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幸せ

幸せとは何か。多くの人は自分の幸せを他人の幸せと当て嵌めようとするが、必ずしもそれが当たっているとは限らない。

人は常に地獄にいる。

灰色の太陽が自分を監視する永遠に閉ざされた、無色で極寒の砂漠の監獄に囚われても、幸せを得ることができるだろうか。

枯れた野バラのようにうつむき、近付く明日を恐れ、目を背き、挙げ句自分と向き合うことさえしない。

ただ頭上を流れていく時間の海流を目の端で追いかけては、置き去りにされ、悲しみと共に季節に埋もれていく日々。

何処へ行けばいいのか、何処まで行けばいいのか、どのくらいの速さで行けていけばいいかわからず、魂は孤独の夜を彷徨し、ただ漫然と惰性的な日常を過ごし、ふと鏡に写った痩せこけた自分の姿を見て。萎んでしまった情熱と磨り減ってしまった心に気付く。、

利己心に溢れたこの世界で、俺たちはなにを信じていけるだろう。どうすれば信じてもらえるだろう。そんな世界、地獄で他ならない。

だから太陽のような、天空を旅する不変の愛を欲する。溢れる光に手をのばし続けるのだろう。希望も絶望も、光も闇も超越したものを欲する。

現代という色褪せた砂漠に感じる不安や焦燥、怒り、苛立ちから解き放たれたいと言うこと。

人は解放を望む。ただ満たされてたいということを望む。

そして幸せを得たとき人は利己心の地獄からようやく解放される。


それは、幸せとは、生きる喜び。

自分を愛してくれた人、信じてくれた人への想いを素直な自分で受け止められること。自分の世界を他人の愛で満たせること


愛と誠でしか人は幸せで自分を満たすことは出来やしない。

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