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紅少女  作者: 水無 圭
2/2

狂った人生、狂った少女


少女が可哀想…←自分で書いたくせに←←




少女が狂う原因となった話し。


・・

――まだ少女が普通の少女だった頃…



小学校に通う少女は独り、家へ向かう帰路を歩いていた。


普段は友達と帰るのだが、生憎今日は友達が学校を休み、独りで帰ることとなったのだ。




それが




幸せに暮らしていた、いや、暮らしていく筈だった少女の人生を変えた…。






その日、少女は、誘拐された。




数人の見知らぬ男に連れ去られ、


着いた場所はどこかの廃墟。




少女は怯えていた。




手足は縛られ、口にはガムテープが貼られている。



息苦しくて…声を出すことも儘ならない




怖い…痛い…苦しい…




少女の瞳から大粒の涙が溢れだした。



それに合わせて、ガムテープを貼られた口から微かな嗚咽が漏れる。



「う…っく…」



少女の嗚咽に気づいた1人の男が少女の側にしゃがみ込み、下品な声で笑った。



「そんなに泣くなよぉ…ヒヒッ、悪いようにはしねぇからよぉ。たぁっぷり可愛がってやるってんだから。」


そう言うと男は少女の口からガムテープを剥がし、少女の髪を引っ掴み力任せに起き上がらせた。



少女の口から短い悲鳴があがった。




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