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【つぶやき】よつ葉のつぶやき

夕陽

作者: 菜須よつ葉

病棟の窓から 真っ赤に染まった大空を眺める


今日も夕陽が私に微笑んでいる


「泣いても良いよ」


夕陽が私に語りかける


白衣に身を包む看護学生の心に響く


情けなさや不甲斐なさが 転がり落ちた。


怖くて逃げ出したい時も 


笑顔でいる事を強いられる


そんな私の心を 見透かしたように


不意に入り込んでくる


「よく我慢したね」


「誰も居ないよ 泣いても良いよ」


私の心に語りかけてくる


大空にキラリと光る一番星に 惹き付けられる


「ボクのように輝いてごらん」


と、一番星が語りかけてくる


夕陽に包まれ 一番星に背中を押され明日も頑張ろうと決意をする



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― 新着の感想 ―
[一言] 寂しさ、辛さにも陽はあたりますね。 夕陽がナスカの地上絵を照らしています。 お星さまからでも見える大きな四つ葉のクローバです。
2017/11/03 00:42 退会済み
管理
[良い点]  初めまして、ひな月雨音といいます。 【夕陽】拝読させて頂きました。  素敵な詩ですね。  表現の勉強になります。    今日もきっと、どこかで誰かが、菜須さんが感じたように、赤く染ま…
[良い点] 綺麗で凄く繊細ですね。 夕焼けの中、暗くなり始めて見つけた一番星を見ているような気分になりました。(*^^*)
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