循環、そして続く痛み
太陽の光と同時に始まる1日
いつも通り朝ごはんを食べ、授業の準備、と淡々と作業を進め、終わったのと同時にブーブーとアラームが鳴る
...05:51
もう、自分がなにをするのか、どのくらいかかるか....
同じ毎日を過ごしたせいか、分かるようになっていった
ーつまらない
ー面白くもない
ー楽しくもない
ー嬉しくもない
ー悲しくもない
ー辛くもない
ー苦しくもない
ー怒りですらない
価値が...見出せない...
機械のように決められた動きをして、世界にとって小さな小さなネジとして動き続ける
こんな錆び付いたネジでも世界には必要なのかもしれない
けれど、そんなネジの代わりはいくらでもいるのではないか
確かに世界に一つしかないネジではあるのだろう
クローンでも作られない限り、唯一無二の存在
逆を言えば、クローンが作られたら、唯一無二ではなくなって、必要なくなる
錆び付いたなら、新しいネジに変えれば良いのだから...
簡単に変えられるネジである俺の存在意義とはなんだ....?
その時、頭が鈍器で殴られたかのような、脈打つような、頭が、脳が、潰されるようなそんな痛みに襲われた
はぁ....はぁ....はぁ....
目線の先にある棚の上にあるものに、手を伸ばそうとした
....手を伸ばしても意味ないんだった...もう...俺には痛み止めは効かない....
虚ろな目になりながら、頭を抱え、ひたすら、この無駄に長く感じる時間に耐えて、耐えて、耐えるしかなかった




