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世界が滅ぶ運命らしいので、邪魔する神様なんて斬り倒します。

祈りは力になる。願いも信仰も、きっと人を強くする。
これがこの世界の共通認識だ。人々は神に祈り、神の加護を受け、世界は今日も回る。

――だが、信仰は永遠ではない。忘れられた神は衰え、都市も国も揺らぐ。
祈りを維持できぬ神をどう扱うか――延命か、断絶か。
その決断は王冠より重く、剣より鋭い。祭壇で交わされる密約は、戦場の布告と同義となり、神は祝福であると同時に“政治”そのものへと変貌する。

世界は問い続ける。信じるとは、救うことか、殺すことか。
祈りを掲げる手と、神を断つ刃は、たった紙一重の距離にある。

信仰は人を強くする。だが同時に、神をも政治に変える。
祈りと忘却のはざまで、誰が神を葬り、誰が神を弔うのか。
“神殺し”が常態化した世界で、彼らは世界の規約(ルール)を書き換える一打を振り下ろす。
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