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第捌話 契約

前回甘達はアヌビスに謎の空間に落とされ、甘はアヌビスを誘き寄せるために

世界を壊すために生まれたとされている詠唱魔法の"ディケイデストロイ"を

使おうとした。そうして見事誘き寄せ聞いたところテトの親代わりであることがわかった

そうしてアヌビスを鬼人の街に招待し酒を飲み交わし仲間となった。

「あ"あ"あ"〜、頭いて〜」

【昨日俺達はアヌビスの品定めに合格して

その後アヌビスをここに招待し、酒勝負をしたのだが、、、】

『うう〜、、、まだ気持ち悪さが残る、、、、』

【見ての通り飲みすぎて二日酔い状態だ】

「ショット70はバカだったか、、、、」

こうして甘達が頭痛に悩まされている時、自室の扉が開いた

【やっぱりこうなってた、、、

頭痛薬と水持ってきたよ」

「すまん、助かる」

【それ飲んで痛みが収まったら客室に来てください人間の街から訪問者です」

「わかった」

________________________________________

客室にて、、、、、、、、、、、、、、、、

「邪魔するでー」

「邪魔すんなら帰ってー}

「はいよー」

、、、、、、、、、、、

「いや、本当に帰らないで!?}

「アレ、、違った?」

「違いますよ、、、}

「まあ、それはいいとしてなんのようだ」

「そ、それではまず自己紹介を

わたくしは吸血鬼の住む血鬼街アルファドガイから来ました

街の長であるラルコネシア様の使いであるルシャドと申します}

「そんな奴がどうした?」

「単刀直入にいいますと食糧危機を助けて欲しいのです

わたくしたちも森の精霊に自然を恵んで欲しいと願ったのですが、わたくしたちは

吸血鬼であるため結界により街中は常に夜になっております

そのため自然を与えても光がなければ光合成ができないため植物がかわいそうだ

とのことで、許可を得られずやむおいなくバステト様に事前に伝えられていた

呪莉様の元へ参ったと言うわけです}

「ああ、そのことか

ならばちょうどよかった俺たちも少し作物の種類の少なさに困っていてな

それで森の精霊の元へ行こうとしていたのだが場所が分からなくてな

その場所を教えてくれたらついでにそちらの自然も豊かになるように頼んでおこう」

「本当ですか!?でしたら場所をお教えします

えっと〜ここが今いる場所なので、、、、、、}

数分後、、、、、

「そしてここをまっすぐ行ったら行けます}

「へ〜意外と普通の森に見えて迷路状なんだな」

「はい、何にも侵入者対策のようで}

「そうそうあんな入り組んだ森には行かなそうだがな」

「それがいるのですよ

いろいろな種族間で今話題なものでしたら森の精霊の羽を

作物の育ててる地面に植えたら作物が一生枯れないとか、、、}

「精霊からしたら傍迷惑な噂だな」

「それはわたくしも同感です}

「ああ〜、、、ならこう言うのはどうだ、、、、、、」

「いいですね、でしたらラルコネシア様にもこのことを伝えておきますね}

「ああ、そうしてくれ」

「それでは失礼します

ここから出ればいいですかね}

「あ、飛べるか?飛べるんだったらここからでも」

そう言って呪莉は天井を開ける

「お気遣い感謝します

それではお言葉に甘えて使わせていただきます

では明日の10時に精霊の森裏で、、、}

「ああ、また会おう」

そうしてルシャドは飛び立っていった

「これは忙しくなりそうだな、、、」

【甘様っ!大変です'獣人族:兎人'が軍を連れてきました」

「朝から忙しいな、、、こっちは二日酔いだってのに、、、」

_________________________________________

広場にて、、、、、、、、、、

「なんだぁ?こんなに軍を引き連れて、兎人は暇人しかいないのかぁ?」

すると軍の長らしき兎人が呪莉の前に来た

『すみませんね暇人で

それはさておきこの間龍人がここに来ませんでしたか?」

「ああ、来たがそれがどうした」

『その龍人がここに来てから急激な戦力の増加が相手に見られまして

何か支援とかをしてらっしゃりますか?」

「いいや?あの時はちょっとした説教をしただけだぞ」

『説教、、、、?まあ、いいです

支援等をしているのではないのなら大丈夫です」

「、、、、支援をして欲しいとか言わないのな」

『ええ、もちろんです限界まで戦っていないのに支援を求めるのは"逃げ"ですからね」

「ははは、全くその通りだ

また会えることを期待してるよ」

『ええ、ではまたお会いすることがあれば」

_________________________________________

客室にて、、、、、、、、、、

「はあぁ、、、今日はなんでこんなにも客が来るんだ

まだ朝だぞ」

「忙しいなかすいません]

「いや、まあ、何もなければつまらないからいいんだがな

で、要件はなんだ」

「まず自己紹介をさせてもらいます

私は種族:妖狐のクウカと申します]

「妖狐、、、と言うことは他にも妖の類の種族はいるのか?」

「以前はいらしたのですが、、、、まあ、ちょっとしたトラブルがありまして

今は私たち妖狐のみの妖族がいます]

「あー、、、ちょっと待てよ、、、」"全域:気配察知-限界リスク"

「そうゆうことかぁ、、、つまり、、、、、、、、」

「はい、その通りです]

「あぁ〜まあ、それならしょうがないな

それでそんな現存する妖族で、"最古で最後の妖族"である

妖狐が俺に何か頼み事か?」

「たいしたことではないのですが、私たち妖狐はご存じの通り妖族です

それゆえ他の妖族との交易により特殊な資源を経ていました

しかし今となっては他の妖族は存在せず他種族には

その特殊な資源に触れることはできず、私たちは焔は扱えますが

資源を集めるための十分な力はもちあ合わせていないため資源不足に陥ってまして、、、]

「それで全種族である俺と紫餡に手伝ってもらいたいということか」

「はい、対価は何でも払いますのでお願いできますか?]

「ならばこの"永久契約書"にサインしてもらえれば」

「"永久契約書"?、、、、、、、、、、、、わかりました

この契約をのみましょう]

「では、サインを」

そしてクウカはサインをした

「それでは"永久契約"完了です」

「はい、ありがとうございます

では、また時間が空いた時にお願いします]

「ああ、またこの忙しい時期が終わったら向かう」

「では、、、]

そうしてクウカは客室から出ていった

、、、、、、、、、、、、、、

「これからかなり大変になりそうだな」


こうして朝早くから三種族にあい、一部では利害一致の約束をし、

一部では真実を伝え、一部では契約を結んだ呪莉であった

これにより地獄の一週間を迎えることとなることは予想だにもしていなかった

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