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14/20

14.効いたよね、遅めの薬草

ーお知らせー

いつも読んで頂いている皆様には感謝しかありません。本当にありがとうございます。


実は私、服英字髑髏は受験生なのです。暫く受験に集中しますので、投稿との両立は難しいと考えました。絶対絶対戻って来ますので、その時は又読んで頂ければ幸いです。


えーん!!(´;Д;`)かなぴー!


今ある分の予約投稿だけしますので、今週はまだ読んで頂けそうです。(;_;)

 何故か窓が開いていた事に気づいた直後。


 「ミーヤはまだ起きないのかなーん。」


 「起こさない様にね。」


 「はーい。」

 

 ミーヤのいるベッドを覗き込む。


 顔色が悪いし、苦しそうな顔をしている。


 「ゴホッゴホッゴホッ!!」


 突然ミーヤが咳をし始めた。


 「ミーヤ!?大丈夫?」


 ふと、ステータスに「病気」と表示されていたのを思い出した。


 額に手を置くと、熱い。高熱だ。


 「エリス、直ぐ薬屋に連れて行こう。」


 「うん!!」


 ナーフがミーヤをおぶってくれる。


 「先行くよ!速度上昇!」


 「後から追い付く!」


 ナーフは大通りの方へかけて行き、まだ開いていない薬屋のドアを叩く。


 奴隷商も病気だと言っていたのに...!元気そうに見えて、大丈夫だと安心し切っていた。


 全力でナーフの後を追いかけていく。すると一心不乱に扉を叩くナーフが居た。


 ドンドンドン!


 「すいません!子供が高熱なんです!助けてください!」


 ドンドンドン!


 「くそっ!」


 ドン....


 「おい、叩くでない。」


 ガチャ


 「ドアが歪んだらどうする。入れ。」


 中から、五十代半ばに見える男が出て来た。髪は全て白く染まり、気難しそうだ。眉間にシワがよっている。


 やな部長風店主...!


 「なんだ?患者がいるんだろ。」


 「はっ、はい!」


 店の中に運び込み、ミーヤを机の上に寝かせた。


 「はぁ、俺は医者じゃ無いんだがな...」


 文句を言いながらもミーヤの症状を診てくれる。


 「この子はどうなんでしょうか?」


 「見たところ、奴隷だな?」


 「どうして分かったんですか。」


 「この症状は栄養失調や、不衛生な環境に置かれる事で罹りやすくなる病気だ。奴隷は大体持ってる。」


 「治るんでしょうか?」


 「うーん...病気になった奴隷を治そうとする物好きはいねぇからな。生憎うちにはねぇ。」


 「それに、素材はリリス大陸の最も西にしか生えてねぇんだよな〜。薬草って知ってるか?アレは西の方にしか生えてねぇんだよ。」


 「薬草!?持ってます!!」


 「はぁ!?アレは一部にしか生えてねぇ貴重な....しかも騎士団が権利を独占してた気がするんだがな。」


 ん?生えていた場所には人が来ているような痕跡は無かったし、殺人蜂も居るから入ってこようとは思わないんじゃ....


 「まぁ、持ってるなら良い。寄越せ。」


 命令口調だなー


 「はぁ、どうぞ。」


 「なんだぁ?その態度...ブツブツ」


 何やら文句を言いながらも、薬を調合する手際は滑らかで、洗練されていた。


 「出来たぞ。乾燥しきってたせいで戻すのが面倒だったぜ...」


「ありがとうございます!」


 手渡された器から直接飲ませる。緑色で凄く不味そうだ。


 「ミーヤ、薬だよ。」


 意識が無いミーヤに、薬を無理矢理口に運んだ。


 こくん...


 何とか飲み込めた様だ。


 すーーすーー


 ミーヤの呼吸が段々落ち着いてきた。


 「これで良し。お前らたらふく飯食わせてやってんだな。」


 「え?はい、一応。」


 「奴隷に飯食わす奴なんて聞いた事ないぞ。栄養が付いてたお陰で症状も少しマシだった。」


 「そうですか....良かった。」


 ミーヤはご飯ものすっごい食べてたもんな。


 「俺は奴隷って奴が嫌いなんだ。最近の若者はちとおかしい。そう思わないか?」


 「....はい。何かが欠けている様に思います。」


 「お前ら気に入った。今回は無料で良い。」


 「いえ、お金は払いますよ。」


 「良いんだよ。あと、その娘には毎日薬を飲まさないとダメだ。」


 そう言った薬屋は、私に薬の調合を教えてくれた。


 ピロン♪


 <調合Ⅰ>を取得しました。


 「覚えたな?薬草は貴重なもんだから、誰にも場所教えんなよ。」


 「ありがとうございます!」


 こうして、ミーヤの病気を治す目処が立ったのであった。


読んで頂きありがとうございます!(*'ω'*)

面白いと思って頂けたら、ブクマ、評価、いいねお願いします!!モチベになります!(=´∀`)ニチャァ


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