第伍話 暴走と帰還
前回甘達はテトから人間の街へ行くための地図をもらった
その帰り道聖魔導教会に所属していると言う彼岸という少女に攻撃を仕掛けられた
その後甘は紫餡がやられかけたところを非難させ彼岸を眠らさせて
鬼人の街へ持ち帰った。そこでシーシャに訪問者がいることが伝えられた
「それで俺に会いたいっていう訪問者がいるって聞いてやってきたらなんだこの惨状は」
{本当にすいません}
数分前、、、、、、、
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「はああ"あ"あ"あ"〜、、、やっぱ自分のベットが最高だ〜
っと、ゆっくりはしてれんな
客人がいるってシーシャが言っていたたからな
だがその前に紫餡に会いに行かなければな」
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療養所、、、、、、、、、
「おお〜い紫餡はいるか〜」
すると目の前から紫餡が走ってき、、、、
『あ、呪莉〜』
「うおっと
急に体当たりすんなよ」
『う"う"、、ざみ"じがっだよ"〜』
「どうした、お前そんな寂しがりやだったか?」
『だって〜、もし呪莉が負けたらどうしようとか
ここまで殺しに来たらどうしようとか
めちゃくちゃ心配したんだもん〜』
「あんな人間に遅れをとるくらい衰えちゃいねーよ
まそれはそうとして今から客人に会ってくるからそろそろ話してくれ」
『ぐすっ、、わかった
行ってらっしゃい』
「ああ、またな」
そして呪莉は診療所を後にし、客室へ足を運んだ
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客室にて、、、、、、、、、、、、、
「、、えーっと、、君が例の客人か?」
辺りを見渡すと棚に
置いてあった本などが散乱していた
{あ、、、すいません!今片付けます}
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そして今に至る、、、、、、
「まあ、それはいいとしてなんのようだ
今俺たちは少し忙しいんだ」
{端的に言いますと私たちの街、龍人街へと来てもらいたいのです
現在わたくしたちの種族である龍人族は獣人族の兎人と戦争状態にあります}
「それで、それをどうしてもらいたいんだ?」
{一緒に戦ってもらいたいのです}
「お断りだ」
{な、、なぜ、、、}
「はあぁ、、、、あのなあ、俺達は私的利益感情に
任せて頼み込むやつになんか手は貸さない
だからと言って見捨てるわけでもない
だが、まだその時ではない
お前達はまだできることがあるのではないか?」
{ああ、、、そうでした、、この度は申し訳ありませんでした
限界まで死ぬ気で頑張らせていただきます}
「ああ、その意気だ
人に頼るな、まずは自分で死ぬ気で頑張れ
どうしようもなくなったら手を貸してやる」
{はい!}
「ああ、、そうだ
一つ聞きたいことがある
どうやって俺のことや居場所を知った」
{それは、"バステト様"から教えていただきました}
「一体どんな内容だ」
{う〜んと、、、そうですね、、、
ほぼ自分の溺愛してる子供を自慢する母親みたいでしたよ}
「たとえばどんな感じだ」
{"呪莉はかっこいいんだぞ〜"とか、"呪莉はなんでも
助けてくれるから困ったことがあったら相談しに行くといいぞ〜"
と言った感じです}
「はあ"あ"あ"あ"あ"〜、、、ほぼ俺のことじゃねーか
余計なことを、、、、」
{その時に住所やお仲間のことを教えてもらった感じです
今では全種族間で話題ですよ
"世界を変える可能性がある全種族の天性者"って}
「ほんと余計なことをしよって」
{すいませんが、ところでバステト様とはどう言ったご関係で?}
「ただの幼馴染みたいなもんだよ」
{そうなのですか?
呪莉様のことを話している時だけ幼馴染以上の
関係かのようなくらい目を輝かせて話していましたよ}
「まあ、ただ仕事に疲れているだけだろう」
{そうゆうものですかね、、、、}
「ああ、そうゆうもんだ」
数分後、、、、、、、、、、、
{では、この度はご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした
今度お会いした時は最大限のおもてなしを行わせていただきます}
「ああ、その時には勝利の宴ができることを祈ってるぞ」
{はい!それでは失礼いたします}
「、、、今度テトにあったら説教だな」
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[ひえっっっ]
テトの友達 (バステトよどうした)
[なんか、今すごい寒気が]
(風邪か?)
[いいやこれは風邪よりもっと恐ろしい下界の殺気に満ちた何か、、、]
(どんなやつか逆に気になるな、、、)
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診療所にて、、、、、、、、、
「紫餡〜そろそろ部屋に帰るぞ〜」
『あ"、、あ"、あ"あ"、、、あ"、、、、』
「、、、、、何が起きた????」
【甘!さっきまでは普通だったんだけど急に悶え出したから
何かと思ったら急に周りを攻撃し始めて、、、」
「何が原因だ、、、、
"全域:気配察知
、、、、、、、、そこかっっ
"怨恨(怨恨):監禁50年の恨み"」
呪莉がその技を放つと何かにあたり、その何かが落ちてきた
それと同時に紫餡が倒れた
「シーシャ、紫餡を頼む」
【わ、分かった」
「さて、、、お前は一体なぜ紫餡を狙った?」
(あ"、、あ"あ"、、、)
その人間から何か四角いものが落ちた
「うん?これは、、、、聖魔導教会証、、、
てことはこいつは聖魔導教会の生徒か」
どこかから音がした
「誰だ、、、って彼岸か」
〔この子に攻撃しないで!
この子は私の友達なの、、〕
「友達ねぇ、、、、こんな状態でもし、お前を殺しにかかったと
しても大人しくお前は殺される覚悟はあるか?」
〔ええ〕
「ならば証明して見せろ」
〔え、、、、〕
「なんだ出来ないのか?」
〔いいえ、、、できるわ〕
そういうと彼岸はその友達だという暴走状態の人間に近づく
〔ねえ、彼岸よ、、、あなたの友達の〕
(あ"、、、、あ"あ"、、、、、あ")
〔、、、!〕
(に"、、、、、げ、、、て、、、、、、!’'
「ほう、、、まさか完全な暴走状態から少し自我を戻せるとは、、、」
その瞬間暴走状態の友達が彼岸に襲いかかったとき、、、、、
「"狂翼:宝石でできた狂乱の翼"
そうして彼岸を救出し、、、
「よくやった!これは拉致した詫びだ受け取れ!
"解除:リリースペイン"」
すると、彼岸の友達は力が抜けたかのように倒れた
〔杈拉!!〕
「安心しろ、こいつは生きてる
だが、、、やはりこいつ何者かに操られていたな、、、」
〔それって一体〕
「まあ、、、予測するにお前達聖魔導教会の内部にいると思われるな」
〔な、なぜそいつはそんなことを〕
「それはまた話すとしよう
で、そろそろ帰らないと教会側も心配するだろう」
〔ええ、そうね
けれどこんな状態じゃ、、、〕
「そこで提案だ
俺たちは近々お前達人間の村へ行くだろう
その時に俺たちを知らないように振る舞ってくれ
あと、その時に少し言っておきたいことがあるから時間を空けといてくれ
それを守ってくれるならお前達を聖魔導教会寮室送ろう」
〔条件をのむわ
ところでどうやって送るのかは聞いていい?〕
「それは企業秘密だ
"転移:座標移動"
/tp higann sara 2096 137 5382」
「これでよし、、、もう午後11時じゃねーか
紫餡を連れて適当に夜ご飯を食べて寝るとするか」
アマイモン"失敗か、、、、、、、、、、、、"
「!!誰だ!!」"魔剣:レーヴァテイン"
咄嗟に呪莉は攻撃を仕掛けたがそこには何もいなかった、、、
「やばそうなやつにも場所がバレてしったようだ」
こうして暴走化状態になっていた紫餡と彼岸の友達を救い、
彼岸達を寮室に帰した呪莉であった。
最後に出てきた悍ましい雰囲気を纏ったあの少年は一体、、、、、