14.効いたよね、遅めの薬草
ーお知らせー
いつも読んで頂いている皆様には感謝しかありません。本当にありがとうございます。
実は私、服英字髑髏は受験生なのです。暫く受験に集中しますので、投稿との両立は難しいと考えました。絶対絶対戻って来ますので、その時は又読んで頂ければ幸いです。
えーん!!(´;Д;`)かなぴー!
今ある分の予約投稿だけしますので、今週はまだ読んで頂けそうです。(;_;)
何故か窓が開いていた事に気づいた直後。
「ミーヤはまだ起きないのかなーん。」
「起こさない様にね。」
「はーい。」
ミーヤのいるベッドを覗き込む。
顔色が悪いし、苦しそうな顔をしている。
「ゴホッゴホッゴホッ!!」
突然ミーヤが咳をし始めた。
「ミーヤ!?大丈夫?」
ふと、ステータスに「病気」と表示されていたのを思い出した。
額に手を置くと、熱い。高熱だ。
「エリス、直ぐ薬屋に連れて行こう。」
「うん!!」
ナーフがミーヤをおぶってくれる。
「先行くよ!速度上昇!」
「後から追い付く!」
ナーフは大通りの方へかけて行き、まだ開いていない薬屋のドアを叩く。
奴隷商も病気だと言っていたのに...!元気そうに見えて、大丈夫だと安心し切っていた。
全力でナーフの後を追いかけていく。すると一心不乱に扉を叩くナーフが居た。
ドンドンドン!
「すいません!子供が高熱なんです!助けてください!」
ドンドンドン!
「くそっ!」
ドン....
「おい、叩くでない。」
ガチャ
「ドアが歪んだらどうする。入れ。」
中から、五十代半ばに見える男が出て来た。髪は全て白く染まり、気難しそうだ。眉間にシワがよっている。
やな部長風店主...!
「なんだ?患者がいるんだろ。」
「はっ、はい!」
店の中に運び込み、ミーヤを机の上に寝かせた。
「はぁ、俺は医者じゃ無いんだがな...」
文句を言いながらもミーヤの症状を診てくれる。
「この子はどうなんでしょうか?」
「見たところ、奴隷だな?」
「どうして分かったんですか。」
「この症状は栄養失調や、不衛生な環境に置かれる事で罹りやすくなる病気だ。奴隷は大体持ってる。」
「治るんでしょうか?」
「うーん...病気になった奴隷を治そうとする物好きはいねぇからな。生憎うちにはねぇ。」
「それに、素材はリリス大陸の最も西にしか生えてねぇんだよな〜。薬草って知ってるか?アレは西の方にしか生えてねぇんだよ。」
「薬草!?持ってます!!」
「はぁ!?アレは一部にしか生えてねぇ貴重な....しかも騎士団が権利を独占してた気がするんだがな。」
ん?生えていた場所には人が来ているような痕跡は無かったし、殺人蜂も居るから入ってこようとは思わないんじゃ....
「まぁ、持ってるなら良い。寄越せ。」
命令口調だなー
「はぁ、どうぞ。」
「なんだぁ?その態度...ブツブツ」
何やら文句を言いながらも、薬を調合する手際は滑らかで、洗練されていた。
「出来たぞ。乾燥しきってたせいで戻すのが面倒だったぜ...」
「ありがとうございます!」
手渡された器から直接飲ませる。緑色で凄く不味そうだ。
「ミーヤ、薬だよ。」
意識が無いミーヤに、薬を無理矢理口に運んだ。
こくん...
何とか飲み込めた様だ。
すーーすーー
ミーヤの呼吸が段々落ち着いてきた。
「これで良し。お前らたらふく飯食わせてやってんだな。」
「え?はい、一応。」
「奴隷に飯食わす奴なんて聞いた事ないぞ。栄養が付いてたお陰で症状も少しマシだった。」
「そうですか....良かった。」
ミーヤはご飯ものすっごい食べてたもんな。
「俺は奴隷って奴が嫌いなんだ。最近の若者はちとおかしい。そう思わないか?」
「....はい。何かが欠けている様に思います。」
「お前ら気に入った。今回は無料で良い。」
「いえ、お金は払いますよ。」
「良いんだよ。あと、その娘には毎日薬を飲まさないとダメだ。」
そう言った薬屋は、私に薬の調合を教えてくれた。
ピロン♪
<調合Ⅰ>を取得しました。
「覚えたな?薬草は貴重なもんだから、誰にも場所教えんなよ。」
「ありがとうございます!」
こうして、ミーヤの病気を治す目処が立ったのであった。
読んで頂きありがとうございます!(*'ω'*)
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