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第参話 表と裏

前回、二人は見事なまでに鬼人と操られていたエルフを助けそのお礼にと

鬼人から衣食住を提供してもらえることとなった。

「うーむ、、、見渡す限りの家はアメリカモデルのログハウスとロウハウスだな」

『確かに』

「そういや、このせかん"ん"、、、この村にはどういった作物があるんだ?」

【ここにはまずこの村から少し離れたところには畑があり、そこでは麦やトウモロコシ、米、大豆、小豆、ごまと言った穀物や大根やにんじん、いもなどもあり、

この村の端あたりに水耕栽培のサラダなどがあります。」

[ふふん、こう言うのは私がしたんだよ。すごいでしょ]

【バ、バステト様!?」

「テトか、また出てきてどうしたんだ」

『テトじゃん!さっきぶりだね〜』

[そうだね〜あ、今回はシーちゃん気絶してな〜い。ちなみにここに寄ったのは

仕事が終わったから帰るついでに寄っただけだよ〜それで言うことないの?]

「あぁ、、ありがとう。お前のおかげで俺たちの衣食住も充実できることが確定した

後、お前のおかげで作物が充実している。えらいぞ」

そう言ってテトを撫でる

[にゃはは〜]

テトは嬉しそうだ

[それじゃ、また困ったことがあったら呼んでくれにゃ]

「あぁ、またな。ヴィシュヌ神にもよろしく言っといてくれ」

『じゃぁね〜』

[うん、またね〜]

そう言ってテトは帰った

「、、、で、だ、、、そんなに驚いてどうしたんだ?

シーシャ」

【いやいや、神と普通に友達感覚で話してるのを見たら驚きますよ」

「そういうもんかなぁ」

『そういうもんなんじゃない?』

【まぁいいです。では続けてこの村についてお話しいたします」

そして数時間後、、、、、

【主な内容はこう言った感じです。それではお二方の宿にお連れします」

数分後、、、

【こちらが宿となります」

「おぉ、、、すげぇ、、、」

『見てみて!このベットバカ広いよ!』

【それではごゆっくり」

「あぁ、ここまでありがとうな」

そして彼女は部屋を出て行った

それから無言の時間が数秒ほど続いた後、、、、

「一旦状況を整理しよう」

『うん』

「まず俺たちはテトの言うとうりここへきたらエルフが鬼人を襲っていた

それを俺たちの手で助けたそこまではいいな」

『そうだね』

「その事件の犯人は驚くべきことに人間であった」

『許せないことだけど、あれはあくまで能力に

溺れてしまったことで起きたことだから、、、』

「あぁ、そのとうりだ。そこでお前に問題だ」

『何?』

「現段階で起きたことに見覚えがないか?ヒントは前世、反乱、不自然な戦争」

『人間に関することで、、前世、、反乱、、、不自然な戦争、、、?、、、

あぁ!人間他種族惨殺事件か!』

「That's right。その事件の時の序章に妙に似ていると思わないか?」

『そう言われれば確かに似てる!?』

「これは俺の推測もとい予想に過ぎないが、今回の出来事は俺たちが知らなかった、

いや知る事のできなかった人間他種族惨殺事件の裏側の一部なのかもしれない」

『というと?』

「つまりこのままこう言ったことが起こるであろうところへ

巡回していくと前世の二の舞を防げるということだ」

『そう言うことか、、と言っても次襲われるのがどこかなんて

そう簡単にわかることじゃないよ?』

「あぁ、そうだ。簡単にはわからない

ならば元手へ行って直接聞けばいい」

『そ、それって、、、』

「そう、お前が思っているとうりだ

人間の住む町へ直接いく」

『そんなこと言ってもどこにあるかなんてわからないよ』

「いいや、一つだけわかる奴がいる。だが、今日は疲れた明日いこう」

『わかった、それじゃもう夜やからおやすみ』

「もうそんな時間か長々とすまんな。おやすみ」

そして俺たちは次の日早朝からその心当たりのある奴の元へとある場所へ行く

『ここは?』

「神霊樹の丘だ」

俺たちは昨日の夜、ご飯を食べるついでにシーシャへ場所を聞き、今日ここへきた

『ここに心当たりのある人がいるの?』

「あぁ、、、もうすぐだ」

そして俺たちは丘の先へとついた

『ん?あれって、、、』

「あぁ、テトだ。おーいテト〜」

[ん?あ、甘だ〜シーちゃんもいる〜今日はどうしたの?]

「少し教えて欲しいことがあってな」

『テトは人間の住んでる街がどこにあるかってわかる?』

[あぁ、わかるよ〜なんせ前世で死んでから甘とシーちゃんが

来るまでここにいたからね〜ところでそれを知って何をするの?

どうせ甘のことだからろくな事じゃないんでしょうけど]

「ああ、その予想は当たってる。今から俺たちは人間の街にカチコミへ行こうと思ってる」

『違うでしょ、事情聴取に行くんでしょ。今回の事件とかにもし、

故意の意思が関わってたら前世の二の舞になるからそれを防ぐために』

[そ、そう言うことならいいよ。でもくれぐれも暴力はしないようにね

あそこにはシヴァとブラハマーさんを信仰してる聖魔導教会があるからね]

「聖魔導教会?」

[そう、いわば強力な神を信仰して一定の試験に合格した者のみに与えられる

魔族攻撃耐性のある制服と対魔族聖剣を持っている強者が集う場所さ]

「それはまた敵にしたくないのが増えたな」

『だね〜たとえ僕たちでもタヒとまではいかなくても瀕タヒくらいにはなるね』

[えぇ、、、そんな強力な剣でもタヒなないなんてどんな耐久性してるのよ

私でもあんなん喰らったら一瞬で存在ごと消されちゃうよ]

「そこまでか、、、」

[そりゃそうでしょ。だって、創造神と破壊神トップが生み出した聖剣だよ]

『矛盾神力聖剣爆誕してる〜』

「たしかに紫餡の言うとうりだそんな矛盾の発生した剣一瞬で砕けないのか?」

[よくはわからないけどその剣の元はヴィシュヌが作ったものだからだと思うよ]

「あぁ、ならその耐久性は納得だな」

『でもそんなに危ないのを持ってる教会があるなら見つからないほうがいいね』

「いいや、あえて言ってみたほうが良さそうだ」

[甘はバカなの!?神すらも恐れる教会よ]

「たぶんなのだが今回のエルフ洗脳襲撃事件のことは鬼人側が

攻撃を仕掛けてきたから対抗したと伝わっているはずだ。

人間は自分が不利になるようにはしたくないだろうからな」

[それは長年の間と予想及び推測ってことでいい?]

「ああ、もちろんだ」

『君の勘や推測は伊達じゃないからね〜』

[はぁ、、、わかったよそう言うことなら教えてあげるよ]

「ありがとう」

[ほんと、決めたことは頑なに曲げないんだから。まぁ、、

そう言うところに惚れたんだけどね(ボソッ)]

「ん?なんか言ったか」

《早く気持ち伝えて付き合えばいいのに》

[なんでもないよ。、、、はい、この地図のここが現在地そして

ここから北に2キロ西に1.5キロ進んだらあるよ]

「ああ、わかったまた今度頼み事があったらここに来る」

[うん、またね〜]

『じゃぁね〜』

こうして人間の町への地図を手に入れた俺たちであったが

まさかあのようなこととなるとはまだ思いもしなかった

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