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極光  作者: 松殿
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地区大会編

25世紀世界は気候変動により寒冷化した…夏は長くて3か月あとはほぼ雪に覆われる季節…。

これが毎年続く…。

そんな中、運動不足解消するために世界ではスキー競技が今では主流となっている。その中でプロのスキー選手たちは人々の注目を集めていた。

小、中、高校生徒たちの間でも大規模な大会が行われ、将来プロになるための成績を残すべく各学校のスキー部員たちが日々研鑽と努力していた。

ある者は常に成功し、ある者は挫折を、そして恋と、そんな少年少女たちの戦いが今始まろうとしていた……。



~出合い~

何回やってもうまく出来ない、、コーチに怒られ、嫌になった私はとっさにはしりだす。

走って、走って、はぁ、はぁ、息が苦しくなるまで坂道を下った。何処まで来たんだろう。

何も考えず走り続け、暗い道ヒラヒラと雪が舞始めていた。

雪が降っていたからなのかなれている個の気温なのに肌がいつも以上にひんやりと感じる。

辺りを見渡し不安になる。

目にたまった涙をぬぐい、もう一度辺りを見渡すと霞んでいたが灯りがポツンと見えた。

急に激しく吹雪く雪、防寒具を着ずにここまで来たせいか手足は今にも氷つく勢いだった。

しかし私は灯りが見える所にゆっくりと歩いた。

着くとそこは古びた建物と電灯の灯りがあるだけだった。

何か書いてあるけど私は読めなかった。

階段を登り古びた建物を抜け辺りを見渡すとレールがしいてあった。

「ここは駅か…。」

ポタポタと服から雫がおちる。

暗い待合所の中の椅子に座り、雪の勢いが強くなる。雪の勢いが強くなるに連れて私の視野がぼやけ初め…。

「痛…」椅子からおち仰向けに転がり天井がうっすら見えた。寝ぼけていた私は、最初ここが何処か分からかった。

(服、びしゃびしゃ。あ、私は駅にいたのか)姿勢をただそうと起き上がろうとした時、ふらっとして転んでしまった。

すると急に体がひどい悪寒に襲われ、体がふるえた。

助けを求めようと震える体を何とか抑え、入り口まで這いつくばりたどり着く。しかし、雪は先ほどと変わらずの強さで降り続いていた。

最後の力で動いたが、私は絶望したのかその場で倒れてしまった。

今日はクリスマスイブ、学校はいつも以上に浮かれている雰囲気を醸し出していた。

普段はぼっちなのは特段と気にしないのだが今日はそうはいっていられなかった。

そうは言っても、浮かれすぎな教室は嫌な気分にされるものだ。

放課後になる。日の入りが早いせいか辺りはすっかり暗くなっている。

雪もチラチラ降ってきている。早く帰らないと雪が酷くなることを携帯の予報アプリで確認し、この雰囲気から逃げ出したい気分でもあるので急ぎ足でさっと教室から下駄箱へ向かった。

校舎から駅は道路を挟んだ向かいにあり便利である

急いでた甲斐があり早めの電車に乗ることが出来た。

間もなく発車致します。というアナウンスが鳴り電車は動き始める。

窓際の席に座り窓の外を眺める。そこは一面とクリスマスで飾られた風景が流れていた。

とても憂鬱な気分になった。

だんだんと町の灯りが消えてゆく頃にはすっかり雪が車窓に強く当たるのが見えた。

天気予報当たってないな…と脳裏で呟き、流れる風景をただ冷たい目線で眺めていた。

電車が最後の駅に着く頃にはいつもの風景。

そこは弱々しい灯りが一つ灯されているだけだった。

天気予報はだいぶ速まり雪がモサモサ降り注ぐ。

迎えの連絡を入れたが今手が離せない状態だと言われ仕方がなく歩いて帰る事にし、駅舎の中に入ると、、。

ひ、人が倒れている。 少し驚いた俺は慌てて携帯の電気をつけ照らした。

すると、金髪のセミロングヘアの女の子が横たわっていた。。。

よりによって女子かよっと思った俺は、、でもいつまでもこのままにしておく分けにも行かないと思った俺は心の中でごめんなさいと言い。うつ伏せの彼女をとりあえず近くのベンチに仰向けに寝かせた。顔は赤く、はぁはぁと荒い息を吐いていた。

故意ではないがこれは人命のためと額に手を当てると熱い、これはひどい熱だと思った俺は、周りに人が居ないか見渡す。

しかし、こんなひどい雪で出回ってる人は居ないか、、。救急車を呼ぶにもこんな状況では2時間かかるだろうとやめ

深深と降り積もる雪は先程よりも酷くなって来て要るように感じた。

ハァハァと先程よりも荒くなっている様に見えた俺は、とりあえず急いで家に運ぶ事にした。


なるべく日を開けずに投稿していきたいと思います

よろしくお願いいたします。

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