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10-5

 

 ウィクラスは2人を認めているつもりだった。自分とは違い、間違いなく才に恵まれた若者たち。そう遠くない未来に、イリシア中にその名轟かせることになる狩竜人。そう思っていた。しかしその認識でも足りないかもしれない。そう思い知らされた。


「私がおとりになるから君たちは……」


「そっちの転がってるのはお任せします!」


「あ、待ちなさい!」


 自分がレイダークを引きつけ、その間にソフィアとエルに攻撃してもらう。それが最も効率的だとウィクラスは考えた。しかしソフィアは言葉を待たずに飛びだしてしまう。


 ソフィアが任せると言ったのは、脚を切り落とされたレイダーク。未だに立ち上がれず、のたうち回っている。ウィクラスは不安な顔をしながらも、今はソフィアの言葉に従うことにした。確かに今は転がっていても、脚を1本失ったくらいではレイダークは闘志を失わない。誰かが止めを刺す役目を果す必要があった。


 ウィクラスは2人に初めて出会ったときのことを思いだす。急に参戦してきた2人に驚き、そして狩竜の腕にも驚かされた。だがそのときには強さと未熟さが混在し、まだまだ危うい印象だった。それからどう変わったのか。転がっているレイダークに槍を向けつつ、ウィクラスは2人から目を離せなかった。


 エルは2頭のレイダークに挟まれながらも、全く動じずに対処している。走りすぎで息が上がったままだというのに、身軽に出入りして挑発を繰り返していた。そしてソフィアがそこに加わると、あっという間だった。


 1頭がソフィアに気を取られる。そして自分から視線を外したレイダークに、エルが飛び上がって切りかかった。最初から首を狙っての攻撃。常識外れのやり方。地面から足を離して攻撃に移るということは、その一撃で致命傷を与える自信がなければならない。それができなければ、反撃が来たときに避けようがないからだ。


 黒藍の一刀が、首の半分までざっくりと切り裂く。それでも竜は闘志を失うことなく、エルに怒りを向けた。飛び上がって攻撃したせいで、地面に着地した際に大きな隙。エルが無防備な姿を晒してしまう。


 しかし今度は反対側から白緋の一撃。ウィクラスが瞬きする間もなかった。鋭い牙も爪も、無意味なままに終わる。炎を吐くことすら許さない。1頭を狩るまでに、2人は1つも呼吸を必要としなかった。


 一旦距離を取って大きく息を吸った2人は、少しだけふっと息を吐きだして2頭目に襲いかかる。


 まだ2年目の狩竜人が、常識を無視して戦うさまにウィクラスは見惚れてしまっていた。2頭目もあっけなく倒される様子を見て、ようやく我に返る。自分の仕事をすべく、3本脚になったレイダークに槍を向ける。


 竜は硬い。人食いはさらに硬い。部位切断を狙えるなら狙いたいが、大型竜相手にそれはできない。だから血を奪い理力を奪い、体が緩んだところに麻痺矢を射ち込み、動きを奪って止めを刺す。その常識を無視できるのは、ほんの一握りの狩竜人だけだ。


 その一握りに含まれる者たちを久々に目の当たりにして、ウィクラスは頼もしさと嫉妬の混じった感情を覚える。どんなに技を磨いてきたとしても、ウィクラスの力では大型竜の脚を一撃で切り落とすことなど、到底できないことだ。そしてまだ嫉妬できるほど、自分が強さを求めていたことを知り、ウィクラスは新鮮な気持ちになった。


「あの……またやっちゃいました。ごめんなさい」


 3頭目のレイダークにも止めを刺したところで、ソフィアが殊勝な顔つきでウィクラスの元へやってくる。その謝罪は、ウィクラスの言葉を聞かずに飛びだしたことに対してだった。


「相変わらずですね、君たちは。しかし腕のほうは以前とは違う。本当に助かりましたよ。正直……諦めていたところでした。ありがとう」


「はい! 間に合って良かったです」


「君たちはハイウェスラルに行ったと聞いてましたが、こっちに来たのは偶然ですか?」


「いえ、この事態を想定してました。南で異変が起こっていて、それが近いうちにこっちで影響をが出るってチャビレット先生……えっと王立研究所の学者の方なんですが、その人が予想したんです。それでハイウェスラルから応援に来ました」


 ウィクラスにとってそれは、あまりにも予想外の言葉だった。ハイウェスラルからの応援など、どんなに早くともまだ20日以上かかると思っていたのだ。


「それは……何人ほどで?」


「20人くらいです。僕らが先に来てしまいましたが、そんなに離れてはなかったので、すぐあとに来てると思います。銀の鍵という戦団の狩竜人が中心なんですが、ご存知ですか?」


「銀の鍵! 知ってる、よく知っているとも……」


 ウィクラスは信用に足る応援が来たことを知り、目頭を押さえる。東に向かった狩竜人には、鋼の扉の団員も大勢含まれていた。その中には、この状況に耐えられそうにない若手も混じっている。経験豊富なウィクラスは、誰も死なずに済むなどと思ってはいない。それでも送り出さなければならない状況だった。


 しかしこれで少しだけ、生き残る仲間が増えるかもしれない。そう思うと、心もつい緩んでしまった。


「すまない。疲れているだろうが、まだ君たちの力が必要なんだ。東から大量の竜が来ている。60人以上の狩竜人が向かったんだが……恐らく戦力は全く足りていない。私もそちらに向かう。君たちには避難民の護衛を頼みたい。任せてもいいだろうか?」


「はい、任せといてください! まだまだ元気ですから」


 ソフィアの力強い返事を受け、ウィクラスは走りだした。





 ダンビスを含め12名の狩竜人は、迅速に行動した。できることはやった。混戦になる前に厄介なレイダークを半分片付けた。ただ、それでも足りなかった。


 半分倒しても残りは5頭。ほとんどの狩竜人は弱くはない。しかしほとんどの狩竜人は、レイダークを前に落ち着いて行動できるほど強くもなかった。他の竜種も多数いる中で、その5頭は充分すぎた。


 炎に巻かれ逃げ場を失った狩竜人たちが、弱い者から竜の腹に収まっていく。レイダークから逃げたとしても、今度は他の竜種に囲まれる。怪我を負い動けなくなった者から順に、餌食となっていく。


 かぎられた強者たちが、混乱の中でレイダークを必死に追う。しかし弱者から狙う竜は散らばってとらえきれない。


 小型竜の死体なら、次々と積み上がっていく。それなのに、どこを見渡してもまだ竜ばかり。ダンビスは逃げようと言いたくなった。しかし言えなかった。ここで狩竜人が逃げたら、次に襲われるのは戦う術を持たない1万を越える人々だ。


 餌だった。途中からは少し抵抗するだけの、餌でしかなかった。ダンビスの豪剣も、徐々に鋭さが落ちていく。連続した戦いで理力と体力が尽きかけていた。そしてそれ以上に、心が折れそうだった。自分より弱いが、自分より若い者たちが命を落としていく。豪快という言葉を絵に描いたような男の心が、負の感情に押し潰されそうになる。それでも歯を食いしばり、心を奮い立たせて竜を葬っていく。


 しかし数が多すぎた。どんなにダンビスが強くとも、1人では限界がある。


 もう何頭狩ったか分からなかった。自分以外に誰が生き残っているのかも確認できない。息が上がり視界がぼやけ、ついにダンビスが地に膝をつきそうになったとき、西から声が届く。


「退けえええ! 全員こっちだ、逃げてこおおい!」


 かろうじて生き残っている狩竜人たちが、声に反応する。もうほとんどの者が判断力を失っていた。退けという声がしたから退く。それだけだった。しかしただ1人、ダンビスだけは踏みとどまろうとする。


 逃げろ、という声は届いていた。しかしフェネラルの英雄は勇敢すぎた。今ここで自分たちが逃げだしたら、竜の向かう先は避難民の列だと考えてしまう。おとり役を誰かがやらねばならない。例えそれが助からない役目だとしても、そう思ってしまった。


 まだレイダークが残っている。この近辺で人食い炎竜に対抗できる狩竜人は、レズレンの精鋭たちが犠牲となった今、自分以外にはいない。それを知っているだけに、ダンビスは逃げだすことができなかった。もう足元もおぼつかないのに、それでも巨大な剣を構えて竜に向かっていく。


「ダンビスさん、もういい! ありゃ団長だ、バズラック団長の声だ!」


 それを見た片耳の狩竜人が、ダンビスを引っ張りながら叫ぶ。


「バズ……ラック?」


 恐ろしいまでの責任感と闘争心で戦い続けようとしていたダンビスだが、意識が朦朧とするほどに体は限界を迎えていた。


「そう! なんでか分からんが、ありゃ銀の鍵の皆だ! 仲間の声を聞き違えたりしねえ。ハイウェスラルの狩竜人たちだ!」


 ダンビスはその言葉で思考を取り戻す。自分が若い頃にハイウェスラルで競い合った狩竜人の名が、バズラックであったことを思いだす。そのバズラックは、銀の鍵という戦団の団長であることを思いだす。そして目の前の男がラグレスという名前で、元は銀の鍵に所属していた狩竜人であることも思いだす。


 その言葉が嘘ではないことを理解した。微塵も期待していなかった助けが、来たことを理解した。周囲を見渡し、助かる見込みのありそうな狩竜人を両手に抱え、ダンビスとラグレスは走りだす。


「光球射つぞおお! 目を閉じろっ……いま!」


 ガイツの声とともに、辺りが光に包まれる。命からがらに逃げてきた狩竜人たちだ。何人かはガイツの声に反応できず、光球に目をやられてしまう。それを気にしている余裕はなかった。しかしもう、それを気にする必要もなかった。


 リグトンもシュブイールもアングイールもレイダークも、まとめて視界を奪う。バズラックを先頭にハイウェスラルの精鋭たちが、それを端から狩っていった。


 餌がただの餌でなくなったことを知り、小型竜の群れが逃げだす。槍をも射ち出せそうな巨大な穿貫ボウガンが、轟音を立ててアングイールに襲いかかる。刺さった極太の矢が、容赦なく血を奪う。


 形成は逆転した。残るはその高き闘争心で、絶対に逃げださないと言われているレイダークのみだ。


「ガイツ、もうひと踏ん張りだ。頼むぞ!」


 バズラックの言葉にガイツがうなずく。ハイウェスラルから駆けつけた狩竜人たちは、30段を越える者が多数混ざっている。しかしそれでも人食いは危険な相手だ。安全に仕留めるためにはガイツの力が必要だった。


 光球は理力操作を誤ると、自分の手を焼く火となってしまう。黒の皮手袋に覆われているガイツの右手から、少しだけ肉を焦がす匂いが立ちこめた。もう何日もまともに休んでいない。疲労が集中を妨げる。しかしガイツはそれを無視して右手をレイダークに向けた。再び光の球が弾ける。


 ほんのさっきまで絶望の中心となって人の命を奪っていたレイダークが、今度は奪われる側になった。


 応援が駆けつけるまで、絶望の中で戦っていた狩竜人たち。その生き残りは、巨大な竜が地にひれ伏していくさまを見て歓声を上げた。ただそれと同時に、暗い感情も湧きあがってくる。


 もっと早くに来てくれれば、死なずに済んだ者もいたはず。もっと自分たちが上手く戦えれば、もっと自分たちが強ければ、こうやって倒せたはず。


 そんなことを考えても仕方がないのは誰もが理解している。しかし考えずにはいられなかった。レズレンから生き残った狩竜人も、近隣から応援に駆けつけた狩竜人も、誰もが仲間を失っていた。自分が助かったことを素直に喜ぶには、あまりに犠牲が大きすぎた。


 最後のレイダークがバズラックの手によって倒され、赤黒く染まった大地に静寂が訪れる。




「ダンビス! 生きていたか」


 ウィクラスが駆けつけた頃にはもう、全てが終わっていた。


「おお、あったりめえだ。俺は死なん、俺はな」


「そうだな……お前は昔から強いからな」


「あっちは大丈夫なのか?」


「ああ、頼もしい応援が来てくれた。こっちは?」


「こっちは……すまん、クライオンだけだ。あいつ、強くなったなあ」


「そうか」


 長年の仲間であり、無二の友人同士。少ない言葉交わすだけで、それ以上は必要なかった。


 せめて亡き骸をと思い、人と竜との戦場だった場所に狩竜人たちが向かう。しかし食われて死んだ者は、それすら残っていない。フェネラルまでは遠い。まだ避難を続けなければならなかった。遺品を少しだけかき集めると、狩竜人たちはその場所をあとにする。涙を流す暇さえも与えられなかった。




 疲れきった狩竜人たちが避難民の列へと帰ってくる。


「クライオン! やっぱり来てたんだ。無事で良かっ……」


 ウィクラスがいたので、鋼の扉が来ていることはエルも予想していた。友人との再会とその無事を喜んだが、良かったという言葉は飲みこむしかなかった。


「エル、お前も来てたのか」


 クライオンの表情には、狩竜を終えた充実感も勝利の余韻もない。ただ暗く沈んでいた。両手には武器や壊れた防具。原型を留めていない衣服の切れ端を抱えている。そのどれもが血まみれで、それがなにを意味しているのかをエルは悟った。


 ハイウェスラルから来た狩竜人たちにより、一時の安寧は得た。ただそれだけだった。クライオンが抱えているのは、仲間たちの遺品。狩竜は生きて帰ってきて、初めて成功と呼べる。いくら竜を殺しても、それは勝利でも成功でもなかった。


「それ、少し持とうか?」


「いや、いい。俺が持つ。軽いもんだ、こんなもん」


 いくら鍛えに鍛えている狩竜人でも、両手いっぱいに抱える武器や防具が軽いと感じることはない。それでもクライオンは手放せなかった。竜の前では人の命が軽くなる。重たい遺品を抱えながら、クライオンは静かに涙を流した。


 元々レズレンには、100人近くの狩竜人が在籍していた。そしてそこから生き残った狩竜人は、もう数えるのに両手の指で足りてしまう。レズレンの協会から応援要請を受け、近隣の街から狩竜人が50人以上が駆けつけていた。それも半分以上が、命を落としていた。


「なあエル、狩竜人って意味あるのかな? そりゃハイウェスラルの狩竜人とかはさ、すげえ強いよ。さっき見てびびったぜ。ダンビス団長以上に強い狩竜人なんていないと思ってたけど、中には同じくらい強い人もいた。でもさ、強い人がいても竜って全然減らねえよな。なんでなんだろ」


 エルは少しだけ、クライオンの気持ちが理解できた。理解できるから、なにも言えなかった。どんな狩竜人でも、1人で全ては守りきれない。1人ではなく頼もしい仲間がいても、やはり守りきれないことがある。


 エルは自分が強いという自負を持っている。ただその強さは他人と比べて、ということでしかない。狩竜人が戦う相手は竜であり、人ではない。もしエルがどこまで強くなりたいかと訊かれたら、全ての竜を狩れるほどに、と答えなければならなかった。それが無理だと分かっていても、そう答えてしまいたくなる。


「悪い、なんか変なこと言っちまったな。エルはレズレン出身だったよな。お前のほうが……つらいよな」


 ゆっくりとエルは首を振る。自分の生まれた村がなくなり、悲しくないわけではなかった。避難民の列には、ユニスの他にもエルの見知った顔が何人もいた。それを見てすぐにレズレンは堕ちたのだと気づいたが、同時に知った顔が生きていれば、とも思ってしまった。


 クライオンのこともそうだ。鋼の扉が参戦していることを知ったとき、まず身を案じたのは友人のことだった。エルが幼い頃に遊んでくれた友人たちは、9年前のレズレン大竜災で1人残らず失っていた。身勝手だと感じながらも、自分の親しい人だけでも助かってほしいという思い。それをエルは捨てることができなかった。


「最近さ、学者の先生に色んなことを教わってるんだ。それでもし可能なら、狩竜人って仕事が必要なくなるのが1番だって教わった」


「狩竜人が必要なくなるか、そりゃ理想だな。でもそれって結局、竜を全滅させなきゃならないだろ。理想すぎる話だな」


「僕も最初はそう思ったんだけどね、そうじゃないんだ」


「そうじゃないって……どうすりゃいいんだ?」


「一部の人だけ、狩竜人だけしか竜と戦えない現状が駄目なんだ。いくら強い人が揃ってても守れる範囲は限界がある。ちょっとずつ人が住む場所を広げていっても、今回みたいな不測の事態が起こると対応できなくて、竜に土地を奪われる」


「でもここ500年くらいで、ちょっとずつでも土地を取り戻してきたから今があるってことだろ。これからもちょっとずつ竜を殺して追い出して、土地を手に入れていくしかないんじゃないか?」


「今まではそれで良かったんだけど、多分そのやり方は限界みたいなんだ。もう何年も、人の数が増えてないらしい。国と協会は、もっと人が増えると踏んでレズレンに村を作ったんだ。イリシア全体で人が増えればレズレンにも人が流れていって、そこが自然と安全な場所になっていくと考えてたみたい。だけど思うように増えなくて、こんな日が来てしまったんだ」


「なんか難しい話だな。でもなんとなくは、わかる。人がいなけりゃ土地は竜が根城にするだけだからな。人が増えないと、完全に土地を取り戻すことにはならないのか」


「そう、そうなんだ。だから人が増えてない今、守ってるだけだと危ないかもしれない。だから何度でも、逆に南に向かうべきなんだと思う。可能性は低くても、竜に有効な毒さえ見つけられれば……それがあれば、狩竜人じゃなくても戦えるようになるから」


 話の内容は暗いものだったが、クライオンは珍しく饒舌なエルを見て少しだけ笑った。大勢の仲間を失い、空しさだけが胸に広がっていたが、それがエルとの会話で少しだけ紛れる。


「なんかお前、学者とかのが向いてそうだな」


「あ、いや……全部受け売りなんだけどね」


 ソフィアにも全く同じことを言われた。それを思いだして、エルは恥ずかしくなる。まるで覚えたての知識を話したがる子どものようだと、自分の幼さを自覚させられた。



 大勢の避難民と、それを守って数を減らした狩竜人たちは、黙々と西へ向かった。ハイウェスラルから応援が駆けつけてから6日目。ようやく全員がフェネラルに到着する。


 エルはこの街が好きだった。ただこんな形で、再び訪れたくはなかった。できるならここには笑顔で帰ってきたかった。


 エルは南への思いを強くする。根本的な竜への対処法を発見しないかぎり、この大地の人はいつか完全に負けてしまう可能性がある。チャビレットに教わったことなどから、エルはその結論にたどり着く。


 行きたい場所が、行かなければならない場所に変わっていた。


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