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第3章「科学的知識」

※「発言など」※【心の声】※[Geegleの音声]※〈無線〉※

   〜『電気の亀裂』調査班〜


 救急車が発車してからしばらくして、コンビニに調査班が到着した。

「目標物確認、サンプル採取」そうして調査班は、空中にある電流とおぼしきものが亀裂の形をしている物(電気の亀裂)の写真を撮ったり、試験官などに入れたりしていた。

「よし、今回は伝達が早かったからサンプルの採取ができたな。」

「あぁ、大野さんの事故現場に現れたのを始まりとし、横山さん、藤岡さん、などの現場にも現れたらしいが、どの現場も到着した頃にはすでに無くなっていたからな。その時点では見つけた人の撮った写真ぐらいしか情報がない状態だったが、これでやっと原因究明が出来そうだな」

<至急至急、警視庁より各局、渋谷スクランブル交差点で交通事故発生、重症者多数、電気の亀裂の目撃情報あり、付近の警官は現場に急行せよ>

「スクランブル交差点でも電気の亀裂か、これは徹夜してでも原因を突き止めるしかないみたいだな。」

「これは警視庁帰ったら忙しくなりそうだ。」


 【ようおは、なのかな?昨日は確か午後一時頃に寝たから十二時間寝たとしても深夜一時ってことになるから、今何時なんだ?】

[二十四時頃と推定]

【まさに真夜中じゃん】

【そうだ、何か魔法使って体力切れで寝れば筋トレ効果と時間調整ができて一石二鳥だ。よし、やろう。】

【とりあえず錬金魔法ができる前提で話を始めてたから錬金魔法を使うとして、何を作るとするか、和明も銃作ってたみたいだし、銃を作るとするか、】

【銃を作るためにはまず火薬が必要だな。記憶では火薬は密閉された空間で燃え続けることにより、ガスが発生する。個体が気体になるということは、体積が増えるということなので、その空間の外向きに力が加わるから爆発するっていう原理だったはず。だからまずは、燃える元の炭の粉末と密閉空間で燃え続けるための酸素だが、本来は酸素を発生させる酸化剤を入れるらしいが、酸化剤なんて知らねぇ】

【そういえば、昨日の魔法を解析した情報から、(情報源は竜巻生成実験である。笑)おそらく魔法原子から魔法原子へと情報が伝わって、電流みたいに伝えるごとに消耗して、最終的に情報が伝わらなくなるまで続くと思われるんだが、その情報を送信できるのは人以外ないのか、魔法を発動させずに情報を伝えることはできないのか、という分析すべき事柄もあるが、魔法を発動させずに魔法原子を通せば良いのだから、魔法原子の電子が動けないようにすると、そのためには魔法原子をどうしの密度を高めることで電子が動けなくする。密度を高くするということは固体にするに近いかな?・・・】

【よし、とりあえずやってみよう。魔法原子を魔法原子のまま動かせば良いと思うが、風魔法同様直線にしか動かせないだろうから、魔法原子固体の型みたいなのを作ってっと、ここに魔法原子のみを押し込めれば、できるはず。】

【多数の原子核に大量の電子、一応、二つの原子核が重なって一つの原子核にはならないように、移動して満員電車状態にまで押し込めて、個体として見えるまでに。っと、さてさて、どうかな?】

【オッケーィ!まだ原子が確定していないからか、色が虹色だが、(魔法原子の特性的にこうなるだろうと予想しイメージした影響もある気がするが、)まー、どうでも良いか。問題は主目的の情報(魔法信号)を送れるかだな。】

【型から外して、手に当てて風魔法を使うっと、】

【ちょっと風が強くないか?だが、見た感じ穴が貫通してたりは、・・・貫通はしてないが魔法が出た側がへこんでるし、だがしかし、貫通していないということは魔法を発動せずに、情報だけうを伝えられたのでは?よし。とりあえず補強するか、っとっと?】

【へこんでるところに魔法原子を操作して修復しようとしたらへこんでいたのがなくなっていったぞ?情報求む】

[アクト受諾・回答]

[魔法原子の操作(魔法の発動)を検知]

【修復を思い浮かべたから魔法が発動したのか?それだけでは発動しなかったはずだが、】

[魔法原子固体に触れていたため、魔法が過剰反応したと推測。]

【特定の魔法と修復以外の魔法発動を抑制できないかなぁ】

【これは庭じゃないと検証できなさそうだな。よし、今回は魔法固体(魔法石)を量産して寝るか〜】

【ポンッポンッポンッ、よーしもう疲れたー。これで筋トレ効果かな?魔法石は枕の下に隠してっと、じゃあ寝よう!】

「【Zzz Zzz】」

軍が寝た後、偶然起きて軍の行動を密かに見ていた幸一は余計なことに首を突っ込むのであった。

「枕の下に何か入れていたな。どれどれ?あったこれか、何だこれ?直方体のようだが、虹色だ」

「確か風魔法をっ・・・!」

「軍が風魔法を使っていたのを思い出していただけなのに風魔法が発動したぞ?それにへこんでいる。あまりいじらない方が良さそうだな。戻しておこう。」


   〜警視庁「科学捜査研究所(科捜研)」〜


 「コンビニ強盗の被害者の松澤さんも、手首を切られたのが致命傷ですが、脳死もしていた模様です。」

「やはり、電気の亀裂が出現した現場の被害者は致命傷に加えて脳死もしているのか、」

「電気の亀裂と脳死が同時に起きるのは確定的だな。重要なのは、謎の脳死が起きたから、電気の亀裂が発生したのか、電気の亀裂が出現したから脳死したのかだな。」

「よし、まずは電気の亀裂が見た目通り電流があるのかを試すか」

「検流計、電流あり、電気の亀裂消滅しました。」

「空中に電流が滞留していたのか?空中にあった電流を回路内に持ち込んだから空中からなくなったというところだろう。」

「では、次に電気の亀裂調査用に仕入れたという原子が見える顕微鏡で確認してみよう。」

「確か、ソウサガタプローブ顕微鏡の一種なんでしたっけ?」

「あぁ、そうだったと思うぞ。」

「絶対分かってないですよね。」

「そぉ〜んなことぉないぞぉ!」

「・・・」

「あれ?」

「どうしたんだ」

「いえ、電気の亀裂と思われる電子も原子核も見つけたのですが、原子核が電子と結び付いていない無いんですよ。」

「原子核と電子が結びついていないってことは、放射線ってことか?放射線だとしたら電気の亀裂が出現したから脳死したというのが妥当そうだな。」

「しかし、これが放射線だとすると、空中で止まっているのがおかしいんですよ。まるで、放射性物質なしに発生しているような」

「放射線なのにか?」

「しかも、電流が流れてもいるのでさらに謎なんですよ。」

しばらくその場の全員が考え込んだ。そこに頭脳は賢いが、考えることが他の人と違うタイプの人が割って入った。

「やはり、この電気の亀裂はこの世界以外からやってきたんだ。」

「またこの話かよ、世界が二つあるとして、どうしてこの世界に干渉できるんだ?」

「言い切れはしないが、」

「言い切れないんだろ?やっぱり机上の空論じゃないかよ」

「机上の空論ではない!私たちはこの世界しか見ていないから向こう側の世界がどのような状況なのかいというのは推測を重ねる物なんだよ。」

「推測は所詮、推測にしか過ぎないんだ。今、やるべきことはこの電気の亀裂を科学的に証明することなんだよ!」

「はいはい、そこらへんで電気の亀裂の調査に戻ってくださいな。」

「科学的な話はこれ以上進めないんだよ!じここからは推測の世界に入る必要があるんだ!」

こうして止めに入った人もいたが、案外正論な反論をされて、手に負えないと判断し、傍観することにしたのであった。

「科学の世界はトライアンドエラー、挑戦と失敗なんだ、色々な方法で分析しなければわかる物も分からないだろう!」

「それは、あてずっぽうに機器を使って『調査』を騙るための言い訳と言うんだ!科学は推測による仮説から始まるんだ!」

「では、その仮説とやらを言ってみろよ!それを科学で証明できるならな!」

「あぁ、言うよ!前提としては、その世界が不安定であるということだ。その中でも、自然の状態で不安定か、生物の故意に関係なく不安定になるか、知的生物が人為的に不安定にしているかだ!」

「それらの仮定は証明できるのか?証明できないだろう!」


 「それって、一見意味不なこと言っている奴が正しいやつやん。」

【?また寝言か、なんかサイエンスフィクション系の鉄板に近い会話を夢で見ていた気がする。さて、現実の話に戻ってっと、今日の親は、】

【父だけ居るみたいだな。まだ、寝ているようだ。っていうことはさっきの寝言は聞かれていないんだな。】

【あっそうだ、錬金魔法を使えばなんか機械も作れるのでは?】

【うーん、なんかかっこいい兼便利な移動手段思いつかないかなぁ】

[小型の戦車を提案]

【そうか、兵器も作れるのか、じゃあ戦車作るしかないやろ】

【まずは車体のイメージを固めて、座る場所を付け足して、エンジンはモーターにするか、電気魔法の実験はまだしていないが、磁石と電磁石でクルクル回すのも理解しているし、回路に電流を流すくらいならできるだろう。砲塔は銃弾の開発完了したら使えるように改造しやすくしておこう。】

【よし、これでイメージは完璧だな。でも、どうやって座るのかという問題があるんだよな〜、赤ちゃんなのだるい。これは補強するスタイルで行くか。関節の部分をどうするか思い浮かばないから、曲がらない設計でもなんとかなるだろうから首と腕と脚を固定するやつをつけて、これで風魔法で無理矢理起き上がらせて、四足歩行になれば布団が風の犠牲になったが、これは父に任せよう。】

【では、戦車組み立てー、そして乗り込むー。座席も安定してるし、大丈夫!(たぶん)】

【えーっと、今の状態だと、座りにくいから寝そべる感じでいいか】

【左モーターと右モーターに接続っと、これで両方を同じ速さで動かして前進だな。曲がるのも速度変えればできるし、完璧な設計だな。】

【ということで、レッツゴー、そのままの勢いで行こうとしたのに、扉が邪魔すぎ、扉開けてっと、これであとは庭に直進するだけだ。(再度)レッツゴー】

幸一は軍が風魔法で起き上がった時に起きていたが、こっそり様子を見ていたのであった。

「あれはなんだ?それに、錬金魔法が使えるのか?ということは、やはり・・・」

そんなことには気づいていなかった軍はちょうど庭に到着した。


 【魔法使う上で腕のやつ邪魔だから外してっと、よし、まずは電気魔法だな】

【電子が電圧を伝えて電流へ、雷のように、高電圧がであれば空気中も通過する、それの正式名称は放電】

「よし!完璧やん!」

【次は物体から魔法原子に戻す電気魔法の応用だな、これで和明を越すんだからめっちゃ重要事項なんだよな。的は錬金魔法で作ってっと、これで準備完了だな】

【電子を直接ぶつけて、原子核と切り離す、原子核にもぶつけて、最小サイズにまで小さくする】

【的は消えたが、魔法原子になったかな?】

[魔法原子への変化を確認]

【勝ったな(鼻で笑う)】

【よっしゃ、この時点で和明に勝ったぞぉー!(単純に喜ぶ)】

【てか、腹減った〜、そういえば昨夜は二度寝したから全然食事してないやん。何か食べるか、やっぱ朝はパンかなってことで錬金魔法を使って食べるか、CM思い浮かべればできるだろ(笑)】

【中はふわっ、外はカリッと食感のなんとかかんとか食パン】

【お、できた(笑)、この食パンの名称は忘れたけどCMのやつは思い浮かべられたな】

【トースターとかはないけど、思い浮かべたのがトーストされた状態だからトーストされた状態で出てきたのか、まぁ、いただきますっと】

【ごちそうさまー、朝食分だけだからまだ空腹だが、そろそろ昼食になるだろ】

「あ、軍、ここにいたのか」

【ほら来た。昼食だなこれは、】

「昼ごはんの時間だぞー」

「把握ー」

【小型戦車の設計図も覚えたし、魔法原子に戻すか、】

「⁈」

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