は段々と増えていき、やがて魔物の死体を覆い隠すほどになっていった。

 黒い煙がある程度まで増えた頃、魔法陣が光始める。

 それと同時に地響きが鳴り地面が揺れ出した。


「わわっ!?」

「おわっ!?」


 俺達は立っていられず地面にしゃがみ込む。

 しばらく魔法陣は光っていたが、やがて光が消えた。

 それと同じくして地響きが鳴りやみ地面の揺れが納まる。

 揺れが納まったのを確認すると俺達は立ち上がった。

 

「納まりましたね……。今の揺れ、魔法陣のせいでしょうか……」

「たぶん、そうだろうな。魔法陣が消えたら揺れも納まったし」


 そして俺達は再び魔法陣の方を向き、警戒する。

 しばらくは黒い煙で何も見えなかった。

 だが、何かがいる気配がした。


「エリア、なんかいる……。気を付けろ」

「……みたいですね。一応補助魔法をかけておきます。ストレングスゾーン! ディフェンススクエア! シルフィードランディング!」


 俺は頷き、自分達に範囲補助魔法三種をかけた。

 そして、再び黒い煙の中を注視する。

 段々と黒い煙が薄れていき、目の前が晴れてきた。

 そして、黒い煙の中からしていた気配が正体を現す。

 それは魔物だった。

 見た目は先程のゴリラの魔物によく似ている。

 だが、それよりもさらに体が大きく頭には二本の角が生えていた。

 全身を覆っていた黒い体毛はさらに硬くなっているように見え、口から生えていた牙もさらに長く鋭くなっている。

 まるで魔物の死体を元に魔法陣で改造したような感じだった。

 そのゴリラ改が雄叫びを上げる。


「ウガァァァァァァ!!」

 

 先程の魔物とは大違いな威圧感だった。

 思わず竦みそうになる足に気合で力を籠め、武器を構える。

 

「この魔物、先程のゴリラを元に魔法陣で生み出されたのでしょうか?」

「可能性は高そうだな。所々に特徴が残ってるしな」


 俺がそう聞くと、ユリカがゴリラ改を警戒しながらそう言った。

 ユリカは武器を構え強く握りしめると俺に言う。

 

「こいつはほっとくと村に危害を加えそうだから、ここで倒すぞ! 俺が前に出るからエリアは後ろから援護してくれ」

「分かりました。あの魔物、不可解な点が多いので気を付けてくださいね」

 

 ユリカが前に出ると言うので、俺は頷いた。

 それを聞いたユリカは頷くと、少しずつ距離を詰める。

 それを見たゴリラ改は敵対行動ととったのか、ユリカに向けて迫ってきた。

 敵が接近しようと動いたので、ユリカも一気に距離を詰めていく。

 両者が一気に距離を詰め、すぐさまお互いの攻撃射程内に入る。

 先制攻撃を仕掛けたのはユリカだった。


「くらえっ!」 


 移動時の勢いを利用し強烈な突きを繰り出す。

 ゴリラ改はでかい図体に似合わない速度で体を左にずらし、右腕で突きを流した。

 そして、ユリカに拳を繰り出す。

 繰り出される拳の速度は先程よりも速くなっていた。

 突きを流されバランスを崩したユリカだったが、ハルバードの先端を地面に突き刺しそれを支点として足で半円を描くように反対側へ飛び回避する。

 そしてすぐさま地面に突き刺したハルバードを引き抜いて構え、魔物に向き直った。


(あの魔物、さっきよりスピードもパワーも上がってるみたいだな。俺はどう援護するべきか……。……とりあえず、さっきと同じ様にシャイニングを使ってみよう)

「シャイニング!」


 俺は左手を上に伸ばし、シャイニングを発動した。

 少しして、空が光輝き魔物の頭上から半径二mくらいの光線が降り注ぐ。

 だが、先程は気づいていなかった攻撃に今回は反応した。

 ゴリラ改は一瞬びくっと反応すると空を見上げ、大きく右に跳躍する。

 だが敵の注意が一瞬逸れたことで隙ができたため、その隙を逃さないとユリカが一気に距離を詰めた。

 そして加速した勢いを利用し、そのまま高く飛び上がる。

 飛び上がると同時にハルバードを振り上げ、地面に思い切り振り下ろした。


「爆砕襲撃!」


 振り下ろされたハルバードは地面を砕き、砕いた大量の破片が魔物目掛けて飛んで行く。

 ちょうど着地したゴリラ改は避けることができずに破片のマシンガンにさらされる。

 なんとか腕で顔の辺りを庇ったが、破片の多くが庇った腕やそれ以外の場所を襲った。

 だが、体毛が硬くなっているのかあまり傷らしい傷が見えない。

 それを確認したユリカは武器を構え直し、一度距離を取った。

 

(ゴリラの時も近接防御は高そうだったけど、今はそれ以上か……。俺の魔法攻撃なら通るだろうか……)


 ユリカの攻撃があまり効いていないように見えた俺は、そう考えた。

 

(ユリカがゴリラ改から離れているし、今ならホーリーランスいけるな!)

「ホーリーランス!」


 ユリカとゴリラ改の間に少し距離ができたため、ホーリーランスを発動する。

 少しして光の槍が六本現れた。

 俺は左手を伸ばし、頭上に六角形に配置する。

 そして魔物の腹部の辺りに狙いを定め、六本全ての角度を調整した。

 俺は腕を振り下ろす。

 それが合図となり、六本の光の槍が敵に向け一斉に発射される。

 光の槍が高速で魔物に迫るが、後方に大きく跳躍してかわされてしまった。

 そして、敵の様子を見ていたユリカが再び急接近していく。

 後方に跳躍し着地したゴリラ改は彼女に気づき、迎撃の構えを取った。

 ユリカは走りながら一瞬目を閉じ息を吐くと、目を開け宣言する。


専用特技パーソナルスキル!」


 そう宣言すると、大きく跳躍しながらハルバードを両手で大きく振り被る。


全てを貫く破砕の一撃(アブソリュートブレイカー)!!」


 専用特技(パーソナルスキル)を発動すると、ハルバードが青白く光り輝く。

 ユリカは光り輝いたハルバードを魔物に思い切り振り下ろした。

 だがゴリラ改は後方に大きく跳躍して回避する。

 しかし完全には避けきれず少し掠めたようで、掠めたと思われる場所には傷ができていた。


「ちっ! 避けやがった!」

 

 ユリカが避けられて少し苛っとした表情を浮かべる。

 後方に跳躍し着地したゴリラ改は一旦動きを止めた。

 そして、何やら俺とユリカの方を交互に見始める。


(なんだ? 突然動くのを止めて。俺とユリカの様子を窺ってるのか?)

 

 敵の様子が怪しいため、俺も様子を窺う。

 ユリカの方に目を向けると、彼女も少しずつ距離を詰めつつ様子を見ているようだった。

 しばらく俺達を見ていたゴリラ改だったが、突如俺の方に向き直るとこちらに迫って来た。


(げっ!? こっち来やがった!)

「ホーリーランス!」


 俺は迎撃するためにホーリーランスを再び発動した。

 少しして六本の光の槍が生成される。

 だが敵の移動速度はかなり速く、光の槍を生成している間に一気に距離を詰められてしまった。

 ホーリーランスをもう一度発動させる時間はなさそうだった。 


(この六本でなんとかするしかない! ……それなら……)

 

 俺は左手を上げ六本の光の槍を二mくらいの高さに合わせ、水平に等間隔に配置する。

 そして六本全ての向きを正面に合わせ、平行になるように調整した。

 調整後、左手を振り下ろす。

 それを合図に六本の光の槍が一斉に発射された。

 発射した光の槍が高速で水平に飛んで行き、魔物に迫る。

 ゴリラ改は前に大きく跳躍して六本の光の槍を全て避け、勢いそのままにこちらに拳を繰り出した。

 だが、俺は慌てず次の行動に移す。 


(やっぱりさっきと同じだったな。跳躍からパンチしてきた!)


 俺の予想通り、ゴリラ改は避け攻撃してきた。

 先程戦ったゴリラも同じ回避とそれに続く攻撃をしてきたので、同じような回避ができるようにすれば同じ動きをすると思ったのだ。


「うまくかかってくれましたね。ブラッディサークル!」


 俺はその場で独楽の様に回転しながら両手で大鎌を振り回す。

 俺に向けて殴りかかろうとしたゴリラ改は空中のため制止できず、大鎌を高速で振り回している俺の方に突っ込んでくる。


(さあ、来い! このまま切り刻んでやる!!)

 

 このまま切り刻むべく俺はその場で大鎌を振り回す。

 拳を繰り出そうとした腕が俺の大鎌の攻撃射程内に入った時だった。

 魔物の腕を切り刻もうと大鎌が当たった瞬間、金属同士がぶつかり合うような音がして俺の大鎌が後方に弾き飛ばれてしまった。

 そして俺の両腕には硬い物を叩いた時のような反動が伝わり、両手が一気に痺れてくる。


「ぐぅぅっ!?」


 あまりの痺れに俺はその場に座り込んで前屈みになり、両腕の痺れに耐える。


「エリアっ!?」

 

 ゴリラ改の後方からユリカの声が聞こえた。

 顔を上げ確かめると、こちらに向かって走って来るユリカと……。

 すぐ目の前に来て拳を振り上げている魔物の姿が目に映った。


「え……」


 俺がそう呟いた瞬間、敵の拳が俺に振り下ろされた。


「あがっ!!」

「エリア!!」


 俺は避けることもできず、直撃をもらってしまった。

 その凄まじい一撃を受けた俺は地面を跳ね飛ばされ倒れ伏した。


「ふ……ふぐぅっ……」


 あまりの痛みにまともに息ができない。

 強烈な痛みに目元が潤む。

 

(痛いし、息ができない……)


 倒れ伏している俺に地面の振動が伝わってきた。

 痛みを我慢し顔を向けると倒れ伏した俺の方へゴリラ改が迫ってくる。

 俺に止めを刺しに来ていた。


(早く……逃げなきゃ……)

「……ひ……ヒール……」


 俺は痛みに耐えなんとか声を出して、ヒールを発動した。

 俺の体が光に包まれ、徐々に痛みが和らいでいく。

 だいぶ痛みがましになったので、急いで離れるため体を起こそうとした。

 だが起き上がる前にゴリラ改が倒れ伏した俺に再び拳を打ち込んだ。


「がぁぁっ!!」


 俺は再び拳を打ち込まれ、同時に小さなクレーターができる。

 あまりの痛みに意識が飛びそうになったがなんとか耐えた。

 

「エリアっ!!」


 遠くからユリカの声が聞こえるが体がまったく動かず、強烈な痛みのせいでうまく呼吸もできず声も出せなかった。


(苦しい……。体は動かないし、声もでない……)

 

 そのまま動けず倒れ伏していると、また地面の振動を感じる。

 どうやら、今度は後ろに向き直りユリカの方を向いたようだった。

 そして、振動は遠のいていった。

 激しい痛みでかなり苦しく、段々と意識が小さくなり消えそうになる。


(痛いのはもう嫌だ……、楽になりたい……)


 そんなことを思い始めた時だった。

 

「……ア……。エリアっ!!」

 

 ユリカの声が聞こえてくる。

 だがそれ以降は遠くの地面から振動と戦闘音が伝わるだけになった。

 

(ユリカ……、必死に呼んでた……。でも、体がもう動かない……。苦しい……、辛い……。……もうこのまま……)

 

 そんなことを考えているうちに、どんどん意識は薄れていく。

 そして、頭に流れるのはここ数日の記憶だった。

 ネットゲーム中に寝落ちしてこの世界に飛ばされてから、ゴリラ改にやられるまでの記憶が流れていく。

 頭にかかったのはつい先程のユリカとのやり取り。

 そして、ユリカが俺を置いて行かないと言ったあの言葉だった。


(ユリカ……)

 

 その言葉が今の俺の心に響く。

 そして、少しだが意識が浮上してくる。


(ユリカは置いて行かないって……、一緒にいてくれるって言ってた。……俺は、今何してるんだろう。攻撃をくらって動けなくなって、諦めかけてる。ユリカが戦ってるのに……)


 少し浮上した意識が再び薄れていく。

 そんな意識の中、俺は自分に問いかける。

 

(このまま……、諦めるつもりなのか……? これからも……、ユリカにばかり頼るのか……? ずっと……、お荷物のままで……? 俺は……)

 

 俺は自分に問いかけ、そして答える。

 答えは……。


(……そんなわけには……いかないだろ! 助けられてばかりで頼ってばかりで……、ユリカに何も返せてない。ただのお荷物になってる……!)

 

 俺は答えを出す。

 すると、意識が少しずつ戻って来る。

 

(……早く起き上がらないと、ユリカが安心できないし任せきりなる……。それに……。お荷物でいるのは……、もう嫌だっっ!!)

 

 そう思った俺の意識が段々と戻ってくる。

 それと同時に強烈な痛みも戻ってきた。

 俺は先程よりも強烈な痛みに耐え、声を絞り出す。

 

「……ひー……ヒール……っ!」


 俺は声を絞り出しヒールを再び発動する。

 すると、俺の体が再度光に包まれ傷が癒えていき痛みが和らぐ。

 動けるようになった俺は急いで起き上がり状況を確認する。

 俺から少し離れた位置でユリカとゴリラ改が対峙していた。

 俺に気づいた彼女が嬉しそうな安堵したような表情を浮かべこちらに向かって叫んだ。


「エリアっ!!」

 

 俺はユリカの方を向いて頷き返す。

 俺は弾き飛ばされた大鎌を探すため周囲を見渡すと、少し離れた位置に大鎌が落ちていた。

 俺は急いで回収に向かい、そして回収した大鎌を構える。

 大鎌を構えた俺は合流するべく彼女の方へと走って行く。

 俺の様子に気づいたゴリラ改は俺の方に振り向くと、再びこちらに迫って来る。

 どうやら、第一優先は俺のようだった。


(まともにやりあっても勝てない。今、俺が優先することはユリカとの合流!)


 そう考えた俺は一旦足を止め、大鎌を振り上げる。


「ショックウェーブ!」


 俺はスキル名を宣言しながら、振り上げた大鎌を思い切り地面に振り下ろした。

 すると、振り下ろした大鎌の先端から地面を砕くように衝撃波が発生し魔物に迫っていく。

 ゴリラ改は迫って来た衝撃波を大きく跳躍してかわし、そのままの勢いで拳を繰り出す。

 俺は敵が跳躍に入ると同時に空中で軌道修正が効かないゴリラ改を迂回するように走った。

 そしてユリカと合流し距離を取ると、すぐさま魔物に向き直る。

 ユリカは俺と合流すると、安堵した表情で俺の元へ駆け寄って来た。

 よく見ると、彼女の目元には涙が浮かんでいた。


「エリア!! よかった、生きてて……。動かなくなったときは心配したぞ!!」

「心配かけてごめんなさい。ほんとに体が動かなくなってしまって……」 


 俺は心配をかけたユリカに謝罪した。

 それを聞いた彼女は袖で涙を拭う。

 

「それと大鎌が弾かれるところを見てたが、あの魔物の皮膚相当な硬さみたいだな」

「はい。大鎌が当たった瞬間、腕にかなりの反動が返ってきましたから」


 気を取り直したユリカにそう聞かれたので、俺は頷き答える。

 ゴリラ改の方に目を向け確認すると、距離は少しずつは詰めているが一気に迫ってきたりはしなかった。

 合流してしまった俺達を見て、こちらの様子を窺っているようだった。

 

「あと気になったのですが、あの魔物知能があるような気がしてるんです。こちらの攻撃を見て最初に倒す相手を考えたり、回避と同時に無駄なく攻撃してきたり」

「それは俺も気になってた。途中からお前を執拗に狙ってたしな」


 俺が気になっていたことを言うと、ユリカが頷きながら同意した。

 どうやら、ユリカも同じことを思っていたようだ。

 

「おそらく、あいつはまたお前を狙ってくるだろうな。だから、俺が近接戦闘になんとか持ち込んでみる。お前は攻撃より補助や回復優先でサポートしてくれ。あいつを刺激しないようにな」

「ユリカ、大丈夫なのですか? 最初接近戦した時も、あの魔物はかなり上手く攻撃を流したりしていましたが……」

「大丈夫か……は分からないが、さっきみたいに俺達が離れて攻撃するのはお前が危険だろうからな。それに、今度はあのスキルを使うからなんとかなるだろう」

「あのスキル? ……もしかして、バーサーカーのあれですか!?」


 ユリカが真剣な表情でそう言うので、俺は驚いてしまった。

 

「ああ、あいつの動きはかなり素早い。専用特技(パーソナルスキル)も避けられたしな。本気で行かないと倒せないだろう。……だから、回復は頼んだぞ」

「……分かりました。でも、この世界でそれを使うと、どうなるか分かりませんので不安です……。危なくなったら無茶せずに下がってくださいね、絶対ですよ!」


 俺はユリカに念を押した。

 それを聞いた彼女が真剣な表情で俺の方を向き頷く。

 

「補助魔法をかけ直します。ストレングスゾーン! ディフェンススクエア! シルフィードランディング!」

 

 ユリカが頷いたのを確認すると、俺は自分達に範囲補助魔法三種をかけた。

 俺達の体が赤色、青色、緑色の順に何度か光る。

 光が納まった後、ユリカが敵に向かって走り出した。

 

(ユリカ……、気を付けろよ)


 俺はそう思いながら、ユリカと魔物の様子が見えるぎりぎりの位置まで距離を詰めた。


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