神の使徒
「あ〜、早く走れる靴でも作るべきだったな」
「発想力が驚くがな」
リリアーナとカルマは国境に向かっていた。ゲートで行っているが、行ったことがない国境周辺だったので、走っているのだ。
「着いた!っ…」
着いた瞬間目にしたのは予知で見た魔人だった。騎士や兵士達も持ち堪えているようだが、重症を負っているものが多い。そしてリリアーナは魔法を発動した。
『選定』
『ヒール!』
騎士と兵士だけに治癒魔法をかけたのだ。亡くなっているものもいたが、リリアーナが魂魄魔法で蘇生した。と言っても、死亡してから何分も経ってしまったいるもの達は蘇生できないため、カルマと協力して遺体を回収したが。
「リリ!カルマ!」
「「北斗!」」
リリアーナとカルマは北斗に合流できた。北斗も怪我をしているようだが、なんとか持ち堪えているようだ。
「後は任せな!」
『吸収、吸収、吸収!』
吸収魔法のおかげで魔人達を吸収できた。重力に逆らっているかのようだ。
「これはまだ完成形じゃないけど… 」
『Vanishing door!』
なんでも消滅させるドア。通称『Vanishing door』。リリアーナはまた神の領域に達していた。
「相変わらず、何をしてるんだか。」
溜息を着くカルマと北斗。と言いつつも普通に戦っているが。リリアーナ特製の銃を北斗には渡しているのでそれで戦っている。北斗は元々非戦闘系が天職なので銃の方が効率がいいのだ。
「はぁはぁ…」
流石のリリアーナも疲れたようだ。
「リリ!無事か!?」
その時、カルマが現れた。
「うん!流石に疲れたけど」
「こっちはあらかた片付いた!」
「了解!じゃあ後はコイツラね!」
そう思ったその時だった。
「フフ…ハッハッハ!」
「誰だ!?」
「羽をつけた人間…?」
羽をつけた男は不敵な笑みで笑った。
「私は神の使徒貴様らをここで回収する」
「回収だと…?」
リリアーナとカルマの戦いがまた始まった。
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