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神外主人公のまったり一人旅  作者: 虚無 虚空 無の存在
第1章~一人旅編~
8/10

第7話

(ここは、どこだ?)


目が覚めたら、神界みたいな空間にいた。


(あれ?何で?こんな所に?確かテントで『真なる覚醒者』を発動させて........?)


あれ?ここから記憶が無い?


(何で...)


(そりゃあ、あんなのを取り込もうとすると低生命維持状態になるさ。)


(誰だ!)


(やぁ、久しぶりだね。)


(久しぶり?まさか、アーヴィングさんですか!)


(当たり。)


(久しぶりです。それと、あんなのとは?)


(創造神より高位の位置にいる終幕創神って奴。創造神が創るのを得意としていて、終幕創神は破壊を得意としてるね)


(何でそんなのが俺の身体の中に?)


(やっぱり憶えてないか。君、最初に来た神界を憶えてる?)


(神界?あの最初にアーヴィングさんに会った白い空間の所ですか?)


(そうそれ。君、そこに来た時1番最初になんて言ったと思う?)


(えっ?確か『知らない天井だ』かな、1番最初は)


(違う。それは│忘れた(· · ·)後の事だ。)


(忘れた?何をですか?)


(君、地球に居た頃のこと憶えてるかい?)


(そりゃあ、憶えてますよ。)


(じゃあ、言ってみ。今憶えてるの言ってみ?名前とか年齢とか詳しく。)


(えっと、立花真琴、18歳、誕生日は1月20日。高校は私立高校。趣味は転移物の小説。)


(友達は?家族は?)


(そりゃあ、居た.........のか?)


(出身地は?自分の住所は?)


(何で......分からない)


(高校の思い出は?子供の頃だってちょっとぐらい憶えてるはずだろう。)


(分からない分からない...。何で、何でだよ!)


(本当に憶えて無いのかい。)


(だから、分からないって言ってるだろ!)


(本当に?本当の死因も?)


(はっ?本当の死因て神界の破片が当たって死んだんじゃ無いのか?)


(あの事件て君はほとんどの記憶を失ったんだ。)


(あの事件って何の事だ。)


(君はそれを聞く覚悟は出来ているかい?)


(そんなに酷いのか?)


(あれは、人間が│嫉妬(· · )だけで出来る事じゃない。)


(嫉妬?誰に?)


(君以外の誰でも無いよ。)


(何で俺?)


(一つだけ言っておこう、この先を聞くのはやめておいた方がいい、これは君のためだ。)


(じゃあ、何が起こったかだけを教えてくれ。)


(.........後悔しないでね。君は、君の仲の良かった友達、両親、恋人、そしてクラスメイトだったはずの人達は、君に嫉妬した人に全てを

殺されたんだ、君の目の前で、全てを君が悪い事にされて、君を最後まで残して、君も殺された。殺された人達は君に絶望して君も絶望した。君はずっと否定していたが、誰も君を信じなかった、そして、言ったんだ君に、「俺に逆らったからいけないんだ」って君に嫉妬した人が、


























│元勇者(· · ·)が)


話が終わった瞬間、脳の中に何かが割り込んでくる感覚があった。いや、元からあったものが、脳の空白に戻って来た感覚だ。全て、思い出したんだ。何があったか、何故ああなったかも。俺を犯人に仕立てあげた元勇者、│金賀西洋キンガセイヨウに何をされたか。


(アイツハコロスゼッタイゼッタイニコロス)


その瞬間、思考が黒い物に覆われる。


『"終幕創神"との同調が進みました。現在の同調率は80%です。それにより、ゴッドスキル『復讐乃創造神』『絶殺乃創造神』『憎悪乃創造神』を獲得。全てをオリジンスキル『絶殺憎讐』に統合。身体の構造を『全智全能』『絶殺憎讐』に適応したモノに再構築します。.........再構築完了。これより種族《天魔始神王》に変化、個体名《タチバナ マコト》に変化、個体名を持った事により神化、種族《天魔創終神》に変化、同調率は100%です。』


(だから、言ったんだ。君はこの事実は重すぎる。記憶を失う位なんだから。その力がまだ馴染んで無いだろうからまだ効くよね?『│神乃制限リミッター』)


すると、頭の中を支配していた黒い物が抑え込まれた。


(.....................)


(.....................)


(.....................?)


(大丈夫かい?)


(.....................?)


(そうかいじゃあ、意識を身体に戻すよ。)


(.....................?)


(じゃあ、またね。それと、その力は危険過ぎる。使うのはその記憶をまた思い出した時だ。)


そう言われながら、身体が光に包まれた。


ーーーーーーーーーーーーーーー


「ここは、テントの中か。ラーティラスさん、『真なる覚醒者』の結果はどうなった?」


(解、ユニークスキル『ラーティラス』はオリジンスキル『全智全能』に神化しています。)


「あれ?えっとじゃあ、全智全能さん?何でそんな機械っぽくなってるの?」


(解、意思乃核を持っていない為です。)


「意思乃核?それって何?」


(解、力のある者による意思の無きものあるいは魔物に『命名』あるいは九十九神による『意思創造』によって、その者が意思を持つことで意思乃核になり、強化や進化する事もあります。ただし、力無きものが『命名』しようとすると、死にます。)


「怖!!!何で!?」


(解、『命名』をすると、相手の強さに比例し生命力を与えます。あと、相手が『命名』を拒否すればその場で生命力を全吸収されます。)


『命名』...恐ろしいシステム......


「じゃあ、全智全能さんに『命名』すれば良いの?」


(解、そうです。)


「うーん、いきなり名前かぁ......じゃあ、ラーティラスさんからとって、ラースティでどうだ?」


(個体名『ラースティ』を確認。意思乃核を獲得。人格を持ちました。)


「おっ?おう。」


(.........マスターを確認。認証します。)


「おっ。」


(よろしくお願いしますね。マスター♪)


「おぉー」


(どうしたんですか?マスター。)


「おぉぉぉー人格ってすげー!!」


(マスターの行動が理解不能です。)


「はっ!、ごめんラースティ。予想以上に人格の破壊力があったよ。」


(?やっぱり理解出来ません。)


「まぁ、置いといてそろそろ行こうか。神聖法国......

いや、その前にステータスだ。『ステータス』!」


ーーーーーーーーーーーーーーー

名前 立花 真琴 年齢 18歳

職業 ??? 種族 天魔創終神

レベル 表示不能 階級 表示不能

HP ∞

MP ∞

STR ∞

DEX ∞

VIT ∞

AGI ∞

INT ∞

MND ∞

<スキル>

<?>

<?>

<?>

<?>

<オリジンスキル>

ラースティ Lv?

絶dtt讐gjp Lv?

<?>

<?>

ーーーーーーーーーーーーーーー










(´・ω・`)わーお

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