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予知

ギリギリ間に合った!今日で4月も終わりですね!4月最後の投稿です!

「うーん」

「どうした?リリ?」


起きてまだベッドの上なのに悩んでいる様子のリリアーナ。


「私の予知ってねほとんどが突発的なものなの。完成形じゃないし」

「まぁ、俺もそうだしな」


カルマも起き上がり、同意する。リリアーナはカルマに近づき、こてりとカルマの肩に頭を乗せる。リリアーナの顔にかかっている髪をカルマが少しどかす。


「でもね、最近予知っぽいのが見えるの、()()

「夢でか…?」


リリアーナはちゃんとカルマの顔をみながら話すことにした。すんごい嫌そうな顔をしながら。


「魔人がいるの。100人くらい。しかも、一般人」

「一般人だと!?」


コクリと頷くリリアーナ。


「そして、アークレト王国、アンナ帝国の国境付近で暴れてた。」

「なぁ、それって…」


カルマも予想が出来たらしい。なぜ国境付近を狙ったのか。


「目的は私とカルマ、そしてSクラスメンバーと召喚者組ってところかしらね」


2人揃って溜息をする。お互いを見合って笑い合う。


「で、日にちとかは?」

「正確には分からないけど、真っ黒な雲で夜は雲が無かったけど、星が全く見えなかった」

「それは本当か!?」


カルマはとっても大声で聞いた。相当焦っている様子だった。


「う、うん」

「それ、無星の日じゃないか!?」


無星の日とは星が全く見えなくなる日のことを指し正確な日は分かっていないが50年に一度程度で現れるそうだ。そして朝は眩しすぎるくらいの太陽と高すぎる気温。昼は真っ黒な雲に覆われる。


「それって今日じゃない!」

「だから、こんなに焦ってるんだ!」


そう。今日は凄く早い時間に2人とも起きてしまったのだ。秋なのに暑さと日差しの強さで。


「菜月さんに聞かなきゃ!」


菜月さんとは北斗の担任であり'観測師'という非戦闘系天職ではあるが、とても珍しい天職でもある。今日が無星の日だと分かればリリアーナの予知通り魔人が来てしまう可能性が高い。だが、無星の日は祭りもあるのでリリアーナの予知がハズレても大騒ぎになること間違いなしだろう。リリアーナ達はすぐに着替え、菜月の元へ向かった。理由は伏せながらだが。


ーーーーーーーーーーーーー

「今日が無星の日?」

「あぁ、可能性が高くてな。頼めるか?」

「ええ、大丈夫です」


そして菜月は城の庭に出て詠唱を始めた。


「天地を駆け巡り、見守る神よ、未来の天を教え、御返しせよ!天来!」


'天来'とは未来の天気を見れるという高難易度の魔法である。詠唱に神と入ってるので、カルマとリリアーナは複雑そうな顔をしていたが、成功したようだ。


「確かに今日、無星の日ですね」

「「!」」


2人は頷いた。


「菜月さん、ありがとうございました!」

「いえ、ですがこれに意味が?」

「あぁ、無星の日は貴重なものだからな。先に知っときたかったんだ。」


ちょっと悪そうな顔をするカルマ。違う意味で先に知っときたかったとは思いもしないだろう。


「そうだったんですね!なら良かったです!」


素直、素直すぎる菜月先生。


「手な訳で、ありがとな」

「いえ!カルマさんとリリアーナさんのおかげで、みんな生きていますから」


純粋な笑顔が可愛すぎて思わずキュンとして胸を押さえちゃうリリアーナとカルマ。そして菜月は一礼して庭を去った。



チリンチリン


「ん?北斗か?」


菜月が去った瞬間通信機が鳴った。


「どうした?」

『大変なんだ!アークレト王国とアンナ帝国の国境に魔人が、現れた!』

「やっぱりか…というかなんでわか…あ、あなた一応予知師だったわね」

『天職予知師だよ!』


魔人が現れているにも関わらずツッコミを入れる北斗。


「そっちに向かうわ!」

『了解!来るまで足止めする!』

「よろしく!」


そしてリリアーナとカルマは魔人の元へ向かった。




読んで頂きありがとうございました。よければ感想、誤字脱字よろしくお願いします。

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