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ゲームでやっていた技術を再現してみた件

何故こんなところに呼び出されたのだろうと思いながらも通された省庁の小会議室でドキドキしながら考える。よく言って普通・正直に言って不細工な私は人に注目されるようなことはまずない

普通に学力が低い地方の高校に進学して好きな事を謳歌しつつ微妙にいじめられながら卒業したのは一昔前のことだし。在学中に福祉の資格を取得してそのまま地元の福祉施設に就職したのだから中央の人間と交流したことはない

趣味が読書と高校の時からやっている電脳世界でのゲームぐらいである。といっても普通の家庭のように子供に電脳正解で出来るゲームを買い与えることが出来るような家庭ではなかったのでバイトして中古の本体とヘッドを購入。店で前の使用者のデータがあるかどうか本体からヘッドまで目の前で調べてもらってデリートしてもらったものを現在でも使用してゲームしている

もっぱらゲームないのエネルギー体である力石を生成することに心血を注いでいるので、必要な力を運用する技術や詠唱の技術とフールドで作成しているときに攻撃されないように隠密と逃げ足・軽い攻撃能力しか有していないのでゲームないでも底辺である

現実世界でも詠唱をしていれば落ち着くことがあるので唱えていたりするので取得したものは全て暗記しているし現実世界用の詠唱の本も作成して持ち歩いている

力石を作るための陣も自分で書いて使うので暗記して書くことが出来る。スキップという機能もあるのだが何となく使いたくなかったので使わないで全て自力で行っている。

他の人から言えば変人だとのことだが、好きでしているので問題ないだろうと言わせておいたが。

そんな特に目立った事をした記憶がない・・・色々と現実逃避のために考え事をしていたが、考えたってどうにもならないこともあるので開き直って召喚された理由を聞いてたらいいか。結論づけて時計を見れば呼び出しされた時間より30分も経過していた

放置?忘れられている?

どっちでも良いけれども常識がある人間のすることではないよね。途中で断りをいれるわけでもなく放置とかあり得ねーな。貴重なリフレッシュ休暇を利用して来たのだから移動して観光でもしよう。用事があって勅命で呼び出しておいて放置とか何様?

召喚に応じて来たのだからきちんとしてほしいんだけどもと思いながら席を立って出ていこうとすると入り口が開いた。ドアを開けて高まっているのはスーツ姿の男性と女性。

暴れた場合と暴行されたと言われないためにの措置なんだろうと思いながらにっこり笑って一礼してから

「失礼」一声かけて場を譲ってもらい退出する

私の姿を見送っている二名を放置してさっさと建物の入り口に向かっていく

後方から停止の声が聞こえてきたのは私が移動してから結構立ってからだ。あれ?という会話がなされたのだろうと予想が出来るが無視

さあ。どこ行こうかなー微妙な時間だから神社仏閣をめぐるのも良いし近場の観光スポットをめぐるのも良い。その前に良い時間だから荷物だけでもホテルにおいてこようかしら?と今後の予定をたてつつ建物入り口の自動ドアが起動する一瞬の待ち時間で腕を捕まれた

捕まれたので振り替えって見れば先程固まっていた男性である。

にっこり微笑んでから

「離してください。見知らぬ人間に触られたくないので」そういっても逃がさないとばかりにつかんでいるので

「拒否をしているのにそれを無視するということは騒ぎ立てても良いのですよね」答えを出す前に

「離してください。なんですかあなた」介護で鍛えた大きな声で叫んで抵抗すれば受付の人が来て間に入ってくれる

「なんなんですかあなた。いきなり掴んできて」と受付の人に離すように促されて腕を話してくれた男性に声を荒げて言えば

「いや」

「いや。ってなんですか?あなただれですか?知らない人に腕をつかまれる意味がわからない。こちらに呼び出されたのにも関わらず30分も放置されたので帰ろうとしたのがなにか問題でも?」と言えばなにそれ的な顔をしている受付の人

「用事があると言われて来た人間を30分も断りもなく放置するのがここのやり方なんですか?いい加減んいしてください」謝罪も受け入れずに立ち去る

そのまま地下鉄にのってホテル近くの観光地をぶらぶらしてホテルに移動する。本当になんなのさと思いながらホテルに引きこもる

翌日は予定していた観光地を観光バスで回って遊ぶ。都市内の観光スポットをめぐる有名な観光バスにのって。昼食付きのプランなので食事を心配することもなく楽しむ

一人で回ってもよかったが、ガイドが着いた方が楽しいこともあるし一人で参加しても問題ないプランだっったので参加した。

これはこれで楽しいと思いながら有名どころの観光地をめぐって翌日個人的に来たいところをピックアップするのも忘れない。満足してバスツアーを終えてホテルに戻りのんびり数る

色々と出向くのも好きだが体力がないのですぐ疲れるのが難点だなと考えながら眠りにはいる

ガタガタというおとがしたような気がしたがと目覚めると寝ていた部屋とは数段レベルが違う部屋だった

何が合った?一度寝れば物音でも起きないが、それは家にいるときであってホテルでとかは・・・

ないと思いたいというか誰がなんの目的でここにつれてきたのかさっぱりわからないがどうしようと思いながら体をあげて体調をチェックする。衣服の乱れもなく枕元には携帯と眼鏡がある立ち上がって荷物を探せば入り口付近にあるクローゼットのなかにあり盗まれたものもない

はてさてと荷物のチェックをし終えてベッドに腰かけて考えていると室内についている電話が鳴った。

監視している?と思いつつ電話に出たらフロントから1階の喫茶スペースへという事を伝言されたので、出向けば私より少し上だろう男性が私を見て立ち上がり一礼してくる。回りを見たが私以外いなかったので男性の方へ

「どなたでしょうか?」質問をすれば

「部下が失礼しました。どうぞ」と席を進められたので座りで?と問いかければ

「召喚したのはゲームないで力石と言われてるエネルギー体を生成出来ると聞いたからです。現実に生成できるのならその方法をご教授していただきたく」

「そんなのゲームと同じように作れば良いでしょ?電脳世界っと言っても脳みそでは経験していることなのだから現実でもゲームで同じようになるように訓練すれば誰だって出来るでしょ?そもそも電脳体験型ゲームって軍事演習を場所を取らずにするためにという理由で開発されたっていう噂があるくらいなんだから」と言えば少し困った顔をされた

あら?以外と有名な噂なんだけれども。そもそも騎士をゲームないでしている人間の立ち姿は騎士となっていくし魔法使いとかで接近せんように棒術を取得している人間は棒術を練習すれば出来るようになるんだから

ゲームと違って補助機能がないから訓練するのは大変だけれどもゲームないでも機能ををはずして鍛練すれば現実に近くなるのだからできないはずはないやり方次第であると思うけれども違うのかしら?と思いながら職員?を見ていれば

「ゲームの様にしていても力石はできませんでしたが」と言われてああと

「スキップ機能を使っているのならできないと思いますよ。詠唱を最初から全て自分でしないとダメ出し。すぐさま出来るもんでもないですよ。現実社会で何度も詠唱して積み重なればゲームないでの核が出来るような感覚が得られてそれをさらにという風に生成するのですから」

「核が出来る感覚?」と不思議そうな顔をしているので全ての行程をスキップしているのだと理解できた

「核が出来る感覚をゲームないで掴んでいれば解りやすいとおもんですけれども。まあ長々全て唱え終わるのに1時間くらいかかる詠唱なんてしたくないでしょうし。私を読んだ理由は解りましたしご説明したので問題ないですよね。宿泊施設に戻りたいのですけれども」

「すみませんあなたが宿泊していたホテルなんですけれども。若い人間が奇襲をかけましてね壊滅状態なんですよ実は」

「は?」

「あなたに逃げられたのが頭に来たのか攻撃を仕掛けたらしくて。我々が駆けつけたときには貴方が持っている力石の効果で宿泊している人間や関係者は無傷で保護できたんですけれども建物が」と言っている

驚いて携帯のニュースを確認したらトップに上がっている。何でだよ。というかそういう嘘の情報をながしている場合もあるからなんとも言えないが、そこまでして私を用意したホテルに数時間滞在させるメリットが浮かばない

「あなた様がいてくださったので被害が最小限で押さえられました・有難うございます。で代わりのホテルがここなんですよ」と説明を受け

「貴方がいった通り兵士の訓練のために作った体験ゲームで有能な人間を召喚して社会のためにと思っていましたが人間性があれですな」と言っている

「当たり前では?どんなに秀でた人間でも人として問題があればダメでしょう。それをフォローする人間がいるなら話は違いますが。と私が言ってもあれなんですが」と良いながら立ち上がり

「それでは」と頭を下げて部屋に戻る

明日は帰宅するからちょっと良いホテルに泊まれてラッキーと思いながら私がいてよかったってどういうこと?と持ってきていた力石を見れば全ての属性が減っている

「なるほどね。無意識のうちに周囲も一緒に守ったということか。大きなことなら些細な落ち度も何故と言われて逆恨みされると考えた訳なのね」と微妙に納得した

さて、ここはどこら辺なのかしらと部屋にあるパンフレットを見てみれば国指定の一流ホテル

国賓とか国の重要な人間が止まる場所に・・と頭を抱えながら開き直って一流のホテルを楽しむことに

内装も普通のホテルのようにしていながら一級品とか使いなれていない私はお値段を聞けば使えなくなるので放置。二度寝をする時間もないし早い夕飯にとバックをもって玄関へ向かえばフロントから

「お食事はホテルないのレストランで」という先程の人からの伝言ですと言われてしまう。奢りなのかそれとも偉い人と顔を会わせないといけないのかと思いつつそちらに向かえばすでにスタンバっている先程の人と隣にいる女性

エネルギー省の大臣とテレビに出ていた人だったけど名前はと固まっていると

「はじめまして。まずは食事を」とにこやかにしながら食事が始まり色々と質問されながらの食事会でした。大臣からも自己紹介を無論始めに受けました。

「では」

「ええ。完全な趣味の範疇での実験でした。出来るようになって一番ビックリしたのは私ですけれども。できたことは誰にも伝えていないのにどうして知っているのですか?」と聞けば

「我々も作れるのではないかと実験をしていたところ同じようなところを何度も検索している人がいて。実際にその場を訪ねているとわかったのでお声をかけようと」と一度遊びにいった東北のパワースポットで力石を生成している私を目撃したらしい

確か5年前に核ができたような感覚が合ったのでそれを試すために近場のパワースポットと言われている神社で実験したような気がする。人目のつかない隅っこでぼんやりしているように見せかけて作ったのだがしっかり目撃されていたなんて

「そのあとは自宅周囲やよく言っているところを監視させてもらったところ」

「現実に作れているのが確認されたということですか。というか監視って。それほどすごいことではないと思いますが」と言えば。結構すごいことだと力説されてしまった

「安定して生成できれば我が国のエネルギー事情は改善するんですよ。しかも、用途は無限大とかなんですかそれ」といわれましても私にも解りません

そのあとどういう訳かというか普通に勅命で仕事をやめさせられてパワースポットと言われる所で力石を作る仕事をさせられることになったのだが、ゲームないで鍛練して現実世界で作れるようになる人間が劇的に増えたのでそういう生活も10年程度で終わった

好きにして良いよと解放された時には転職は難しい年になっていたのでそのままチマチマと力石を生成しつつ実家近くに部屋を借りて生活しようと考えていたが甘かったようで

好きにして良いよと表向き役職が満了したということになった瞬間に違う役職をつけられてその地に押し止められた

疑問しか浮かばない私に

「現在いる力石を生成している人間たちのものは質があまりよくないので外国に輸出専用にしている。良いものは特に防災関係に使うのは君が作ったもの以外は」とのことで死ぬまで生成続けないといけないようだ。まあ、居住スペースは好きなところにして良いし納品してくれるなら好きなところへ。できれば近場が良いなってきな事を言われてしまった

興味本意で実験した結果が何故こうなったのかは不明だが死ぬまで食べるのには困らないから良いのか?

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