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under 500

going happy-end love-story

女の人って、何でこんなに可愛いのだろうか


みんなが可愛すぎて、ひとりに絞り切れない


今一緒にいる女性も、身体中がプニプニしていて可愛い


不意に前から見覚えのある女性が歩いてきて、ついプニプニから手を離した


理由を説明する前に、硬い手のひらが頬を直撃した


一番可愛くて、一番大好きな女性は、小走りでその場を立ち去っていった


プニプニしている女性も背中を向けて、すぐに去ってしまった


自動車が横を走り抜け、大きな音と共に飛沫が舞い、それを思い切り浴びた


先程のお店で、財布を置き忘れたことに気が付いた


一人でいることが寂しくなり、とりあえずポケットからスマホを取り出した


手が滑り、スマホはアスファルトに打ち付けられた


すぐに拾おうと近づいたが、誤って蹴飛ばし、スマホは道路へと出てしまった


そして無惨な音と割れたスマホをハッキリと、この身体は捉えていた


そこへ空からなま温かいものが降ってきて、モヤモヤは倍増した


肩を落として歩いていると、店員らしき人が、忘れてきた財布らしきものを小脇に抱えて走ってきていて、なま暖かさを洗い流すように突然降り出した雨に濡れながら、必死でこちらに向かう女性の姿に、人生一番のトキメキを覚えた

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