第四話
すみません、遅れました。それではドウゾ。
「んぁ、ここはどこ、私は誰」
何て茶番も入れて見たかった。でも本当にここ何処だよ。
「やっと起きたか。」
人の声がしてそちらに振り返ると、宿屋のおっちゃんがいた。
「ここは何処ですか?」
単刀直入に聞く。誘拐とか怖いけどね。
「王立国営魔法病院だ。」
「何故こんな所に?」
「もしかして、覚えてねえのか。一昨日の事。」
「一昨日?昨日は何をしていたんですか。」
「寝てた。ずっと。」
「丸1日ですか!」
「ああ、一昨日の昼お前さんの部屋から叫び声が聴こえるから、何事か!と思って部屋に行ったら、あんたが地面に大切そうに持っていた刀と共に地面で転がってたんだよ。これはまずいと思って急いでこの病院に連れてきた訳だ。」
「それは、有難うございます。それと刀は?」
「そこにあるぜ、じゃっ俺はここで。店に戻らねぇと」
おっちゃんは俺の足元を指さしていた。その方向を見てみると昨日いや一昨日に武器創造で造った刀があった。そう言えばスキルが神化してあの叫び声を上げていたんだよな。ステータスでも見て見るか。身体の構造が変わるとも言ってたし。
『ステータス』
ーーーーーステータスーーーーー
名前 立花 真琴 年齢 18歳
職業 創pj神 種族 最pj神jdpt外
レベル 99999 階級 ??????級
HP 99999999999999999999
MP 99999999999999999999
STR 986597645879234679879
DEX 967345425766734576958
VIT 967345798573467946746
AGI 987645739867985437689
INT 986597645879268798547
MND 987452346986987898789
<スキル>
<魔法系>
全魔法系スキル統合形態 Lv99
<武術系>
全武術系スキル統合形態 Lv99
<ユニークスキル>
│全能者の権限
完全情報整理スキル ラーティラス
<ゴッドスキル>
│森羅万象(万物を見通す眼)
神力乃支配者
神化
超越神化
神外化
│終焉乃神外化
<称号>
神外を更に超える者
超越しすぎた神
名も無き最強の神
創造神を越えし者
アカシックレコードの神智を取り込む者
<加護>
全ての神々の加護
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あれ?身体の構造が少し変わるだけじゃ?
身体の構造所か世界の構造すら変わるよね?
ステータスがバグってるのか!なるほどそういう事か。
《仕様です諦めてください。》
じゃあ、天変地ぃ
《仕様です諦めてください》
それじゃあ、神様のミ
《仕様です諦めてください》
それじゃあ、さっきから頭の中で会話してる君のせい。
《その通りです。だから、諦めてください》
じゃあ、説明して下さい。お願いします。
《んっ?今何でもするって、》
言ってません。
《簡単に言いますと、立花 真琴様は神格を持った正真正銘の神様になりました。》
へー、カミサマタチハミンナコンナステータスナノカースゴイナーソンケイシチャウナー
《そんな事ないですよ、こんな力が神様全員に渡るとすぐ│神々の戦争が起きますよ。》
ワーイ、ア○リセンソウダーイスキ。
そういえば、今ならこの刀を鑑定できるんじゃ。鑑定スキルが神化したんだから。
『森羅万象』
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アイテム名 蒼銀刀 黒閻魔
階級 神話級
属性 雷 火 氷 風 特殊属性 時空 断罪
スキル 切れ味上昇(神) 重量軽減(神)破壊不能 居合スキル習得(神)
特殊スキル 自動手入れ(神)
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うん、チート武器だぁ。特殊属性の断罪って刀の名前が閻魔だからか?強い(確信)
「ここがタチバナとか言う奴の病室か!」
いきなり、病室の外から怒鳴り声が聞こえてきた。
そのまま、病室のドアを「バターン」と開けてきて、俺の前まで来ると
「おい、その貴様の持っている刀とを寄越せ。それは貴様の様な劣等種が持っていいものではない。私の様な高貴な者が持つものなのだ。」
うわー、絶対コイツ貴族じゃん。面倒くさいな。大体何でこんな奴にこの刀を渡さなきゃ行けないの?
「何言ってんの?馬鹿なの?死ぬの?いやもう脳みそが死んでるか。こんな意味の分からない事を言ってるからね。てかどうやって、知ったの?この刀の事。ストーカー?」
「なっ...このこっちが下手に出ていれば調子に乗りおって。もう許さん、私兵達よこの劣等種を殺し刀を奪い取れ!!」
「えっ?今ので下手に出てたの?嘘だろ。それと私兵ってここ病院何だけど良いの?まぁ、そっちからやって来たから、正当防衛だよね。」
ベットから降りたらすぐに、刀を構える。
「死ねぇ」
私兵が剣を振り下ろして来た。その瞬間、
「『思考加速』&『居合スキル』」
のスキルを発動。今の『思考加速』のスキルレベルは99だから、思考速度は99000倍。それに居合スキルの補助で動いているから、さらに倍の速度で動ける。
その速度で切られた私兵たちは、死んだ事に気づかない。てか黒閻魔の切れ味が最高です。
「『思考加速』解除!っと」
解除した瞬間動き出したからステータスに物を言わせて剣を回避する。そのまま振り返って私兵の背中を軽くぽんっと押す(この間約3秒)すると面白いほど綺麗な断面の死体が完成。これぞ3秒クッキング。
「なっ何をした!劣等種が!」
「さっきから、劣等種‥劣等種なんかあったら劣等種ばっかり、ちょっとうるせぇよ。」
「ひっ」
ちょっと殺気をこめて言ってみたら、めっちゃビビってる。
「もう、殺っちゃっていいかな?」
「それは、駄目だ。一応それでも、貴族だからな。」
「誰だ?あんた。」
「国営騎士団第2番隊隊長イルギ・オットーネだ。」
「ふーん、じゃあこいつの事 よろしくお願いします。俺の大事な刀を取ろうとしたので。 」
「了解した。それでは。」
うーん、これから何しようかな。
「........................はっそうだ、一人旅しよう!!」
話が急展開ですね。ハハハハハ




